赤ちゃんの肌は、とても柔らかくでデリケートなので、室内でも日焼けをしないように、紫外線を避けてあげたいですよね。
特に、天気がいい日は、室内までたくさんのUV-Aが降り注いでいるので、紫外線対策が気になります。
お出かけするなら、日よけをしたり、長袖を着せたり、日焼け止めを塗りますが、室内の紫外線はどのように防げばよいのでしょう。
また、「敏感な赤ちゃんの肌に日焼け止めを塗ってもいいのか?」と疑問を持つ方も多いです。
今回は、大切な赤ちゃんの肌を守るための室内での紫外線対策についてお伝えします。
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赤ちゃんの紫外線対策は室内も行おう
ハイハイできるようになると自由に動き、窓際やカーテンの近くに行ってしまい、日焼けする可能性があります。
お母さんは、部屋のどこにいても紫外線を予防できる環境を作ってあげる必要があります。
◯UV加工のレースカーテンを付ける
室内では、野外よりは多少紫外線が弱くなりますが、UV-Aはガラスを通過してしまいます。
一番簡単な方法は、紫外線を防止できるレースのカーテンを付けておくことです。
レースのカーテンであれば、室内は暗くなることはありません。
UV加工されているカーテンは洗濯するたびに、防止効果が薄れていきます。
洗濯の頻度でも変わってきますが、買った時の防止効果は1年ほどしか期待できません。
1年ごとに買い替えるのは、もったいないので、洗濯のたびに、布用のUV防止スプレーをかけておけば安心です。
◯UV防止フィルムを使う
窓ガラスをすべてUV加工に変えることはできませんが、UV防止フィルムなら簡単に貼ることができます。
はがすことも簡単なので、賃貸住宅でも安心して利用してください。
遮熱効果が期待できるものもあるので、クーラーの効率を上げることもできます。
ただ、製品によっては効果に期限があり、その場合は、張替が必要になります。
◯ベッドの位置を変える
赤ちゃんがお昼寝するときのベッドの位置は、窓からできるだけ離しておきます。
遊ぶ場所もできるだけ、窓際から離してあげてくださいね。
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室内で日焼け止めは必要?
赤ちゃんに日焼け止めを使うかどうかについても、悩むところですよね。
日焼けをさせたくないけど「日焼け止めを付けると肌への刺激になるのでは?」と気になります。
いくつか注意点があるので、お伝えしていきます。
◯生後6か月未満の赤ちゃんの場合
まず、生後6か月未満の赤ちゃんには、日焼け止めは塗ることはできません。
それ以降なら塗っても良いことにはなりますが、日焼け止めは、優しくても肌への負担になります。
赤ちゃんの肌の状態にもよりますが、出来れば、1歳になるまでは、1日中日焼け止めを塗るのは刺激が強すぎる可能性があります。
1歳を超えて、動きが活発になるまでは、環境作りで紫外線予防をしてあげてください。
◯日焼け止めはベビー専用のものを
大人の日焼け止めは子供には使ってはいけません。
赤ちゃんの肌には刺激になりすぎる成分が入っていたり、同じ成分でも配合量が違います。
赤ちゃんには
- ベビー専用のもの
- 紫外線吸収剤が入っていないもの
を使用します。
専用のものであっても、肌質により合わない場合もあるので、使用前は腕の内側でパッチテストをしてからにしてくださいね。
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ただし、外に連れていくことも大事
いくら、紫外線が気になるからと言って、一日中、窓を閉めてカーテンをしていると、赤ちゃんは外の空気を吸うことができず、かわいそうですよね。
無理に日光浴をする必要はありませんが、赤ちゃんの成長にとって外気に当たることも必要です。
紫外線に神経質になりすぎずに、窓を開けて空気を入れ替えたり、外に連れていくことも忘れずに。
ただ、一日を通して、紫外線の量は変化し、午前10時~午後2時までが紫外線の量が最も多くなります。
外気浴は、この時間帯を避けてするようにしてください。
お出かけをするときも、できるだけこの時間帯を避けてくださいね。
◯紫外線の影響とは
昔は、母子手帳にも赤ちゃんに日光浴を薦めていて、日焼けは健康の印でした。
現在では、環境の変化もあって、日光浴は避けるよう指導されます。
赤ちゃんは肌のバリア機能も弱く、長い間紫外線に当たると、皮膚がんや白内障のリスクが高まる傾向があることが分かっているためです。
それに、産まれた時から紫外線対策をしておけば、シミやしわの心配も減るかもしれませんね。
まとめ
室内での紫外線対策は、まずカーテンやフィルムを使うのがおすすめです。
対策グッズも、昔とは比べ物にならないぐらいたくさん売られていて、紫外線対策はしやすくなっていますよ。
赤ちゃんの肌は、シミも全然なくて本当にうらやましいですが、バリア機能が弱いのでママが守ってあげましょう。
過度に紫外線予防に対して神経をすり減らす必要はありませんが、最低限のケアはしてあげたいものですね。
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