冬至には、『カボチャ』や『柚子湯』のイメージがありますよね。
実は、古来より冬至にはお祝いをする日とされていて、「ん」が付く食べ物を食べる風習がありました。
でも「どうして冬至に、縁起担ぎをするの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで、冬至に食べたい運気アップの食べ物や、その由来を紹介していきますね。
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冬至の食べ物選びのポイントは「ん」
古来より北半球の各地で、一年で最も日が短い冬至を境に、これからは日が長くなり「運」が上昇し始めるという考えがあります。
そのため、冬至の日にお祝いのお祭りをする地域も、昔からたくさんあるのです。
◯「ん」が付く食べ物で運気アップ
日本では、運を上げるために「ん」のつく物を食べて、縁起をかつぐ風習が生まれました。
なぜ「ん」の付く食べ物が運気アップになるかというと、「ん」は「いろはにほへと・・・」の最後の文字になりますよね。
ですから、太陽の力が弱まる最後の日である、冬至に通じるのです。
そして、明くる日からちゃんと「運」が上昇していくように、という意味が込められているのですね。
◯冬至七種
「ん」がつく食材はたくさんありますが、特におすすめなのが冬至七種といわれる「ん」が2つ入る食材です。
・南瓜(なんきん)=カボチャ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=ウドン
運に通じる「ん」が2つも入っているので、とても縁起がいいとされています。
◯なぜ冬至にカボチャなの?
かぼちゃは旬の夏から長期保存が可能で、ビタミンAやカロチンといった栄養が豊富です。
そのため、冬至に食べると健康にいいと考えられており、好んで食べられるようになりました。
また、南瓜(なんきん)の「きん」が、「金」に通じて金運も上がるというゲン担ぎもあるみたいですよ。
金運が上がるというなら、冬至にカボチャが一般的に定着したのも納得ですね(笑)
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冬至の日にオススメのメニューは!?
冬至にカボチャを食べるのも、「ん」がつく食べ物がいいのもわかったけれど今夜の夕飯が思いつかない・・・というのが主婦の悩みですよね。
カボチャの煮物?じゃいつも通りだし、何かアレンジしたい!
他の運気アップの食材もなるべく使いたい!
そんな時にオススメのメニューを紹介しますね。
◯煮込みうどん
南瓜、人参、うどんの冬至七種に、家族が好きな食材を入れて作ります。
寒さを吹き飛ばすようなアツアツの煮込みうどんで、体を温めれば風邪対策にもなりますね。
冬に旬を迎える大根や、ほうれん草も「ん」がつく食べ物なので、追加してもいいでしょう。
「かぼちゃと豚バラのあったか煮込みうどん」http://cookpad.com/recipe/1244063
かぼちゃの甘味がだしに馴染み、身体が温まる冬に嬉しいレシピです。
◯カボチャのシチュー
カボチャは煮物にするのもいいけれど、ジャガイモのかわりにシチューに入れるのもいいですよね。
メインをシチューにしたら、副菜として「ん」がつく食べ物を探して、食卓に並べると冬至らしくなりますね。
たとえば、蓮根とひき肉のはさみ焼、ほうれん草のバター炒め、などなど「ん」の付くメニューはたくさんあります。
「かぼちゃのシチュー」http://cookpad.com/recipe/3437428
かぼちゃが煮崩れないようにさっと煮るのがポイントです!
◯デザートにも「ん」を取り入れよう!
冬至七種にある寒天を使ったゼリーや、冬のビタミン源である「みかん」を積極的に取り入れれば「運気アップ冬至デザート」の完成です。
「かぼちゃとレーズンのきんつば」http://cookpad.com/recipe/3415104
かぼちゃの優しい甘さだけで作った子供にも好評のヘルシーな和菓子です。
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まとめ
冬至は風邪をひきやすい季節ですので、「ん」の付く食べ物で運気をアップできたらいいですね。
家族みんな、インフルエンザや風邪で寝込むことなく、クリスマスや年末年始を健康に迎えたいものです。
また、冬至七種は、ゲン担ぎができるだけでなく、冬の体調を調えてくれる栄養素も豊富に含まれています。
おいしい料理と体が温まる柚子湯で、日本の季節イベントを家族みんなで楽しんでみてください!
◯冬至の由来を子供に説明できる?
冬至にはどんな意味があるのか、分かりやすく子供にお話しましょう。ゆず湯の作り方もぜひ参考にしてください。
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