保育園児といえば、いやいや期の真っ盛り。
トイレトレーニングをどんな風に始めればいいのか考えているママも多いと思います。
費用はかさむけどオムツの中でしてくれた方が楽!なんて、ついつい後回しにしてしまいがちですが、いつから始めるべきなのかを知っておくと、後々がとっても楽ですよ。
トイレトレーニングが初めての子供でも、安心して進められるようにコツを紹介していきます。
周りの子供と比べると不安になってしまいますが、安心して1歩1歩進んでいきましょうね。
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保育園児(2歳~3歳)のトイレトレーニング4つのポイント
そろそろトイレトレーニングができそうな2歳になった!と思っても、個人差があります。
それほど時間をかけずに出来るようになる子と、進んでは戻り、戻っては進むことを繰り返すような子がいるからです。
なので、これからご紹介する4つのポイントを意識しながら、進めるようにしてくださいね。
1)叱らない
子供によっては、おしっこの間隔が短くて、何度も失敗してしまうことがあります。
他にも順調にトイレでおしっこが出来ていたのに、ある時、パンツがびっしょり!なんてことも起きます。
そうなると、ママとしては、「なんで?」「出来たのに!」なんて、思いっきり叱りたくなってしまいますが、そこを何とか抑えて、決して、叱ってはいけません。
おもらしを失敗した時は、子供自身が1番がっかりしているものです。
なので、ママが叱ることでトイレトレーニングが長引くこともありますよ。
2)ママが焦らない
他の友達の子供は、もうトイレトレーニングが終わっているのに、どうして自分の子供は、なかなか進展しないのだろう。
そういう気持ちがあると、つい子供にトイレでおしっこをすることを強制してしまいます。
子供が嫌がるのに、子供を無理やりトイレに座らせたりすると、かえって、うまくいかなくなります。
行きたくない時は、無理強いはやめましょう。
3)褒める
トイレトレーニングを始めたら、ほんの少しのことでもトイレに関することであれば褒めましょう。
例えば、「トイレでおしっこをした」、「パンツを自分で下げた」、「ママにトイレに行きたいことを伝えた」等、褒められると子供のやる気が俄然出てくるので、次から、もっと積極的になります。
その時は、ママもとびきりの笑顔で褒めてあげてくださいね。
4)ウンチの兆候を知る
ウンチがしたい時、突然、部屋の角のところに行って、じっとしていたりします。
また、テーブルなどにつかまって、いきんでいるような感じもあります。
そんな兆候を見たら、「じゃあ、トイレでしてみる?」とすぐに手を引いて連れて行ってみましょう。
一度、トイレでウンチができたら自信になるので次からスムーズになります。
また、ウンチの場合は、ある程度、その子供の時間的なリズムを知っておくと良いですよ。
例えば、朝起きた時や、食べた後などが出やすい時間になります。
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トイレトレーニングはいつから始めるべき?
いつからトイレトレーニングをするのが最適なのか、必要なポイントをチェックしてみましょう。
◯トイレに興味があるかどうか
トイレトレーニングに最適な年齢=トイレに興味がある、わけではありません。
ママがあまりにもトイレ、おしっこと子供に伝えすぎることで、逆に嫌がってしまうこともあります。
トイレは何をするところか、子供自身が興味を持っていることを前提で始めましょう。
◯子供自身にやる気があるかどうか
トイレに興味があっても本人が便座に座りたがらないとトイレトレーニングはスムーズに進みません。
うちの場合、娘たちはすんなりトイレトレーニングは済みましたが、息子がなかなか手強かったですね。
「トイレ行ってみる?」と問うと「オムツがあるから大丈夫!」と頑なにトイレ拒否をしていました。
子供のやる気スイッチがONになっているかどうかも始める目安です。
○おしっこの間隔が2時間くらい開くか
もちろん、食べた後や寒い冬などは、ちょっと間隔もずれてしまうことがありますが、2時間くらい間隔が開くということは、膀胱が発達している証拠です。
オムツではなく、普通のパンツをはかせて様子をみましょう。
○「おしっこ」または「シーシー」のような言葉を理解しているか
2歳前後の子供の大半は、少しずつ言葉も増え、おしっこを意味する言葉を覚えます。
「シーシー」や「チッチ」など子供でも分かるような単語でコミュニケーションをとりましょう。
絵本や幼児向け子供番組などでもトイレに関する場面を見せることでも随分違います。
○ママの心の準備
トイレトレーニングは、時には長い道のりになることもあります。
それに応じてママも対応していかなければなりませんので、まずは、心の準備をしっかりした上で始めましょう。
避けておきたいのは、ママも子供も準備万端なのに間近に家族旅行を予定しているなど、トイレトレーニングが中断することです。
どのくらいでできるようになるか分かりませんから、少し時間の余裕をもつようにします。
◯こんなおもちゃもある
トイレに興味を持ってもらう3つの方法
1)大人がトイレに行く時に一緒に連れて入る
男の子なら、パパと一緒に。そして、女の子なら、ママと一緒に入ります。
子供は大人の真似をするのが好きですから、自然とやる気になります。
2)トイレ自体に興味を持ってもらう
子供が気に入っているキャラクターのパンツを一緒に買いに行くなど、何だか楽しそうと思わせるように努力してみましょう。
また、子供の気に入ったおまるを買って、トレーニングの1ヶ月前にくらいに、時々座らせてみたりしておきます。
トイレの後に手を拭くタオルを子供に選ばせるのもおすすめですよ!
3)子どもに選択肢を与える
「トイレに行きなさい」ではなく、「トイレに行ってみる?」と子供にトイレを選択させることが大切です。
自発的に行動したくなるように、声をかける工夫をしましょう。
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子供が失敗した時は、どう対処すべき?
パンツをはかせたばかりの頃は、オムツと同じ感覚で、思わずお漏らししてしまうこともあります。
子供によっては、何度でもやってしまうことがあり、思わずママもイラっとしてしまいますよね。
しかし、そんな時こそ子供のトイレトレーニングを進める効果的な対策を覚えておきましょう。
○子供と一緒に片付ける
イラッと来た気持ちをぐっと堪えて、黙ってその場を片付けます。
その時は、必ず、子供にも手伝わせるようにします。
掃除に使うウェットシートやゴミ箱を持ってきてもらったり、一緒に片付ることがコツです。
手伝わせることで、お漏らししたら、掃除や後片付けが大変なんだということを教えます。
○やさしく声をかける
そして、子供に「おしっこがしたくなったら、次はママに言ってね」とやさしく伝えましょう。
頭ごなしに叱るより、やさしく伝えることで子供の心に響きます。
次に伝えることが出来たら、その時は「やったね!」と褒めてあげてください。
ウンチとおしっこのトレーニングの違い
ウンチもおしっこも、一緒にやって成功する子もいれば、実はおしっこはマスターしたけど、ウンチがなかなかうまく行かないという子供は多いものです。
それにはウンチとおしっこのメカニズムの違いがあります。
○おしっこのメカニズム
新生児~生後6ヶ月
膀胱におしっこを溜めることができません。
1歳
少しだけ膀胱におしっこが溜まっている感覚が理解できるようになりますが、まだ不十分です。
2歳~3歳
膀胱におしっこがたまっているのが分かり、おしっこがしたいからトイレに行くという感覚が理解できるようになります。
○ウンチのメカニズム
1歳
ウンチが溜まってきた感覚が分かる年齢は、生後1歳すぎになります。
1歳~3歳
溜まったウンチを出したいという感覚が育ちますが、個人差があります。
また、溜まったと感じたらすぐに出したくなるので、ウンチのリズムがばらばらです。
しかし、2歳くらいからは、食事でさまざまなものを食べ始めるので、うんちのリズムも安定してきます。
○うんちとおしっこ同時のトレーニング
トイレトレーニングを始める時期になったら、おしっことウンチを同時に教えていきましょう。
おしっこは、ウンチよりも回数も多いので、比較的覚えやすいです。
ところが、おしっこは、出来るようになったけれど、ウンチはまだパンツにしてしまう子も結構多いものです。
その理由は、トイレに行った時に、おしっこはすんなり排出しますが、ウンチは、どうしてもいきむ必要がありますよね。
その感覚がうまく掴めない為だと思います。
また、2歳児では、まだウンチがしたいと思っても、トイレまで我慢できなくて、その場でいきみが始まってしまうこともあります。
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まとめ
初めてトイレトレーニングを経験するママは、何かと不安や葛藤が多いと思います。
いやいや期と重なっていると、ママにとってもちょっと辛い時期ですよね。しかし、同時に子供にもストレスをためることになるんです。
なので、トイレトレーニングをスタートする時期を見極めることが大切です。
子供がしっかりとやる気スイッチをONにしていることを確認したら、出来るだけスムーズに行えるように、前もって、さまざまな情報を入手して、実践してみましょう。
子供も少しずつできることが増えていきますので、小さな進歩を親子で喜びましょうね。
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