こんにゃくのカロリーと栄養がすごい！ダイエットに効果も？
こんにゃくの栄養やカロリーなどを見ると、ダイエット食品としても人気を集める理由がよくわかります。
美味しくて栄養があるだけでなく、続けやすくてお金もかからない点が、こんにゃく食品の人気を後押ししていますね。
ただし食べ過ぎには注意が必要な理由もあります。
こんにゃくの栄養やカロリー、そしてダイエットなどの美容効果について順番にご紹介していきましょう。
この記事の目次
こんにゃくのカロリーと栄養価は？
こんにゃくには、「生こんにゃく芋」と「こんにゃく粉」を使ったもの、２種類あります。
生こんにゃく芋を使ったものは色が黒っぽく、こんにゃく粉のほうは白色をしています。
それぞれ、カロリーや栄養も異なります。
栄養価について特筆すべきことは、どちらのこんにゃくもカルシウムと食物繊維が豊富に含まれているということです。
生芋から作られる黒こんにゃく
生芋からこんにゃくを作る場合は、芋の皮が入ってしまうため、黒っぽい色が付いていました。
ただ最近は、黒こんにゃくも、こんにゃく粉から作り、ひじきなどで色づけをすることもあります。
カロリー
100gあたり7kcal
栄養素
たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビオチン
（※カルシウム：100gあたり68mg、食物繊維：100gあたり3.0g）
こんにゃく粉から作られる白こんにゃく
カロリー
100ｇあたり5kcal
栄養素
たんぱく質、炭水化物、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、葉酸、ビオチン
（※カルシウム：100gあたり43mg、食物繊維：100gあたり2.2g）
こんにゃくを食べてほしい、３つの理由
こんにゃくの栄養とカロリーをまとめると、下記の３つに要約できます。
・低カロリー
・食物繊維が豊富
・腹持ちがよい
こんにゃくに含まれる食物繊維は、腸の調子を整えてくれるために、便秘予防効果が期待できます。
そして、腸が健康になると免疫力もアップしますので、美肌にも効果が期待できますね。
こんにゃくは低カロリーで腸の健康を維持するために、とても有効な食べ物です。
ダイエット目的だけではなく、健康維持のためにも、ぜひ普段から取り入れたいですね。
◯腹持ちが良いのはなぜ？
こんにゃくは腹もちがよいとされていますが、それはこんにゃくに含まれている主成分の「グルコマンナン」の働きによるものです。
グルコマンナンは、食物繊維がお腹の中に入ると、水溶性のため膨張します。
そのため、満腹感が生まれ、食べ過ぎの防止につながるのです。
さらに、グルコマンナンは、一緒に食べたものを胃の中で消化させないように働いてくれますので、糖尿病や高脂血症も予防する効果があります。
こんにゃくダイエットの方法
さて、こんにゃくにダイエット効果があることがわかったところで、具体的なダイエット方法をご紹介しましょう。
１）置き換えダイエット
毎日の３食の食事の１食を、こんにゃく、またはこんにゃくで作られた食品を食べる。
こんにゃくで作られたダイエット食品には、下記のようなものがあります。
・こんにゃくラーメン
・こんにゃくパスタ
・こんにゃくうどん
・こんにゃく冷やし中華
・こんにゃく焼きそば
・こんにゃくご飯
２）食前にこんにゃくを食べる
こんにゃくをメインの食事の前に食べておくと、ある程度の満腹感が出ることで、食べすぎの防止につながります。
食事のときにこんにゃくのおかずから食べ始めるだけでも、効果が期待できますね。
３）おやつをこんにゃくスナックに替える
健康のために効果があることから、おやつにもこんにゃくが使われています。
・こんにゃくサイダー
・こんにゃくせんべい
・飲むこんにゃく
・こんにゃくチップ
・こんにゃくゼリー
他にもいろんなこんにゃくおやつが販売されていますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
ダイエット以外にもこんな効果が！
こんにゃくの栄養は、ダイエット以外にもさまざまな効能を発揮してくれます。
美肌効果
美しい肌を守るには、なんと言っても保湿が大切ですね。実は、こんにゃくには、セラミドと呼ばれる肌の保湿効果のある成分が含まれています。
便秘予防
こんにゃくには、グルコマンナンと呼ばれる非水溶性の食物繊維が含まれています。これが便通を促進させ、腸内に蓄積した有害物質を外に排出する働きもします。
糖尿病予防
糖分や塩分を小腸にいきわたる量を減少させますので、糖尿病の予防となります。
ガン予防
腸内環境を整えて、常に有害物質を排出させる働きがありますので、大腸がんを予防できます。
こんにゃくの注意点
こんにゃくは、美容と健康に確かに有益な効果をもたらしてくれますが、食べすぎには注意が必要です。
理由は、コンニャクに含まれているグルコマンナンですが、食べ過ぎると下痢を起こすことがあります。
一日の適量は、4～5gとされています。
もし、この規定以上の量を摂って下痢になってしまうと、有益なほかのビタミン等の栄養素の吸収を阻害することになりますので、気をつけなければなりません。
白ご飯の栄養も気をつけよう
こんにゃくがいくら体に良いからといっても、毎日食べ続けるものではありませんが、主食の白ご飯は毎日食べるものです。
しかし、その白ご飯の栄養について、意外と知らない人が多いのです。
これはもったいないです。
ちょっとの工夫で白ご飯の栄養を倍増することができますので、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
こんにゃくは、その栄養価やカロリーを見て分かるように、美容や健康、またダイエットにも効能が得られるスーパー食品です。
健康維持のためにもぜひ食事に取り入れていきたいですね。
健康のためにダイエットに取り組みたい、という方にはピッタリの食べ物です。
食べ方もそんなに凝った料理にする必要はありませんし、手軽に食べられますしね。
おいしいこんにゃく食もたくさん販売されているので、お気に入りをぜひ探してみて下さいね。
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家族の健康維持に役立つ食べ物はたくさんあります。知っておけば自分の美容だけでなく、子供の健康にも役に立ちますよ。