赤ちゃんって本当によく泣きますよね。
お腹が空いたら泣き、オムツが濡れたら泣き、眠くなったら泣き…
「泣きたいのはこっちの方だよ~、なんで泣くの?」と育児に行き詰まってしまいそうになることもあります。
今回は赤ちゃんの泣く理由と、お母さんにとっても幸せな時間を過ごす対処法をご紹介します。
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赤ちゃんが寝起きに泣く理由
空腹
赤ちゃんはお腹が空いていませんか?前回の授乳時間から時間があいていたら、おっぱいかミルクをあげてみましょう。
空腹の時は、お腹が満たされると泣き止みます。
気温
赤ちゃんが寝ている内に体温で布団の中が暑くなり、汗はかいていませんか?急に暑さを感じてびっくりして泣いてしまうことがあります。
もし汗をかいていたら、優しく身体を拭いたり着替えさせてあげましょう。
逆に寒さを感じて泣く場合もあります。
手を触ったり、衣服の中の温度を確かめてみたりしながら、赤ちゃんの適温を保ってあげることが大切です。
オムツ
オムツが濡れていたり、汚れたりしていませんか?
最近のオムツは、少々濡れても抜群の吸収力があるので、赤ちゃんにあまり不快感を与えない商品が多いです。
しかし、おしっこやウンチで汚れた時はすぐに気づいてあげたいものですね。
また、オムツが蒸れても嫌がりますから、汚れてなくてもオムツを交換すると泣き止むことがあります。
体調
発熱の前、痛みや痒みなど、体調が下降気味の時は泣いて訴えることがあります。熱を測るなど、様子をみてみましょう。
いつもと様子が違ったり、不安な点がある場合は、かかりつけ医もしくはお近くの医療機関を早めに受診してくださいね。
不安
赤ちゃんは10ヶ月間、胎内でお母さんと羊水に守られて育ってきました。
外の世界に出てきた新米さんなので、広い場所で身体が自由になることや、側にお母さんの姿が見当たらない時などに、不安を感じることがあるのです。
寝起きに急に不安になって泣き出した時は、赤ちゃんを抱っこして優しく話しかけてあげてみましょう。
「もう少し寝てみようね」「お母さんはここにいるよ」など、お母さんの声を聞くことも安心材料の一つです。
寝ぐずり
まだまだ眠いのに何かの拍子に起きてしまった、など睡眠が足りないと、赤ちゃんは泣くことで不快を訴えます。
トントンと優しく背中を叩いてみたり、ゆらゆらとゆったり抱っこしてあげたりと気分転換をさせてあげてくださいね。
自我の芽生え
赤ちゃんは4ヶ月を過ぎていますか?4ヶ月を過ぎると自我の芽生えの始まりで、つまらないと泣いて訴えているかも知れません。
成長の証です。おもちゃを持たせる、歌を歌う、外の景色を眺めるなど赤ちゃんの興味を引いてみてください。気分が変わり、泣き止みます。
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赤ちゃんが寝起きに泣くのをやめさせる方法
3ヶ月未満の赤ちゃんの場合
胎内と同じ環境を作ってあげる
・おくるみなどで軽く赤ちゃんを巻いてみましょう。
・赤ちゃんを横向きに寝かせてみましょう。
・お母さんが赤ちゃんを抱っこしてゆっくりとゆらゆらーと揺らしてみましょう。
これらは全て赤ちゃんが10ヶ月過ごしてきた胎内と同じ状況を作るということに繋がります。赤ちゃんは突然外の世界に出たことで戸惑っているかも知れません。
優しい気持ちで赤ちゃんに接してみてくださいね。
おしゃぶりを咥えさせる
おっぱいやミルクは欲しくないけど、なんだか口ざみしい。そんな時のためにおしゃぶりがあると便利です。
赤ちゃんが好きな音を聞かせる
スーパーのビニール袋やアルミホイルなどをガシャガシャと鳴らす音や、赤ちゃんの耳元で小さな声で「しーっ」という声を聞かせる、など赤ちゃんが好きな音というものがあります。
それらは胎内音に近いために、赤ちゃんが安心して泣き止みます。
4ヶ月を超えた赤ちゃんの場合
赤ちゃんは成長して記憶力が向上していきます。3ヶ月未満で効いていた上記のような単純な手段が効かなくなることも増えてきます。
お母さんができるかぎりの範囲であやしてあげることで、安心感を与えてあげることが大切です。
ストレスや負担にならない程度で、赤ちゃんの寝起き泣きに付き合ってあげましょう。
でも、赤ちゃんが泣きやまなくても、イライラする必要はありません。
泣く姿もカワイイなぁ~と思いながら、余裕を持って接してあげればOKです。
赤ちゃんを泣き止ませるときの注意点
強く揺さぶるのはやめましょう。
6ヶ月未満の赤ちゃんを激しく揺さぶったり、高い高いで空中に投げてキャッチしたりなどをするとよくありません。
「揺さぶられっ子症候群」を発症する事例が報告されていますので、ゆっくりとゆらゆら揺らしましょう。
お母さんは感情的にならないよう、冷静につとめましょう。
赤ちゃんは思っている以上にお利口さんです。
抱き手のお母さんの感情を敏感に感じ取ってしまいますので、お母さんがイライラしていることは赤ちゃんに伝わり、ますます泣いてしまいます。
お母さんが穏やかに抱っこすることで赤ちゃんは安心し、泣き止んでしまいますよ。
負担に感じたり、ストレスにならない程度に付き合いましょう。
あんなに愛しい存在だった赤ちゃんも泣いている時は悪魔に見えたりするものです。
泣き声が近所迷惑にならないか、早く泣き止ませないといけない、などお母さんにとってストレスの種になるのが一番よくないことです。
そんな時は少しの時間(目安30分以内)、自分の気分転換を優先する時間を作りましょう。
ご主人に理解してもらうことも大切ですね。
温かいお茶を飲んだり、ストレッチをしたり、美味しいお菓子を食べてみたり、好きな本を読んだり、お母さんの好きなことでリフレッシュする時間を作るようにしましょう。
赤ちゃんがピタリと泣き止む☆おすすめ無料アプリ5選
◯たまひよの泣きやませ【泣きピタ】
iPhone/iPad版
Android版
胎内で聞いていた胎内音や雨音を含め、赤ちゃんが好きな音ばかりを集めています。
◯知育無料アプリ こども観覧車
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ぐずる赤ちゃんをタップ一つで泣き止ませることができます。
◯赤ちゃんの子守歌
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赤ちゃんが好きな音や穏やかな気持になる音が流れて赤ちゃんもご機嫌に!
◯赤ちゃんが眠る泣き止む音楽療法
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赤ちゃん専用の音楽が流れ、赤ちゃんがすぐに泣き止みますよ。
◯保育アプリのいないいない→ばぁ!
iPhone/iPad版
アプリ内の動物が出てきて、赤ちゃんが好きないないいないばぁをしてくれます。
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まとめ
うちの子供達はお腹が空いた時以外は、あまり泣かない赤ちゃんでした。寝起きも例外ではなく、空腹を訴えるときだけ大泣きしていたことを昨日のことのように思い出します。
でも、それは大きくなるに連れて段々と減っていくものですから、「期間限定!」とゆるーく考えて、赤ちゃんの寝起きに泣く習慣と付き合っていくのがベストだと思います。
穏やかな感情を大切に
何より子育てにはお母さんがストレスを感じたり、溜めたりすることほど悪いことはありません。
赤ちゃんはお母さんが大好きですから、お母さんの感情をびっくりするぐらい的確に読み取ります。
お母さんが穏やかでいられることが、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても幸せな時間に繋がるはずです。
そのためにはおすすめの無料アプリを使ってみたり、赤ちゃんの状態を観察したり、たまには赤ちゃんと離れて1人の時間を楽しむ時間を短時間でも設けたりしながらお母さんもリフレッシュすることが必要です。
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