たけのこは素早く茹でてあく抜きすることが美味しさの秘訣です。
しかし、簡単にあく抜きをする方法にはどんなものがあるのでしょうか。
皮は剥くの?
それとも剥かないの?
まずは、この初歩的な疑問を解消してから、長期保存の方法や美味しいレシピをご紹介します。
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たけのこの皮は剥かずに茹でる?剥いてから茹でる?
たけのこの皮を剥かずに茹でる
たけのこの皮にはたけのこを柔らかくする成分が入っているため、茹で上がりが柔らかくなります。
ただし、たけのこの旨味が少々逃げることにもつながります。
たけのこの皮を剥いてから茹でる
小さな鍋で茹でられ、調理にかさばらないのがメリットです。
なお、それぞれにメリットはありますが、皮を剥く、剥かないでの茹で時間には大差はありません。
状況に応じて上手に使い分けましょう。
簡単☆たけのこのあく抜きの方法☆
たけのこと一緒に入れると簡単にあく抜きが出来るもの一覧
茹でる場合
★米ぬか+唐辛子
米ぬかは大きめのお茶パックやガーゼの袋の中に入れておくと水洗いの時に手間がかかりません。
★米のとぎ汁+米1掴み
米のとぎ汁の時はとぎ汁以外の水は使いません。ひたひたになるぐらいのとぎ汁を用紙してくださいね。
★重曹
水1Lに対して重曹は小1が目安です。
漬ける場合
★大根のおろし汁+塩
水300ccに対しておろし汁300cc、塩小1が目安です。
茹でる方法はどれもたけのこがひたひたになるぐらいの水を入れ、強火で一度沸騰させてから弱火にし、45分から50分ほど茹でます。
たけのこが竹串をさしてすっと通るぐらいの固さになったら火を止めます。
たけのこのえぐみはお湯が冷めていく間に抜けていくので、お湯が冷めきるまでじっくりと一晩そのままにしておくことが絶対条件です。
皮付きのまま茹でる場合は、穂先を少しだけ斜めにカットして、垂直に1本包丁で切り目を入れておきましょうね。
こうすることで火の通りも早く、皮を剥くのも簡単です。
また、外側の硬い皮は2~3枚は剥いておきましょう。
完全に冷めたら、たけのこを取り出し綺麗に糠などを洗い流します。
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長期保存も可能!たけのこの保存方法
1)水で保存 難易度☆
まず、大きめのタッパーやボウルにゆでタケノコ(皮付きの場合は皮付きのまま)を入れます。
次に、たけのこが完全にかぶるまでの水を加え、ふたをしないで冷蔵庫で保存します。
毎日水を取り替えると約1週間の保存ができます。
2)冷凍保存 難易度☆
茹でたたけのこを解凍した時にすぐに使えるように、レシピに応じた適当な大きさに切ります。
ビニール袋やストックバッグなどに入れ、砂糖をまぶします。(たけのこ200gに対して砂糖は大2が目安です。)
砂糖がなじんだらそのまま冷凍庫へ入れます。
3)味付けをして冷凍保存 難易度☆
茹でたたけのこをレシピに応じた適当な大きさに切ります。
解凍してすぐに使えるように、醤油、砂糖、みりん、酒でいつもより薄味に煮物にした後に冷めてから冷凍庫へGO。
4)焼酎で保存 難易度☆☆
生のたけのこの皮を剥いて2~3ミリ程度にスライスします。
ホワイトリカーに漬けます。
使いたい時には水にさらしますが、たけのこからアルコール臭さが抜けきるまで毎日水を取り替えましょう。
(一週間から10日ほどかかります。)
5)塩で保存 難易度☆☆
茹でたたけのこの水をしっかりと切り、大きくて深い容器にビニール袋を入れます。
その中に水を切った茹でたけのこを入れ、満遍なく塩を振ります。(茹でたけのこ100gに対し、塩は25gが目安です。)
茹でたけのこ→塩→茹でたけのこ→塩と重ねていき、ビニールの口をしっかりと輪ゴムで縛ります。
保存容器の蓋をしめ、塩が馴染むまで1日置きます。
1日置くと水が出てきますので、追加用の塩(適量)をパラパラとふりかけ、もう一度ビニールの中の空気を抜き、しっかりとビニールの口を輪ゴムで縛ります。
保存容器の蓋を閉めておけば常温で1年ほど持ちます。
菌の増殖を抑えるため、塩はケチらずにがっつりと振りましょう。
美味しいたけのこ料理はコレ!おすすめ簡単レシピ☆5選
◯超簡単♪たけのこの土佐煮
たけのこ料理といえば土佐煮。定番の味が簡単に作れますよ!
◯たけのこ満載キーマカレー
シャキシャキとしたたけのこの食感がアクセントの絶品キーマカレーです。
◯筍と小松菜の和風パスタ
たけのこと小松菜の彩りも素敵な和風パスタは、めんつゆで手軽に作れます。
◯香ばし旨し♪タケノコごはん
旬の味たけのこをごま油と醤油で香ばしく炒めてから炊き込むので香りも◎
◯たけのこの磯辺揚げ
青のりの風味とたけのこの旨みのコラボレーションはおかずにもおつまみにも最適です。
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まとめ
天ぷら、煮物、ご飯、お吸い物・・・。
考えるだけであの歯ごたえが蘇ってきそうな春の味覚といえばたけのこで決まりですね。
しっかりとあく抜きしておけば、たけのこのえぐみを感じること無く、たけのこを丸ごと美味しく食べられます。
あく抜きも慣れたらとても簡単ですよ。
皮を剥いても剥かなくてもどっちでも好きな方法でできますし、塩や焼酎を使ってもOK。
食べきれない分のたけのこは保存しておいて、いつでも美味しいたけのこを食べてくださいね!。
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