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時候の挨拶で8月下旬に使いたい言葉は?秋の始まりの季節です!

生活 この記事は約 5 分で読めます。

いよいよ夏休みの終わりも見えてきた8月下旬(8月21日~31日)は、日に日に秋の空気が濃くなっていく季節です。

天候も、台風や夕立などがまだまだ気になる季節ですね。

また、地域では夏の終わりに納涼祭を行うところもあるのではないでしょうか。

そんな時に、ササッと時候の挨拶を書くときのポイントを紹介していきます。いくつかの言葉を参考にすれば、簡単にアレンジすることもできますよ。

8月下旬に使いたい季節の言葉のポイントは?

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南北に長い日本列島では季節の差が出始めますね。南の地方ではまだ暑い日が続きますが、東北ではそろそろ朝晩の気温差が大きくなる頃です。

地方によって差が出ますが、暑さを表現する言葉として、

秋暑」「晩夏」「納涼

暦上の季節は秋に入っているので、少しでも涼しさを表す言葉として、

早涼」「初秋」「向秋

などがよく使われる言葉です。

また、8月23日ごろは日本の季節を分ける二十四節気の「処暑」にあたり、この頃から暑さが和らぎ始めるという日です。

暑さが終わりに近づいている時期を意識して言葉を探すといいですね。

「暑さ」と「秋」を意識した手紙を書くコツ

ところで、時候の挨拶は基本的には自分の住んでいる地域の気候を元に考えます。

ただ、自分の地域が暑いからといって、涼しくなり始めている地域の人への手紙に「暑い」という挨拶だけではピンとこないこともありますね。

その時は、相手の地域の気候などを伺うなどの工夫をすればいいでしょう。

「こちらはまだ残暑が厳しい日々ですが、そちらでは徐々に秋の風が吹き始めた頃でしょうか」

相手の生活環境へ関心を持っていることを表現することで、自然と親しみを込めることができますね。

【夏の手紙】書き出し&締めの例文まとめ!挨拶の書き方のコツ!

目上の方や、町内会などの文書に使える例文

紹介した言葉に「~の候」「~のみぎり」「~の折」のいずれかをつけることで、畏まった文書を作ることができます。

書き出しの例文

「早涼の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」

この定型の型を使うと、ビジネスや慶弔の際の、多人数向け案内文などによく使われる表現なので、少し事務的な印象を与えてしまうかもしれません。

もう少し優しい印象の文書にしたい場合は、少し言葉のトーンを変えてみましょう。

「納涼の時期も終わりが近づきましたが、皆様におかれましては変わらずご壮健のことと存じます」
「初秋のみぎり、朝晩の涼しさに秋の気配をかすかに感じられる頃となりました」

このように簡単なアレンジで、柔らかい印象の挨拶に直すことができますね。

結びの例文

「まだまだ暑さが厳しいので、お体にはお気をつけてお元気でお過ごしください。」
「残暑厳しき折り、体調をくずされませんようご自愛下さい。」

暑さによる体調の気遣いを結びの挨拶にすると、書きやすいです。

親戚や友人などに宛てた時候の挨拶の例文

花火 - 完成

紹介した季節の言葉をシンプルに話し言葉のようにアレンジすると、親しい人宛の手紙にも使える印象の挨拶にすることができます。

例えば「秋暑」だったら「暦の上では秋となりましたが、こちらではいまだ暑さが続いております」といった感じです。

その他にも「ひまわり」などの夏を代表する花や、8月下旬は台風ニュースが頻繁になってくる時期ですね。

地域の花火大会など、身の回りの出来事を伝えることも時候の挨拶となりますね。

書き出しの例文

「庭のひまわりも花盛りを過ぎ、朝晩は少し過ごしやすくなってきました。いかがお過ごしでしょうか」
「台風が連続して接近してくる時期になりましたね。お元気でお過ごしでしょうか」

このように、花や天候は季節感を表現しやすいですね。また「かき氷」「スイカ」などの食べ物も夏を感じる言葉で使いやすいですよ。

結びの例文

「熱帯夜から解放され始めましたが、気温差に体調を崩されませんようお気を付け下さいね」
「晩夏の折、まだまだ熱中症には十分注意して残りわずかな夏を満喫しましょうね」

身の回りの出来事を挨拶にいれると、親しみを表現することができますね。

まとめ

8月下旬~末(21~31日)は、夏が終わると同時に、秋の空気が徐々に漂い始める季節です。

季節の移り変わりのときこそ、日本の季節感を大切にしていきたいですね。

時候の挨拶は、ビジネスや文書など儀礼的に用いるだけではありません。

親しい人への手紙などでも、相手への思いやりも込めて言葉を選んでみると、一層素敵な挨拶となります。

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地域によっては、前後の季節の言葉を使用した方が適切な場合もありますよ。

前後の季節にもっといい言葉がないか、探してみてくださいね。

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