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長芋が変色する原因と対策!変色を防ぐ方法を知ってる?

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長芋をすりおろしたり、短冊切りをしたりして、そのままにしておくと、赤黒く変色してしまいます。

「料理した直後は白かったのに、もう傷んでしまったの?」と疑問に思いますよね。

調理後に変色してしまうのは、長芋が腐ったわけではありません。

それに、ちょっとしたひと手間で防ぐことができます。

長芋料理の仕上がりがずっと良くなる、変色を防ぐ方法をご紹介します。

長芋が変色してしまう原因は酸化

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長芋が赤黒く変色するのは腐ってしまったからではありません。

長芋に含まれるポリフェノールオイシダーゼという成分が、酸素に触れて酸化したためです。

味や品質には、何の問題もないので、食べることができます。

腐った場合にも変色することがありますが、異臭もして、明らかに違った状態になります。

長芋の変色を防ぐ方法

食べられるとはいえ、見た目のきれいさは料理には欠かせませんよね。

長芋の変色は簡単に防ぐことができます。

◯酢を利用する

長芋の変色を防ぐには、酢を使うと簡単です。

長芋をすり下ろしたときは、2、3滴の酢を加えて軽く混ぜておけば、変色を防ぐことができます。

長芋の短冊切りを作った時には、水1リットルに対し、大さじ1の酢を入れた酢水に浸しておきます。

「酢を入れたり、浸したりすると、酸っぱくなるのでは?」と心配になりますが、ほんのわずかであれば料理の味が変わることはありません。

◯金属のすりおろし器を使わない

金属のすりおろし器も、酸化をすすめる原因になります。

  • プラスチック製のすりおろし器
  • 陶器のすり鉢

のほうが、酸化しにくいです。

特に、陶器をすり鉢は口あたりが滑らかになるので、とろろご飯などを作る時にはおすすめです。

◯変色してしまった場合

うっかり酢を使わずに変色してしまうこともありますよね。

そのまま食べてしまってもいいのですが、見た目が気になる場合は、使い方を工夫しましょう。

  • 冷凍してお好み焼きを作る時に入れる
  • 卵とだしを入れてオーブン焼きなどにする

などで、変色が気にならず美味しく食べられます。

山芋の変色を防ぐ保存方法

長芋が使いきれず、余ることも多いですよね。

切り口から酸化してしまうので、保存方法にも工夫が必要です。

◯残らずすり下ろして冷凍する

長芋が余ってしまい、すぐに食べないのであれば、すべてすりおろし、酢を加えて冷凍します。

酢をあらかじめ加えておけば、解凍しても変色することはありません

冷凍するときは、密閉できる保存袋いれ、平たくして冷凍します。

使いたい分だけ、折って使うことができて便利ですよ。

◯切り口に酢水を塗ってラップをする

冷蔵保存するときにも、酢水を使います。

切り口や皮をむいている個所に、酢を塗り、ラップを巻いて冷蔵庫で保存します。

ただし、一度切ってしまったものは痛みがはやいので、なるべく早く食べるようにして下さいね。

まとめ

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長芋の変色は酢を使うことで簡単に防ぐことができます。

酢はどの家庭にもあることが多いので助かりますね。

長芋のネバネバ成分には、たくさんの栄養素があり、熱い時期を乗り越えるにはぴったりの食材です。

冷凍保存も簡単なので、日々の健康、夏バテ対策などに役立ててくださいね。

◯牛肉の変色は注意が必要

牛肉が変色する理由!茶色や緑色の原因とは?

牛肉が変色した場合は、変色の度合いによって身体への悪影響も出てきます。

賞味期限内だからといって安心できませんので、よく確認してくださいね。

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