料理のとろみ付け、から揚げの衣作りなど、片栗粉は料理によく登場しますが、「しまった!切らしている!」ということがあります。
すぐに買いに行くわけにもいかず、料理を途中で変更するしかないのかと、困ってしまいますね。
でも、心配しなくても大丈夫です。
家によくあるもので、片栗粉の代用ができるんです。
どんなものが、代用できるかご紹介します。
いざというときの参考にしてくださいね。
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片栗粉と同じように使える代用アイデア5選
片栗粉と同じように、とろみにも揚げ物にも使えるものはたくさんあります。
ただし、とろみの強さや、食感や味が違ってくることも多いので、加減を見ながら使います。
次にご紹介する○○はとろみにも揚げ物の衣にも使うことができます。
1)小麦粉
小麦粉は片栗粉と原料が違いますが、同じでんぷん質です。
なので、片栗粉と同じように使え、とろみをつける時には、水と小麦粉の割合が1:1で溶かして使います。
片栗ことは違って透明な仕上がりにならず、もったりと濁った色になるので、料理を選ぶ必要はあります。
から揚げは、小麦粉を使ったものもあるぐらいなので、よりカラッと揚がり、問題なく使えます。
2)コーンスターチ
コーンスターチはトウモロコシからできています。
とろみをつける時は、水と1:1の割合で溶かして使います。
片栗粉より透明に仕上がります。
加熱しないととろみがつきませんが、温度が下がってもとろみの強さが変わりません。
から揚げに使うと、カラッと仕上がります。
味に独特の風味があるので、味が少し変わってきます。
3)米粉
とろみをつける時は、1:1の割合で溶かして使います。
だまになりにくいので使い易いですが、加熱しないととろみがつきません。
なかなかとろみがつかないと、たくさん入れてしまうと、固くなりすぎてしまいます。
揚げ物は、カリッと軽い食感にしあがります。
米粉は油をあまり吸わないので、普通にから揚げをするより、ヘルシーになります。
時間がたっても、水っぽくなりにくいので、お弁当に向いています。
4)餅粉
もち米を粉状にしたものです。
とろみをつける時は、水の量は米粉などの同じ割合になります。
米粉同様、加熱しないととろみがつかないので、量に注意が必要です。
から揚げは、とてもサクサクに揚がります。
餅粉を使った揚げ物もあるので、とても美味しく仕上がります。
5)てんぷら粉
とろみは片栗粉よりもやや弱いとろみになります。
揚げ物はカラッと仕上がりますが、てんぷら粉自体に味が付いているので、具材に味を付けすぎると辛くなることもあります。
とろみも味がかわるので、使える料理が限られます。
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まだある!代用アイデア6選
6)ご飯
ご飯を水と一緒にしてミキサーで攪拌して、細かくするととろみに使えます。
しっかり攪拌して、粒が残らないようにするのがポイントです。
色がのこるので、シチューなどの色が目立たない料理に向いています。
7)ジャガイモ
片栗粉の原料はジャガイモです。
すり下ろして使えば、片栗粉と同じように使えます。
透明になるまでしっかり加熱します。
8)葛粉
上品なとろみがつくので、日本料理店で使われることが多いです。
冷えると硬くなります。
お菓子作りをする家庭にはある場合がありますが、家庭で一般的に使うことは少ないです。
9)パン粉
つくねを作る時に、つなぎの片栗粉の代用として使うことができます。
パン粉が無い場合は、パンを細かくして代用することもできます。
10)春雨
麻婆豆腐を作る時に、とろみの片栗粉の代わりにして、麻婆春雨豆腐として出します。
違う料理なりますが、変更しても美味しく、ボリュームもでます。
11)お菓子(お煎餅、ポテトチップス、コーンフレークなど
お煎餅などのお菓子をビニール袋に入れて砕いて、衣の代わりにします。
普段のから揚げとは違う、美味しい変わりから揚げになります。
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糖質制限をするなら、こんな代用アイデアもある
片栗粉は料理にとても便利ですが、でんぷんなので、ダイエットで糖質制限をするときには、気になりますね。
糖質制限ができる代用アイデアには次のようなものがあります。
12)おからパウダー
ダイエット、美容におすすめなおからパウダーは片栗粉の代用として、とろみやソテーの衣に使えます。
片栗粉の糖質が100gあたり81.6gに対し、おからパウダーは5.9gしか糖質がありません。
13)大豆粉
揚げ物をするなら、カラッと仕上がる、大豆粉がおすすめす。
糖質は100gあたり、15.4g含まれています。
14)粉寒天
直接入れてとろみをだします。
寒天の原料は、海藻で糖質は含まれていません。
食物繊維が含まれていて、カロリーもゼロです。
ダイエットに向いていますね。
15)エノキ
エノキも加熱するととろみが出ます。
細かくしてスープに入れたり、ひき肉に混ぜて麻婆豆腐に入れるととろみがつき、ボリュームもアップします。
まとめ
家庭にあるもので、片栗粉の代用アイデアはたくさんあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
片栗粉と同じ味、食感にならないこともありますが、新しい味として楽しんでしまいましょう。
とろみをつける時は、少しづつ、様子を見ながら入れていくことがポイントです。
代用品の種類によっては、急にかたまり始めるケースもあるので、注意して入れていってくださいね。
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