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トイレの水の備えは万全?災害時に困らないために!

生活 この記事は約 3 分で読めます。

災害時には、飲料水や保存食だけではなく、トイレの水も確保しておくと役立ちます。

それは、停電や断水など、ライフラインが絶たれた場合、水洗トイレは役に立たなくなってしまうからです。

ところで、どのくらいの水を確保しておくと困らないのでしょうか?

それには、トイレの水の使用量や仮設トイレが設置されるまでの日数を知っておくと、必要な水の目安が分かります。

災害は突然発生しますから、あらかじめ、災害時のトイレ事情を知っておくと家族を守ることができますよ。

トイレを流すにはどのくらいの水の量が必要?

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災害時、停電や断水のみで排水管に問題がない場合は、便器に水を流し込むことでご家庭のトイレを使うことができます。

タンク型トイレの場合

便器の後ろのタンクを開けてみると、大体1度に使う水の量が確認できます。

大小で使う水の量は違いますが、非常時ですので、大のみ流すとして考えると1回あたり10~13リットルが平均です。

バケツに一杯半を想像していただくと分かりやすいかと思います。

タンクが付いている場合は、便器に直接流すのではなく後ろのタンクに水を補給するようにしてくださいね。

タンクレストイレの場合

電気で排水や便器洗浄を行っている節水タイプが多いので、電源が入っている場合は必ず消してください。

最初に6~8リットル(バケツ一杯分)の水を一気に便器内に流し込み、のちに静かに3~4リットルの水を流し込みます。

水圧で流しているので、勢いが重要なようです。

流し残しが気になる場合は、3回に1回は1度に10~12リットルほど流して洗浄するようにしてください。

必要なトイレの水の量を知っていれば安心!

家族4人で1日1回使用するなら、トイレの水の量は50リットルほど必要になります。

(参考までに、一般的な家庭のお風呂は、平均約200リットルの水を確保することができます。)

お風呂の残り湯を溜めておく、それだけでも日頃からできる防災対策になるんですね。

簡易トイレを用意するべき理由

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災害時は、土地の高低差や排水管の故障、マンションの構造によってトイレが使用できない場合があります。

その際は、公共の災害用トイレ(災害に強い構造になっている)や、仮設トイレを使用することになります。

しかし、災害用トイレは市町村によって設置数が少ない場合がありますし、被災地域によって、仮設トイレが設置されるまでに3~14日ほどかかるとのデータがあります。

最近の簡易トイレは、便器や穴をあけた椅子に袋をかけ、凝固剤を入れ、使用後に口を結ぶだけなど、便利なものが出てきています。

最低でも家族人数分×3日間使用できる程度は、用意しておきたいものです。

まとめ

災害時を想定すると、飲料水や食糧だけでなく、いろんな備えが必要になってきますね。

特にトイレが不衛生だと、感染症のもとになる可能性があります。

また、使い勝手が悪いからとトイレに行く回数を減らすなどしてしまい、その結果として、脱水症状や体調不良を招きかねません。

家庭でできる防災として、普段からの水の確保簡易トイレの準備などをしておきましょう。

いざという時に、家族みんなが助かる備えになりますし、子供に防災の意識を教育することにもつながりますからね!

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