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セミの種類!日本にはどんなセミがいる?鳴き方で種類がわかる?

生活 この記事は約 5 分で読めます。

セミの鳴き声を聞くと、夏が来たなとか、そろそろ夏が終わりかなと感じますね。

セミの特徴と言えばもちろん鳴き声ですが、

  • 時間
  • 時期
  • 地域

によっても聞かせてくれる鳴き方、声が違います。

声が違うということは、種類も違うということですが、日本には何種類のセミがいて、どんな鳴き声を持っているのでしょうか?

知っていたら、セミの鳴き声も違う観点から聞けそうですよね。

今回は、日本に生息するセミの種類とその鳴き方についてまとめました。

日本には約30種類のセミがいる

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世界には約1600種類ものセミがいます。

日本で生息が確認されているのは、約30種類です。

その中でも、よく聞くなき声のセミは10種類程度です。

それでは、よく聞く鳴き声のセミについて、特徴や鳴き方をご紹介します。

よく見かける、セミの種類の特徴と鳴き方の違い 

公園や街路樹などに良く見かけるセミは

  • アブラゼミ
  • ミンミンゼミ
  • クマゼミ
  • ヒグラシ
  • ツクツクボウシ
  • ニイニイゼミ
  • エゾゼミ
  • エゾハルゼミ
  • チッチゼミ
  • ハルゼミ
  • ヒメハルゼミ
  • イワサキクサゼミ

などがあります。

◯アブラゼミ

体長…56〜60ミリ

生息地…全国 平地、公園、山など広く生息

発生時期…7月上旬〜9月上旬

鳴き声…「ジジジジジ」「ジリジリジリ」

鳴く時間帯…日が傾くことから、日没後、薄暗い時間帯まで

名前の由来は、鳴き声が油を熱するような音であることから付けられました。

◯ミンミンゼミ

体長…33〜36ミリ

生息地…九州〜北海道、涼しいところが好きなので、福岡市、名古屋市、大阪にはあまりいない

発生時期…7月〜9月上旬

鳴き声…「ミーンミンミンミン」

鳴く時間帯…午前中

東日本では平地に、九州では山地で生息する傾向があります。

◯クマゼミ

体長…60〜70ミリ

生息地…西日本、東海、関東南部

発生時期…日の出〜正午まで、午前中

鳴き声…「シャシャシャシャシャシャ」「センセンセンセン」

鳴く時間帯…日の出〜正午まで、午前中

ミンミンゼミとは音のベースが同じです。

鳴き声をゆっくりにすると、ミンミンゼミになります。

なので、クマゼミとミンミンゼミが同時に鳴くことはありません。

◯ヒグラシ

体長…オスが28〜32ミリ メスが21〜25ミリ

生息地…全国

発生時期…6月下旬〜9月上旬

鳴き声…「カナカナカナカナ」「キキキキ」「ケケケケ」

鳴く時間帯…日の出前、日の入り後

夕暮れ時に鳴く声が、哀愁たっぷりで、昔から歌にも良く使われています。

万葉集にもヒグラシが登場します。

◯ツクツクボウシ

体長…40〜46ミリ

生息地…全国

発生時期…8月上旬〜9月中旬

鳴き声…「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ウィーヨーウィーヨー‥‥」

鳴く時間帯…昼過ぎから日没後

◯ニイニイゼミ

体長…20〜24ミリ

生息地…全国

発生時期…6月下旬〜8月中旬

鳴き声…「チチチチー、ジジジジジー」

鳴く時間帯…1日中

夜でも街頭近くでなくことがあり、暑い時期はあまりなきません。

◯エゾハルゼミ

体長…40ミリ前後

生息地…九州〜北海道

発生時期…5月中旬〜7月中旬

鳴き声…「オーギィー・オーギィー・ギギギギギ」

◯エゾゼミ

体長…40〜46ミリ

生息地…北海道や東北地方では平地、関東から西ではひょうこう1000m程度の山地

発生時期…?中旬〜9月上旬

鳴き声…「ギギギギギー」

鳴く時間帯…天気の良い午前中

◯チッチゼミ

体長…25〜30ミリ

生息地…九州〜北海道南部

発生時期…7月末〜10月中旬

鳴き声…「チッチッチッチッ・・・」

鳴く時間帯…1日中

◯ハルゼミ

体長…35ミリ前後

生息地…本州、四国、九州

発生時期…4月〜6月

鳴き声…「ジー・ジー・・・」「ゲーキョ・ゲーキョ・・・」

セミが夏の印象なのに対し、春に鳴き始まることから名前が付きました。

◯ヒメハルゼミ

体長…21〜28ミリ

生息地…関東〜西日本

発生時期…4月〜6月

鳴き声…「ギーオ ギーオ ギーオ ギーオ」

鳴く時間帯…夕方

ハルゼミに比べて、少し小さく、色が白いことから名前が付きました。

◯イワサキクサゼミ

体長…12〜20ミリ

生息地…沖縄

発生時期…3月〜7月

鳴き声…「チチチチー、ジジジジー」

沖縄にしかおらず、サイトウキビの外遊です。

とにかく、とても小さいセミです。

まとめ

世界にはたくさんのセミがいますが、セミの声で季節を感じたり、夕暮れを感じたりするのは日本だけのようです。

今年の夏は、とっても暑いので、夕方になっても温度が下がりませんが、ヒグラシの声を聞くと、何となく、ホッとします。

また、朝の散歩やラジオ体操で、朝からセミの鳴き声を聞くと、夏休みの雰囲気をさらに感じます。

セミの鳴き声?と聞かれると「ミーン、ミーン」と答えがちですが、せっかくなので、色々なセミのない声も答えられると楽しいかもしれませんね。

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