1. TOP
  2. 健康
  3. 内臓脂肪レベルの落とし方は、皮下脂肪よりも簡単?男女の違いとは!

内臓脂肪レベルの落とし方は、皮下脂肪よりも簡単?男女の違いとは!

健康 この記事は約 7 分で読めます。

見えないところにいつの間にかついてしまうのが、内臓脂肪の怖いところですよね。

ぽっこりお腹のように、見える部分であればまだ意識しやすいですが、見えない部分につくので見落としがちです。

『血液中の中性脂肪を減らす方法』でもお話したように、見えない脂肪こそ注意が必要なんです。

でも、実は、内臓脂肪を落とし方って、それほど難しくありません。

むしろ、意外とカンタンに落とすことができる部分なんですよ。

内臓脂肪レベルが高いと、健康を害する可能性が高くなるので、ぜひ意識して頂きたいと思います!

内臓脂肪レベルを計測しよう

098749

体の状態を把握するためには、体重だけではなく、

体脂肪率内蔵脂肪レベル皮下脂肪率基礎代謝

などを計測できる体重体組成計を使うのがオススメです。

毎日の内臓脂肪レベルを数値にして把握することで、嫌でも意識しますよね。

家計簿と同じで、記録を付けることが内臓脂肪レベルを落とすための第一歩になります。

なお、内臓脂肪レベルは年齢性別によって平均値が変わってきます。

内臓脂肪レベルの平均値を、男女の年齢別に紹介!

男性の場合

20代 レベル6
30代 レベル8
40代 レベル9
50代 レベル10
60代 レベル12

女性の場合

20代 レベル3
30代 レベル5
40代 レベル4
50代 レベル7
60代 レベル6.5

これは年齢別の平均値ですが、男性の方が内臓脂肪がつきやすいことが一目瞭然ですね。

男性の方が内蔵レベルが高い理由は、内臓脂肪を溜めるのには、男性ホルモンが関係していることにあります。

また、男性の方が女性に比べると、仕事で飲みに行ったり、若い頃にスポーツをしていた食生活のままだったりする人が多いことも要因かもしれませんね。

内臓脂肪レベルは、見た目には見えてこない数値ですから、注意が必要です。

自覚さえすれば、皮下脂肪よりも落としやすく、苦労も少ないんですけどね!

内臓脂肪の落とし方~食生活篇~

naizoushi_1

内臓脂肪を落とすなら、まず一番先に考えなければならないことは、食生活の改善です。

食生活が高脂肪のものを多く食べている場合は、いくらダイエットをしても、さらに内臓脂肪が増えてきます。

次のことに気をつけて、今の食生活を振り返って、改善点を考えてみましょう。

脂っこいものを控え目にする
肉や魚の前に野菜を食事前に食べる
・食べる時はよく噛むようにする
・朝と昼はきちんと食べても、夕食は少し控えめに
間食を控えめにする

このような基本を抑えた上で、是非とも知っておきたい食生活のノウハウを紹介します。

その1)酢を摂る

酢には、糖の吸収を抑えることができ、食後の血糖値の上昇を和らげる作用があります。

血糖値が急に上がることは、脂肪を作る条件を整えてしまうため、内臓脂肪が作られるのを予防する効果が期待できるんですね。

さらに、内臓脂肪を燃焼させる作用もありますし、美容にも有効です。

ぜひ日常的に意識して取り入れたいですね。

その2)食物繊維を意識して摂る

水溶性の食物繊維を食事の最初に食べることで、糖や脂質の吸収をゆるやかにしてくれる役目を果たします。

こんぶ、わかめ、こんにゃく、きのこ、などにたくさん含まれていますよ。

不溶性の食物繊維は便通を促進してくれる効果と、満腹感を得られる効果がありますので、食べ過ぎの予防にも役立ちます。

その3)よく噛む

実は、何度も噛むことで、ヒスタミンが分泌され、内臓脂肪が分解されやすくなることが分かっています。

噛めば噛むほどに内臓脂肪を減らすことができると知れば、今日の食事から変わってきますね。

また、満腹中枢も刺激されますので、そもそもの食べ過ぎを防止することもできますよ。

内蔵脂肪の落とし方~運動篇~

食事の改善をした上で、エクササイズを生活に加えてみましょう。

ただし、エクササイズも習慣化しないと効果が半減しますので、出来るだけお手軽に出来る方法を取り入れるようにします。

息切れしない、鼻歌が歌える程度の運動で効果があるんですよ!

◯運動で脂肪が燃焼するメカニズム

有酸素運動を行うと、筋肉は血中や肝臓に蓄えられている糖質をエネルギーとして消費していきます。

それから、やっと脂肪が燃焼される順番になります。

ですから、15分~20分続ける運動をした方がいいと言われているんですね。

脂肪を燃焼するまでの時間を短縮させたり、効率よく燃焼させるコツがあります。

◯運動をする時の2つのコツ

naizoushi_3

1、空腹時に行う

エクササイズを行う場合は、なるべく空腹時に行うのがお勧めです。それは、空腹時に内臓脂肪をエネルギー源として使われやすいからです。

2、運動前にカプサイシンを摂る

脂肪分解酵素(リパーゼ)を活性化する働きがあるため、脂肪が燃焼するまでの時間を短縮させる効果が期待できます。

血行促進や新陳代謝促進の効果もありますので、ダイエットをするにも役立ちますね。

なお、1日の目安の摂取量は6mgです。サプリメントを使用する時は、用法用量を守って摂取するようにしましょう。

内臓脂肪と皮下脂肪は違う!

abura_suteru

どちらも体につく脂肪には変りありませんが、内臓のまわりにつくのは内臓脂肪、そして皮膚のすぐ下につくのは、皮下脂肪です。

ですから、表向き太っているわけでもないけれど、生活習慣病の疑いがある場合、内臓のまわりに脂肪が蓄積されている可能性があります。

病気の危険性があるのは、内臓脂肪のほうなんですね。

○どんな病気の原因になる?

内臓脂肪には生理的活性物質が存在しています。

この影響で「」「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」などの原因につながります。

もっと重くなると「動脈硬化」となり、「心筋梗塞」「脳梗塞」にかかりやすくなります。

その他、さらに深刻化すると、他の病気と合併症などが起こってくることもありますので、単にお腹ぽっこりになるだけというわけではありません。

○内臓脂肪は落ちやすいの?

内臓脂肪は、食べ過ぎるとすぐついてしまうのですが、ちょっとした対処をすれば、すぐに落ちるのも大きな特徴です。

自分のお腹を見て、ちょっとぽっこりしてきたら、即座にちょっとした努力をすれば、簡単に落とすことができるのですよ。

ここで注目したいのが、“ちょっとした努力”ですよね。

やはり、いくら「つきやすい、でも落ちやすい」と言っても、何の対処もせずにいれば、そのままお腹のぽっこりは解消しません。

内臓脂肪レベルの記録を毎日取ることが、ちょっとした努力を続ける原動力になりますよ。

関連記事 中性脂肪を減らすには体質改善から!メタボが家計を圧迫するって知ってた?

まとめ

meyani_top

内臓脂肪は、偏った生活習慣のまま過ごしていると、どんどん蓄積されていきます。

そして、そのまま溜まっていった結果、致命的な病気につながります。

それらを予防するには、毎日のちょっとした心がけが重要です。

内臓脂肪は皮下脂肪よりもつきやすいけれど、落ちやすいのです。

食生活も運動も、今の生活の中でちょっと意識するところから始めてみると、それだけで効果があらわれるはずですよ。

家族の幸せは健康な生活が支えてくれるものですから、ぜひ意識して行きたいものですね!

中性脂肪を下げるにはどうする?

中性脂肪を下げる!食事・飲み物・サプリの人気記事まとめ

中性脂肪を落とすための人気記事をまとめました。まずはこちらから。

運動はウォーキングがオススメの理由!

30分ウォーキングのカロリー消費量とは!なぜ朝がオススメ?

食生活は意外と簡単に改善できる!

もやしの栄養がすごい!10の健康効果を知ってる?

こんにゃくのカロリーと栄養がすごい!ダイエットに効果も?

夜キャベツダイエットは成功率93%?栄養をしっかり摂るのがコツ!

健康維持のためには、運動と食生活の改善が欠かせません。簡単に始めることができる方法を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

関連記事

  • インフルエンザでもお風呂に入れる!?6つの注意点とは?

  • 中性脂肪は食後に値がどう推移する?急激な場合は注意して!

  • 中性脂肪が低いと抜け毛になる?効果的な対策とは!

  • 花粉症の目薬は処方薬がいい?市販薬でも効果はある?

  • 重曹うがいの正しいやり方とは?頻度にも注意が必要!

  • 夜キャベツダイエットは成功率93%?栄養をしっかり摂るのがコツ!