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グリチルリチン酸2kの副作用とは?薬や化粧品を確認!

健康 この記事は約 4 分で読めます。

美肌効果が高くニキビケアに有効な成分に、グリチルリチン酸2kがありますが、副作用のリスクがあると聞いたことがありませんか。

確かに副作用はあるのですが、その性質と特性を知ってしまえば、必要以上に恐れる必要はありませんよ。

今回はグリチルリチン酸2kについて正しい知識を身につけていきましょう。

グリチルリチン酸2kの副作用

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グリチルリチン酸2kは、医者が処方するニキビ治療薬にも使われていたり、漢方にも使用されている成分です。

また美容にも効果があるため、石鹸やシャンプー、化粧品などにも使用されています。

ただ、体内に取り入れる場合は、服用量が1日に40mgを越えてしまうと、偽アルドステロン症という副作用の症状が起きる可能性があります。

なお、肌に塗布する化粧品の含有量は100gあたり0.5%未満と、薬事法で定められている成分でもあります。

使用量を守ることが大切!

つまり、使用量をきちんと守ることが大切ということですね。

効果と副作用はセットになっていることが多いですから、しっかりと定められた使用方法を守りましょうね。

なお、日本で販売されている化粧品は、薬事法をクリアしているものばかりですから、基本的には心配しなくても大丈夫ですよ。

どんな症状が起きるの?

一言で説明すると、ステロイドに似た効果と副作用を持つのが、グリチルリチン酸2kという成分です。

ただ、敏感肌や乾燥肌の人にも優しい成分なので、その効果は後述しますね。

過剰摂取した場合は、このような副作用の初期症状が見られます。

・手足のしびれやむくみ

・頭痛

・吐き気

・麻痺

ひどい場合には意識がなくなったり、体を動かすと息苦しさを感じたり、赤褐色の尿が出たりします。

ですから、使用量を正しく守って使うことが大切なのです。

ちなみにこの副作用は、服用したときに起こる症状ですから、肌に付ける化粧品の場合であれば基本的に心配しなくて大丈夫です。

植物由来の天然成分

グリチルリチン酸2kは天草という植物から抽出される成分で、正式にはグリチルリチン酸ジカリウムという名前です。

植物由来の天然成分で、比較的安心して使える成分でもあります。

合成界面活性剤や合成ポリマーなどの添加物を肌に塗り続けるよりは、肌にいいと感じる方も多いですよね。

健康にも美容にも効果がある

グリチルリチン酸2kは敏感肌用の化粧品によく配合されているのですが、それは以下のような効果があるからです。

・抗炎症作用

・抗アレルギー作用

・ステロイド剤の代用品としての効果

一番の特徴は、抗炎症作用があることで、荒れがちな皮膚の炎症を抑えてくれる効果があります。

これが敏感肌の方に支持されている一番の理由です。

にきびの炎症も抑えてくれますので、にきびができにくい肌に整えてくれる効果が期待できますよ。

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さらに、抗アレルギー作用があるので、アレルギーを持っている方にとっても安心して使えるのが嬉しいですね。

なお、化粧品や石鹸やシャンプーで使用する分には、副作用の心配はしなくても大丈夫ですが、口内炎の炎症を治す薬や、風邪薬など薬にも幅広く使用されていますので、知らずに大量摂取するのを防ぐには、医者に相談するようにしましょう。

まとめ

グリチルリチン酸2kの副作用については、使用量をちゃんと守っていれば、基本的に心配する必要はないんですね。

でも、免疫疾患がある方もいますし、体質は人によって異なります。

どんな人にも必ず効果がある万能薬みたいなものはないので、化粧品にしても薬にしてもいろいろと試す必要があるわけですよね。

ちなみに、できるだけリスクを避けたい場合は、同じ化粧品ばかりを使い続けないようにすることがコツです。

後から自分にとって良くなかったと分かった場合でも、長期間使い続けていなければ悪影響が少なくて済みます。

グリチルリチン酸2kは様々なところで使用されている成分ですので、副作用や効果については、ぜひ覚えておきましょうね。

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