カニの爪は、特に殻が硬いですよね。
なかなか、殻が取れずに食べにくいので、つい残したり、捨てたりしていませんか?
でも、カニの爪の中にも身がいっぱい詰まっていて、おいしいカニはよりたくさんの身が詰まっているので、捨てたらもったいないんです。
「美味しいカニの爪、十分に味わいたい!」という声にお応えして、カニの爪の美味しい食べ方をお伝えします。
解凍法やレシピなどもご紹介しますね。
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美味しく食べるためには、解凍とさばき方が大切
◯ゆっくり解凍、再冷凍はしない
購入するカニは冷凍であることがほとんどです。
美味しく食べるためには、下準備がとっても大切です。
解凍を間違ってしまうと、旨みが水分と一緒に出てしまい、スカスカ、パサパサになってしまいます。
解凍は冷凍ボイルの場合は、冷蔵庫でゆっくり1日以上かけて解凍します。
生冷凍のカニの爪は、流水で15~30分ほど、半解凍の状態まで解凍するのがポイントです。
また、一度解凍したもの、再冷凍しても、全く美味しくありません。
食べる分だけ解凍し、残りは冷凍のまま保存してください。
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◯カニの爪をさばくには、キッチンバサミが便利
美味しく食べるには、きれいにさばくことも必要です。
殻が硬く、扱いにくい爪ですが、キッチンバサミを使えば、簡単です。
カニの爪のさばきかた
1) カニ爪のハサミの付け根を、キッチンバサミの裏側(持ち手のねもと)で殻だけをつぶして割り、ぐるっと一周ヒビを入れる
この時、思い切り切らないように注意します。
2) ヒビを入れた箇所を手で折る
3) 殻から身をはがすイメージで、ゆっくり、じんわり小刻み動かしながら殻を取る
こうやって取ると、カニの殻と爪部分の身が、きれいに外れます。
カニの爪の美味しいレシピ
そのまま食べても、焼いても、鍋にしてもおいしく食べられますが、ひと手間加えたレシピをご紹介します。
◯カニ爪のフライ
材料
- 殻を剥いたカニ爪
- 小麦粉
- 卵
- パン粉
- 揚げ油
作り方
- カニ爪の身の部分に、小麦粉→溶き卵→パン粉の順に付ける
- 170~180度の油で、衣がきつね色になるまで揚げる
◯カニクリームコロッケ
材料
- カニ爪…10~12個
- 玉ねぎ…1個
- ホワイトソース缶 …1缶
- パン粉…適量
- 揚げ油…適量
作り方
- 身を取り出し、ほぐす(爪は別に取っておく)
- 玉ねぎをみじん切りにし炒める
- ホワイトソースを入れて、カニの身も入れ、塩コショウで味を調える。(ホワイトソースを手作りしたり、玉ねぎを炒めたあと、小麦粉、バター、牛乳を入れてホワイトソース状にする方法もあります。)
- ソースを少し冷やし、作りやすくするう
- 手に水を付けて、残しておいた爪に成型する
- 小麦粉→溶き卵→パン粉を付ける
- 170~180度の油で揚げる
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◯カニ爪のバター焼き
材料
- カニ爪…8~10個4
- バター…10g
- 塩
- 白ワインか料理酒…大さじ1
作り方
- フライパンにバターを入れて加熱し、溶かす
- カニ爪を入れて白ワイン、塩をふり、蓋をする
- 両面とも軽く焦げ目がつく程度焼く
カニ爪は生冷凍でも冷凍ボイルでも、解凍すれば食べられるので、火をしっかり通す必要はありません。
加熱しすぎると、パサつくので注意しながら料理してくださいね。
殻も残さず使い切ろう!
調理の時に残った殻からも出汁がでるので、捨てるのはもったいないです。
殻をきれいに洗い、炒めて、水と酒を入れて煮込むと美味しい出汁で取れます。
少しカニの身を残していれば、みそ汁や、雑炊に使えます。
殻まで使えるのがカニのお得なところです。
まとめ
カニの爪を美味しく食べるなら、まず解凍からです。
早く食べたい気持ちを抑えて、ゆっくり解凍してください。
殻もキッチンバサミを使って、簡単に外せます。
カニの爪が付いたコロッケやフライが食卓に並べば、きっとみんなびっくり、大喜びです。
慣れれば、それほど大変ではないので、ぜひ挑戦して、カニ爪を味わってくださいね。
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