1. TOP
  2. 料理
  3. 卵を半熟にしたい!茹で時間は作り方やサイズによって違う?

卵を半熟にしたい!茹で時間は作り方やサイズによって違う?

料理 この記事は約 5 分で読めます。

満足できる、美味しい半熟卵の成功率って低くないですか?

茹で卵はシンプルなだけに、ちょっとの時間の差で、柔らかすぎたり、固すぎたりしますよね。

半熟卵を作るには、

  • お湯から茹でる方法
  • 水から茹でる方法

など、茹で時間も作り方も色々ありますので、失敗しない茹で方から覚えていきましょう。

今回は、美味しく卵を半熟にする茹で時間についてご紹介しますので、完璧な半熟卵の参考にしてくださいね。

半熟卵を作る方法によって茹で時間は異なる

tamago9

卵を茹でるには、沸騰したお湯に卵を入れるか、水から卵を茹で始める方法の2通りあります。

沸騰したお湯に卵を入れると、茹で時間がわかりやすく、半熟など好みの固さに作りやすいです。

ただし、冷蔵庫から出してすぐに茹でると割れやすいという欠点もあります。

前もって冷蔵庫からだし、室温に近い状態にしておくようにしてください。

1)お湯から茹でる場合

半熟卵を作るなら、黄味に熱が入りすぎないように、茹で時間が短めになります。

まずMサイズの卵の場合でお話ししていきますね。

○時間による卵の変化

沸騰したお湯に卵を入れると、周りの白身からどんどん固まっていきます。

しかし、黄身が固まるまではまだしばらくかかります。

5分だと、黄味の状態はまだ生卵に近い液体状で、半熟にはなっていません。

6分だと、白身はほぼ固まっていますが、黄味の半分はまだ液体のトロトロの状態です。

サラダ、焼いた肉などにソースとして付けるなら、このタイミングがおすすめです。

tamago7

半熟にはもう少し時間がかかります。

茹で始めて7分経つと、黄味はトロッとした、やや液体のちょうどよい半熟になっています。

さらに8分になると、黄味の色はオレンジで中心部分のみがとろみがあり、やや固めの半熟になっています。

まとめると

  • 5分…黄味は生に近い
  • 6分…液体に近い、ソース状
  • 7分…とろける感じがする半熟
  • 8分…固めの半熟

になります。

これはMサイズの卵が基準なので、サイズが一つ変わるたびに、30秒〜1分の時間差があります。

Mサイズで7分の状態、とろける半熟にするためには

  • MSサイズ…6分
  • Lサイズ …7分半
  • LLサイズ…8分

が目安になります。

2)水から茹でる場合

水から茹でると、冷蔵庫から出してすぐに茹でても割れにくいメリットがあります。

早く茹であがるので、少し光熱費の節約にはなります。

沸騰のタイミングがわかりにくいので、半熟加減の調節が難しいというのがデメリットです。

◯時間による卵の変化

水から茹でると、Mサイズの卵で4分ほどすると白身が固まります。

4分間茹でると、白身が固まっていて、黄味はほとんど液体です。

5分間で、黄味はとろみのあるソース状の、柔らかめの半熟になっています。

6分経つと、とろけるような、ちょうどいい半熟の完成です。

tanjoubnisapuraizu4

ここまででわかるように、水から茹でる場合は、沸騰してから卵を茹で始めるより、約1分早く完成します。

水から茹でる場合も、サイズにより半熟の完成時間が変わってきます。

  • MSサイズ…5分
  • Lサイズ …6分半
  • LLサイズ…7分

が目安です。

◯水から茹でる場合の注意点

水から茹でる場合は、火加減に注意してください。

沸騰してきたら、中火に弱めるのがポイントです。

水から茹でる場合は、早く固まりやすいので、ずっと中火だとすぐに固めになってしまいます。

沸騰してから、水から茹でる、どちらの場合も、家庭で使う鍋の大きさや、火力によって若干の差が起こる可能性があります。

ご紹介した時間と30秒〜1分ずれることもありますので、実際に何度か茹でてみて調整をしてくださいね。

もっと完璧な半熟卵をつくるポイント

tamago10

◯火力は卵が少し踊る程度にする

半熟に茹でるためには時間も大切ですが、茹でているときの火力も重要です。

沸騰をすると、火力を弱めますが、弱くしすぎると沸騰が止まり、目安時間を過ぎてもちょうどいい半熟にならないケースもあります。

火力を弱めても、沸騰が続き、お鍋の中で、卵が少しゴトゴト踊るように動く程度の火加減を保つようにしてください。

◯卵の殻をむきやすくする方法

半熟卵は、とても柔らかいので殻が剥きにくいですよね。

茹でる前に、殻の丸い部分にスプーンなどで少しヒビを入れておきます。

丸い部分には空気がたくさん入っている気室という部分があり、殻と卵の間に隙間ができることで、茹で卵の殻が剥きやすくなります。

また、ゆであがった後に、冷水にすぐに入れるのも方法です。

殻と白身が離れて、剥きやすくなります。

ただし、卵の形を星形やハート型に変えて、お弁当などの飾りにしたい場合、冷やしてしまうと形が変えにくくなるので、注意してくださいね。

まとめ

moroheiya_2

美味しい半熟卵の茹で時間の目安は、Mサイズの卵なら、

  • 沸騰してから茹でるなら7分程度、
  • 水から茹でるなら6分程度

です。

茹で卵は、ただ茹でるだけの簡単シンプルな調理法ですが、それだけに微妙な茹で具合が難しいですね。

満足できる半熟卵を作るには少し練習が必要かもしれません。

殻も剥きやすくなる方法もあるので、一緒に試して完璧な半熟卵を作ってくださいね。

関連記事

  • 十五夜の行事食、保育園児におすすめのレシピ10選

  • モロヘイヤの茎って食べれるの?その栄養価とおすすめレシピ

  • 小学1年生の遠足のお弁当!見栄えと時短のアイデア!

  • ぜんまいのあく抜きは簡単!春の旬を美味しく食べよう!

  • カニの足の切り方に注意!上手な食べ方を知ってる?

  • もやしと枝豆は実は同じもの!栄養やカロリーの違いは?