お風呂上がりや、お散歩の後、夏の暑い時など、赤ちゃんの水分補給として母乳やミルク以外の物も飲ませてあげたいですよね。
麦茶はカフェインレスですし、最近は赤ちゃんにちょうどいい濃さに調節されたベビー麦茶なども市販されています。
では、実際赤ちゃんにあげる時には、どのくらいの温度であげれば良いのでしょうか?
今回は、赤ちゃんに麦茶をあげるの温度と、その他気を付けたいポイントをまとめました。
[quads id=1]
赤ちゃんにあげる麦茶の温度について
普段あげている母乳やミルクの温度を考えると分かりやすいと思いますが、赤ちゃんにとってはいわゆる「人肌」くらいが最適です。
赤ちゃんにとっては「常温が適温」と覚えておきましょう。
市販のベビー麦茶であれば、未開封のまま常温で保存して、飲ませたい時に開封してそのままあげればOKです。
なお開封後、飲み残しは必ず冷蔵庫で保存し、次に使う時はあらかじめ冷蔵庫から出して、常温に戻しておくようにしましょう。
○冷たい麦茶はNG
大人であれば、麦茶を冷蔵庫から出してそのままコップに注ぎますよね。
また暑い季節であれば、氷を入れてさらに冷やして飲む方も多いでしょう。
しかし当然のことですが、これは赤ちゃんにあげる麦茶としては冷た過ぎる温度です。
麦茶に限らず、赤ちゃんに冷たい飲み物をあげてしまうと、体や内臓を冷やして負担をかけてしまうので、注意しましょう。
○麦茶は早めに飲んでください
また一度開封した麦茶のボトルは、24時間内を目安に飲みきるか、処分することをお勧めします。
大人用の麦茶をあげる場合には、まず冷蔵庫から出して、赤ちゃんにあげる前にお湯で2~3倍に薄めます。
そうすると、麦茶の濃さも温度もちょうど良くなりますよ。
[quads id=2]
赤ちゃんにあげる麦茶の量はどのくらい?
まだ小さい赤ちゃんには、飲ませてあげる麦茶の量も悩みますよね。
ですが、飲ませてあげる量について、特に決まりはありません。
でも、麦茶だけでお腹がいっぱいになってしまって、母乳やミルクを受け付けなくなってしまっては大変です。
そこで、最初はスプーン一杯ぐらいからチャレンジしてみて、麦茶を気に入るようであれば、以下の量を目安にあげるようにしましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんが飲む麦茶の量(目安)
・10ml~30ml程度
なお、赤ちゃんに麦茶をあげる時期については、生後1ヶ月頃からあげて問題ないとされています。
実際には離乳食が始まる6ヶ月頃を目処にあげてみるママが多いようです。
無理に飲ませる必要はない
WHOなどによれば、生後6ヶ月までは母乳やミルクだけで、白湯や麦茶など他の水分は基本的に与えなくても良いとされています。
特に、母乳の赤ちゃんは哺乳瓶などに慣れていないため、麦茶そのものより、哺乳瓶を嫌がって飲まないこともあります。
確かに麦茶にはミネラルが豊富に含まれていますが、赤ちゃんが麦茶を飲まなくても、母乳やミルクを飲んでいるなら、栄養的には全く問題ないので、無理に飲ませなくても大丈夫。
生後6ヶ月を過ぎ、離乳食が始まると、いろいろな食感や味を体験していく中で、麦茶も飲めるようになるでしょう。
最初にあげる時は、スプーンで少しずつ。
スプーンに慣れて、追いつかなくなってきたら、ストローやスパウトに挑戦してみると、ストローなどでの飲み方の練習にもなっていいですね。
[quads id=3]
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夏場の暑い時期、お散歩から帰って汗をかいていたりすると、「喉が乾いているのでは・・・」と思って、麦茶のようなサラサラした飲み物をあげたくなりますよね。
確かに、水分補給は必要ですが、母乳やミルクしか受け付けてくれない場合は、無理に麦茶を飲ませる必要はありません。
試しにあげてみて、もし気に入るようであれば・・・ぐらいの感覚でOK。
その時は、常温であることを必ず確認してからあげるようにしましょう!
また麦茶の保存方法や1回に飲ませる量についても注意しながら、赤ちゃんの様子をよく観察して、のんびり進めていくことをお勧めします。
[quads id=5]
コメント