抱っこ紐の中でも人気が高いスリング。実は、使い方を誤ると、新生児の赤ちゃんに危険が伴うこともあります。
何でも正しく使うことが大切なのですが、意外と危険な使い方をしてしまう方もいるようです。
スリングは正しい使い方をすることで、お母さんの強い味方になってくれるものです。
今回はスリングの危険を回避するための正しい使い方をじっくりとご紹介していきますね。
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新生児に忍び寄るスリングの3つの危険
まずは、スリングの危険な使い方によって起こりうる3つのトラブルについて理解しておきましょう。
1)股関節脱臼
赤ちゃんは、生後半年まで股関節の靭帯が非常に弱いです。
なので、特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんを横抱きでスリングを使用するのは危険です。
赤ちゃんの足が伸びたままになり、股関節脱臼を起こしてしまうことも珍しくはありません。
2)窒息
スリングは、お母さんとの密着感があるのですが、実はそのことが危険にもつながっています。
それは、お母さんとの密着具合により、スリングの布で新生児の口や鼻を防いでしまうことがあるからです!
また、新生児や首が座っていない月齢の赤ちゃんは、首を曲げることで簡単に気管が塞がれてしまい、窒息してしまうという恐れもあります。
3)落下
これは、スリングに限ったことだけではありませんが、新生児を抱っこしている人が転倒すると新生児が落下してしまう危険性がありますよね。
また、スリングの使い方が間違っていると、お母さんが前かがみになるだけでも、新生児がスルッと落ちてしまうことがありますよ!
スリングを誤って使用するとこのような危険性があることを知っておきましょう。
でも、それ以上にメリットがあるので、人気なんですよ。そのメリットと正しい使い方について、紹介していきましょう。
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スリングが人気の理由3つ
第二の子宮との呼び声が高いスリングは、3つのメリットを持っています。そのため、今も多くのお母さんが出産後、新生児の頃から愛用しています。
・お母さんとの密着度が高く、赤ちゃんに安心感を与える
・コンパクトで持ち運びがしやすい
・低価格で買えるものが多い
正しい使い方をマスターすれば、こんなメリットがありますので次にチェックポイントで確認をしておきましょう。
危険を回避するための4つのポイントとは?
・赤ちゃんの顔がスリングから見えている。
・頭が上部にある。
・首が前屈していない。
・スリングの上から何かを被せていない。
4つのチェックポイントを参考にしながら、おすすめの抱っこの仕方をマスターしましょう。
これで安心、スリングの正しい使い方《動画あり》
◯おすすめの抱っこは縦抱き。
新生児におすすめしたいスリングの抱っこの仕方を、動画と合わせてご紹介します。
◯コツは、新生児のM字型の開脚を自然にまかせる。
新生児の足を真っ直ぐ伸ばした状態のままにしたり、逆に引っ張りすぎたりせずにスリングの中に赤ちゃんを入れるときに自然に開脚するように促していきましょう。
◯スリングがゆるんで、新生児の背中が左右に湾曲しないように気をつける。
新生児の背中がゆるやかな猫背になりつつも、背骨から腰にかけてはまっすぐになるのが理想です。左右に湾曲しないように気を配りましょう。
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赤ちゃんの脳は3歳までってホント?
子供の脳の発育は、3歳までが最も大事な時期ですので、参考にしてください。
まとめ
使い勝手の良いスリングも、使い方を誤るととても危険なものになってしまいます。
でも、スリングは外出する時がとても楽になるアイテムなので、上手に活用すると育児も楽しくなりますね。
家族でお出かけするときも随分重宝しますよ。
新生児におすすめの縦抱きは、動画を見ることでとても簡単にマスターできますので、是非、参考にしてくださいね。
抱っこの仕方を確認
正しい抱っこの仕方をすると、腕も楽になりますし、赤ちゃんも楽になりますよ。
赤ちゃんが昼寝から起きてしまった時の対策
昼寝の時間はママも赤ちゃんもゆっくりできる大事な時間ですよね。突然起きてしまったらどうしますか?
寝起きに泣く時の対策
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