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子供の集中力は親次第!幼児期に一緒に遊ぶのがなぜ大切なの?

育児 この記事は約 8 分で読めます。

「集中力のある子とない子、どちらに育てたい?」

こう聞かれて集中力のない子供にしたいと思う親はいませんよね。

大人になってからの集中力トレーニングもあるように、集中力とは生まれ持った才能ではなく、後から伸ばすことができる才能です。

一般的に集中力の土台は、7歳くらいまでの幼児期に養われるとされています。

ここでは幼児期の子供のために、集中力をつけるにはどうしたらいいか、ポイントを紹介します。

子供の集中力をつけるには片付けから!

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まずは、集中力がなくなる原因を排除し部屋の掃除と整理整頓をすることです。

これだけで集中力が伸びたと実感する親御さんは多いのです。

でも、子供の玩具も明日も遊ぶからそのままに、としてしまいがちなんですよね。

子供の集中力をつけるために、面倒くさがることなく、ちゃんと片づけするようにしましょう。

○一緒に遊ぶと受験にも有利?

幼児期に一緒に遊ぶことに重点を置いた子供は、中学受験で難関校を突破する確率があがるというデータがあります。

一緒に遊ぶことで親子のふれあいにもなるし、遊び方をサポートしてあげることで「楽しい」という気持ちを育てて、集中力に繋がりやすくなります。

○絵本はオススメの遊び

子供が好きなことを一緒に遊ぶのが大切です。他にも効果的なのが絵本を読むことです。

絵本は寝る前だけではなく、子供が元気(体力がある)な時に1冊から始めましょう。

子供の集中力はそもそも長くない

幼児期の子供の集中力は、年齢+1分程度だそうです。

こんなに短いなんて驚きですよね。

これを知らないと、つい周りの子と比較したり、親の感覚で判断してしまい、「うちの子は集中力がない」と思ってしまいます。

自分の子供の集中力は一緒に遊んだ時に分かることが多いです。

でも、ついつい比べてしまいがちですが、他の子供と比較するのはよくありません。

子供の得意不得意もありますから、少しずつできるようになっていけばそれでいいのです。

まずは、絵本を読む、積み木などをするなど、子供の好きな遊びをするときの時間をさりげなく計って成長を確認していきましょう。

◯親と一緒に遊ぶと集中力が長続きする

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子供が一人で遊んでいる時と、親が一緒に遊んであげる時の時間を比べてみましょう。

きっと親が一緒に遊んであげる方が、長い時間遊ぶことができるはずです。

幼児期の集中力はもともと短く、さらに好奇心が旺盛です。

子供一人で放っておけば、次から次へ遊びを変えるのは当然ですので、一緒に絵本を読んであげる時間を取ると、集中力をつけるにはよいトレーニングになります。

幼児と遊ぶ時の5つのポイント

幼児との遊び方を知っておくと、ストレスを貯めずに楽しい時間を過ごすことができます。

特に2歳児~3歳児と言葉がまだ十分に使いこなせない間は、言葉のコミュニケーションがとても大事です。

成長段階に合った、保育のポイントを押さえておきましょう。

1)イヤイヤには共感してあげる

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「イヤイヤ期」は一般的に2歳で見られる現象です。

運動能力もついてきて、自分の意志をはっきり伝えようとしたり、何でも自分でしたい要求の現れで、成長過程にはとても嬉しいことです。

ですが、ママにとっては、悩みが多く、体力的にも精神的にも疲れる時期ですね。

イヤイヤ期を乗り越えるコツは、共感してあげることです。

本当に嫌だから、イヤイヤと言っているわけではなく、「自分の存在、考えを認めてほしい」気持ちからの言動です。

「○○したかったんだね」「悔しかったね、悲しかったね」と言ってくれることで、自分を認めてくれたと感じ、気持ちが落ち着きます。

特に、つい言ってしまい、してしまいがちな

  • 「ダメ!」
  • 「やめなさい!」
  • 「いい加減にしなさい!」
  • 「危ない!」
  • 子どもの言いなりになる
  • 物で釣る
  • 脅す

などは、逆効果です。

特に、「ダメ」「やめなさい」は「何がダメ、やめなさい」なのか理解できないので、「○○してほしい」と伝えることがポイントです。

と、言っても、ママも人間です。

度重なる、イヤイヤには対処できず、言ってしまいますよね。

いつも上手な保育でなくてもいいんです。自分を追い詰めないことの方がずっと必要です。

2)言葉をかける

言葉をたくさん覚える時期なので、色々な言葉をかけてあげてください。

好奇心旺盛なので、子供からの、「なに」「どうして」の質問もすごく増える時期です

曖昧にせず、できる限り答えることで、子供の知識欲を促します。

3)自分でやりたがるときは待つ

洋服を自分で着たり、自分で食べたりしたい欲求が強くなってきます。

上手くいかないので、見ている側は手を出したくなりますが、ここはじっとこらえる時。

出来なかったときに、激しく癇癪を起しますが、できるだけ叱らず、できなかった気持ちに寄り添ってあげてください。

4)けんかも時には、見守る

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自己が発達してくると、他人の存在を気に理解するようにもなります。

子供の喧嘩の原因は、ほぼ、おもちゃの取り合いです。

喧嘩が始まった時は、すぐ止めるのではなく、様子を伺います

2歳では、善悪が判断できないので、どちらが悪いかを決めてしまうと、自分を否定されたと誤解してしまいます

お互いの子供の気持ちを理解して、「貸してあげる、貰う」、他のものを提案することなどを教えてあげてください。

貸し借りが上手くいったときの、「ありがとう」も必ず伝えてくださいね。

ただし、言葉より手が出てしまった場合は、危険なので、すぐに止めるようにします。

叩くことはいけないことだと、目をしっかり見て教えてください。

5)体を動かす

飛び跳ねたり、走ったりが上手になってきます。

危ないと手を出さず、安心して動ける環境を作ってあげてください

公園で、滑り台に上る子供に、「危ない」と言っているママを見たことがありますが、それでは、子供の好奇心は満たされません。

滑り台の意味もありませんよね。

そこは、一緒に滑ればいいんです。

2歳児、3歳児、4歳児におすすめの遊びとは?

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◯2歳児、3歳児、4歳児におすすめの外遊びは

2歳児の保育には、外遊びが欠かせません。

子供は外遊びが大好きなので、とても喜んで、大はしゃぎです。

体を動かせば、お腹もすくしぐっすり眠れるので元気に成長します。

  • かけっこ
  • 鬼ごっこ
  • かくれんぼ
  • 電車ごっこ
  • ぶら下がり
  • ボール投げ
  • 三輪車

などです。

中には、「こんなこともしたがるの!?」と色々なものに、果敢に挑戦する2歳児もいます。

すぐに、危ないからとやめさせず、そばで見守ってあげることが大切です。

また、子供が遊んでいるとき、特に公園の遊具で遊んでいるときは絶対に目を離さず、すぐに助けられる位置にいることを忘れないようにしてください。

◯2歳児、3歳児、4歳児におすすめの室内遊び

手先が器用になってくる2歳児は、色々な室内遊びができるようになります。

外とは違った、想像力や表現力が身に付くので、新たな才能に気付くきっかけになることもあります。

  • 絵本を読む
  • お絵かき
  • 折り紙、紙をちぎる
  • 積み木、ぶろっく
  • ままごとなどのごっこあそび
  • ビニール風船

などです。

絵本の音読は、本読み、言葉を知ることにつながります。

たくさん本を読むことで、表現力がつき、自分で想像して世界を広げ、情緒が安定する効果もあります。

お絵かきも、2歳児では、まだ丸を描く程度ですが、きちんと意味を持って描いています。

何を描いたのか聞いてみたり、それについてお話を付けてあげたりすると、コミュニケーションがとれた保育ができますよ。

成長を焦らないこと

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個性とともに、体格・運動能力・言葉の差が少しずつ大きくなるため、他の子供と比べてしまうと不安になることもあるかもしれません。

ですが、顔が違うのと同じで、成長のスピードに違いがあるのは当然のことです。

早ければいい訳でもなく、遅いからダメということではありません。

特に、言葉には差が大きく出てきますが、周囲の言葉に振り回されてはいけません。

2歳の時に口数が少ないからといって、一生そのままということは本当に稀なケース。

3、4歳になれば反対に困るほどおしゃべりになった、なんていう話はよくある話です。

まとめ

我が子にあってほしい集中力は、生まれつきの才能ではなく育てていく才能です。

幼児期の子供の才能は勝手には成長しません。親のサポートがあって才能は伸びていくのです。

仕事をしているママも、ついテレビに頼って一人遊びばかりさせていたママも、子供の集中力をつけるにはまず部屋を整理整頓しましょう。

そして「子供と一緒に遊ぶ」ことを意識して短い時間からでも実践してみましょう。

子供自身の役に立つ「集中力」を今この時期に伸ばしてあげたいですね。

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子供は好きなことには集中力を発揮しますので、習い事で夢中になれるものを一緒に好きなことを探してあげることも大事なことです。

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