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トカゲの卵の育て方!その4つのポイントとは?

生活 この記事は約 5 分で読めます。

飼育しているトカゲのお腹がパンパンに大きくなって、もうすぐ卵を産みそう…

できることなら、無事に産卵させて、卵を育て、孵化させたいですよね。

トカゲは比較的、飼育が簡単ですが、卵の育て方には、少し注意や世話が必要です。

今回は、トカゲをきちんと孵化させるために、卵の育て方をご紹介します。

トカゲの卵の育て方(産卵〜孵化)

トカゲが産卵をして、孵化するまでの、育て方のポイントは次の4つ

  1. 産卵のタイミングを逃さない
  2. 産卵したらすぐに回収
  3. 孵化までの卵の世話と管理
  4. 孵化を見守る

です。

具体的には、どのようなことをするのか、順を追ってご紹介しますね。

1)産卵のタイミングを見逃さない

飼育されているトカゲは、自然界と違う環境で暮らしています。

卵をきちんと育てたいなら、産卵直後から世話をしなくてはなりません

そのためには、まず、産卵のタイミングを見逃さず、どのあたりでトカゲが産卵する場所を確認する必要があります。

産卵直前のトカゲは、パンパンで、今にも破裂しそうなほどのお腹です。

とても重そうで、あまり動きませんが、重いからではありません。

卵の殻にカルシウムを与えたり、消化を良くするためです。

しかし、産卵まであとわずか、1日ほどになると、急に活発に動き出します。

水槽の壁をのぼろうとしたり、流木の隙間に入ろうとしたりしています。

流木の隙間以外にも、潜り込もうとするのですが、この場所に産卵をすることが多いので、卵を探す目印になります。

やがて、お腹が1秒に1回の間隔で痙攣するようになると、産卵が始まります。

産卵が始まると、短い間隔でどんどん卵が出てきます。

2)産卵したらすぐに回収

産卵したら、卵を守るために、すぐ回収します。

とても柔らかいのでスプーンですくって、プリンやゼリーなどの小さな容器に入れてください

これは、トカゲの卵が産卵したときに、上下がさかさまになっていると窒息して死んでしまう危険があるためです。

産卵直後の状態で地面側が下、反対側が上で、変わりにくいのですが、少し透けるのが上です。

マジックペンで印をつけておくと、わかりやすいです。

また、餌用のコオロギが入っていると、殻ごと卵を食べてしまうこともあります。

産卵が始まったら、コオロギは出しておくのが安心ですが、草の中に隠れていて見つけられない可能性もあります。

トカゲの様子です、産卵をすると、パンパンだったお腹はすっきりしているので、変化にすぐ気が付くことが多いです。

卵の形は、たくさん産むと卵型、少ないと細長いカプセル型をしています。

卵のそばにいる、トカゲもいますが、ほとんどは離れてしまい、卵の場所がわからないこともあります。

その時は、流木の下や、落ち葉の下を探してみてください。

3)孵化までの卵の世話と管理

卵の世話や管理で、重要なポイントは、ずばり「水分補給」です。

乾燥してしまうと、成長せずに死んでしまいます。

プラスチックなどの蓋ができる容器に、園芸用の土やミズゴケを入れ、湿らせた後、少しくぼみを作ります。

回収した容器から、上下が反対にならないように、作ったくぼみの上に静かに卵をのせます。

土の色が茶色になっていると、水分がなくなって乾燥している証拠です。

乾燥しないように、土が程よく湿っている、黒色の状態を保ちます。

トカゲの卵は、どんどん水分を吸って、大きくなります。

乾燥を防ぐために蓋をしますが、密閉すると窒息して死んでしまうため、軽く蓋をするようにしましょう。

水分を補給するときも、卵に直接吹きかけると、腐ってカビが映えたりして、死んでしまいます。

土にスプレーなどを使って水分を与えるようにしてくださいね。

4)孵化を見守る

卵の大きさが産卵直後から、2倍以上になると、そろそろ孵化の時期です。

卵や環境、気温にもよりますが、産卵から35〜45日たつと孵化が始まります。

卵の表面にヒビが入り、泡がでてきた、5〜6時間するとトカゲの赤ちゃんがでてきます。

中には、卵から上手に出られない赤ちゃんもいて、助けてあげたくなりますが、手を出し
てはいけません

トカゲにとっての最初の試練で、これを自力で超えることで、自然界で生きていけるかが決まるからです。

力尽きて、卵がしなびて死んでしまう赤ちゃんもいますが、残念ですがあきらめるしかありません。

こんな卵を見つけたら注意!すぐに取り出して!

卵を育てている間に、

  • 何日たってもへこんでいる
  • 白いカビが生えている

などの卵を見つけることがあります。

トカゲの卵、は産卵直後では、へこんでいることが多いのですが、1週間ほどすれば、どんどん膨らんできます。

いつまでも膨らまない卵は無精卵の卵の可能性が高いです。

無精卵の卵は白いカビが生えることが多く、孵化せずに死んでしまいます。

カビが生えている卵をそのままにして置くと、生きている卵まで悪影響を与えます。

見つけたらすぐに、取り出してください。

まとめ

トカゲの卵の育て方は難しいことはあまりありませんが、よく観察してあげることが必要です。

飼育しているトカゲはもちろんかわいいと思いますが、卵から頑張って出てくるトカゲの赤ちゃんの姿は感動的です。

卵の正しい育て方を守って、かわいいトカゲの赤ちゃんに会えるようにして下さいね。

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