人間の脳は3歳までに90%~100%完成すると言われています。
そのため、健康な脳を作るために必要な栄養は、3歳までに摂る必要があります。
さらに言うと、赤ちゃんが育つ胎内環境も脳の発育に影響します。
新陳代謝によって身体の細胞は常に生まれ変わっていますが、子宮は3年前に食べているもので作られているからです。
なんと、お腹の中にいる間に、脳細胞の70%が作られるんですよ。
つまり、
- 赤ちゃんが身体に宿る3年前から
- 生まれて3年後まで
この6年間は、赤ちゃんにとっての黄金期なのですね。
この間に脳の発育に必要な栄養について、紹介していきます。
親が子供に期待する力とは?
ベネッセが2009年に行ったアンケート結果によると、このようなことを親が子供に期待していることが分かりました。
- 自分の目標に向かって努力してほしい
- 人に対する礼儀やマナーを身につけてほしい
- 友達をたくさん作って欲しい
- 豊かな感性をや養ってほしい
- 得意なことを伸ばしてほしい
- ものごとへの集中力を身につけてほしい
- 自分の思いを伝える力を高めてほしい
これらの力は脳の発育と大いに関わっています。
小さな子供は、目、鼻、耳、触覚などで、スポンジのように情報をインプットしていきます。
しかし、インプットする受け皿である脳がしっかりしていないと、うまく処理できないんですね。
自分で考える力を付けることは、生きていく上でとても大事ですから、ぜひ親としてサポートしてあげたいですね。
脳に必要な栄養素は「良質な脂質」
そもそも脳の60%は脂質で作られています。
そのため、質の悪い油はご法度。
たとえば、マーガリンやショートニングの脂質はトランス脂肪酸、別名「食べるプラスチック」とも言われている脂質です。
- ケーキ
- クッキー
- 食パン
- コンビニの食べ物
- ファーストフードの食べ物
にも多く含まれていますね。
◯どれくらい身体に悪いかというと・・・
そんな食べ物を日常的に食べているママが、搾乳してしばらく放置していると、表面に油が浮いてくるんですよ。
その油を大人よりも身体が小さい赤ちゃんが全部取り込んでしまうことになります。
当然、大人よりも身体への悪影響が強く出ますので、注意が必要です。
米食品医薬品局(FDA)は2013年から、トランス脂肪酸の使用禁止を検討してきました。
そして、ついに2018年6月までには、アメリカの食品添加物から全廃すると発表しています。
日本は安全なようで遅れている情報も多いです。
今日から油を摂る時に気をつけてほしいこと
古い油は、ママも子供も絶対に食べないでください。
トランス脂肪酸以外には、たとえば、揚げ物をした油を翌日も使うのも危険です。
動物性の油を摂り過ぎるのも問題です。
質の悪い油を食べてしまうと、その悪い油を材料にして脳が作られていく。
・・・ということは、
まるでガタガタで穴ボコだらけの器と同じような脳ができあがるのです。
それでは、いくら胎教や赤ちゃん教育をがんばって、いい情報を与えても、受け止めきれないですね。
◯では、食べるべき油とは?
脂質には大きく分けて、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸
摂り過ぎると、中性脂肪やコレステロールなどが増加する原因になります。
バターや肉などの動物性の食品に多く含まれており、食べ過ぎには注意が必要です。
不飽和脂肪酸
オメガ3,オメガ6,オメガ9の3種類があり、これらをバランスよく摂ることが大切です。
しかし、現代の日本人はオメガ6脂肪酸を多く摂り過ぎています。
オメガ6を摂り過ぎるとコレステロールを低下させますが、善玉コレステロールも下げてしまうので注意が必要です。
また、オメガ3の摂取量はどんどん減少していますので、意識して摂る必要があります。
脂質を摂取するバランスを整えるために、
- オメガ6脂肪酸を控える
- オメガ3脂肪酸を意識して摂る
ということを意識しましょう。
◯特にオメガ3脂肪酸の一種であるDHAは意識して摂りましょう
DHAはブレインフードと言われている栄養です。
青魚に多く含まれていて、頭が良くなる、と聞いたことがある方も多いでしょう。
多くの研究により、認知症の予防や子供の学習にも効果があることが明らかになっています。
3歳までの子供は、自分で必要な栄養を選択することができませんので、ぜひ親が気をつけてあげたいですね。
◯教育熱心なあなたこそ知っておくべきかもしれません
子供のには無限の可能性が広がっていますが、それも健やかな脳が育まれてこそ。
いい音楽を聞かせても、絵本を読み聞かせても、肝心の器の状態が整っていないと本来の教育効果は期待できません。
幼稚園、小学校、中学校と成長するにつれて、得意なことや将来の夢も見つかっていくでしょう。
その時に、子供の夢を実現するための原動力となる脳が、3歳までの栄養でほぼ100%作られてしまう、ということを知っておいてください。
DHAを摂るために意識すること
実は、日本人のDHAの摂取量は減少傾向にあり、あらゆる年代で不足していることが分かっています。
理由としては、
- 食の欧米化で魚よりも肉を食べるようになった
- 魚の調理をめんどくさがる人が増えた
- そもそも魚の生臭さが苦手という人もいる
などです。
またDHA&EPAは熱によって壊れやすい成分でもあります。
焼き魚にしたり揚げたりすると、40%も壊れてしまいます。
煮物にすると、煮汁に流れてしまうので、煮汁を全て飲みたいところですが、一方で塩分の摂り過ぎも気になりますね。
このように、DHAを摂取するのは意外と難しい、という現実もあるのですね。
◯そこで、DHAのサプリメントに注目が集まっています
食事だけでDHAを十分摂るのは、子供が生まれる前のママにも、出産後のママにもなかなか余裕がないのが現実。
そこで、上手に活用したいのが、DHAのサプリメントです。
◯DHAを子供と一緒に摂った人の口コミ
最初のきっかけはやっぱり子供のためでした!子供を授かった時、友人から絶対にDHAは摂っていたほうが良いよと言われて飲み始めたんです。もちろん子供は元気に成長しているし、私も最近なんだか「綺麗になったね!」って友達から言われるようになったんです。(28歳・女性)
妊娠中から飲むと子供にも良いってテレビで聞いて飲みだしたDHA。DHAを飲み始めてからはもう5年になります。粒もとっても小さく子供も飲めるみたいなので、学ぶ力のためにも続けさせています。(29歳・女性)
出産前から「これで赤ちゃんの成長が良くなるなら。。。」という思いで飲んでいました。無事に出産も迎えることが出来て、赤ちゃんもとっても元気に賢く育っているし、本当に良かったです。赤ちゃんにはしっかりと栄養を与えていきたいし、しっかりと元気に賢く育ってほしい。だから授乳が終わるまでしっかりと飲み続けました。(31歳・女性)
赤ちゃんのために質の高いDHAを摂ろう
DHAは60%以上は吸収されると言われています。
しかし、酸化しやすい性質があるため、質の高いDHAを摂る必要があります。
質の高いDHAサプリメントの条件として、
- クリルオイルとアスタキサンチンを配合している
- 返金保証がある
- GMP取得工場で作られた安全品質
の3点は押さえておきたいところです。
子供の脳の発育にとって評判のいいDHAサプリメントを紹介しますね。
第1位:ハグラビ
「赤ちゃんの学ぶ力を付けさせたい」
「子供の成長のために、できることをしてあげたい」
そんな思いで、ハグラビを利用するママが増えています。
子供の脳の発育だけでなく、ママの健康サポートにも役立つ成分がたっぷり入ってます。
特徴
- DHA&EPA 300mg
- ポリフェノールのリグナン配合
- 食物繊維を配合
- クリルオイル配合
- 美容成分のアスタキサンチンも配合
- 栄養管理士が出産前後の栄養相談に乗ってくれる
- 1日あたり33円~
出産後に肌荒れになったり、生理不順などで悩むママの健康を、電話でもサポートしてくれます。
口コミなどの詳細は、公式サイトをご確認ください。
第2位:きなり
DHA&EPAの品質で選ぶなら、「きなり」もアリです。
感想を読むと大人のためのサプリメントに見えますが、赤ちゃんのためにももちろん有効です。
特徴
- DHA&EPA 500mg
- クリルオイル配合
- アスタキサンチン配合
- ナットウキナーゼ配合
- 魚臭くない
- 1日あたり約67円~
口コミなどの詳細は、公式サイトをご確認ください。
まとめ
若いママは栄養の知識を十分に持っていない方が多いです。
しかも乱れた食生活が当たり前になっている現代。
添加物を摂り過ぎたり、栄養が偏ることで、
- アトピーの赤ちゃんが増える
- 子供が情緒不安定になる
などの悪影響にもつながります。
親の努力でできることはたくさんあります。
子供の明るい未来のために、できるだけの愛情を注いであげたいですね。
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