春は山からの沢山の恵みが訪れる季節です。その中でもぜんまいは多くの方に喜ばれる山の幸として人気があります。
しかし、そんな人気のあるぜんまいも厄介なのは、そのあく抜き。しっかりとあく抜きをしておかないと料理をした時に苦味が残ってしまいます。
今回はそのぜんまいの厄介なあく抜きを簡単に済ませる3つの方法をご紹介します。
ぜんまいの意外な栄養やレシピもまとめていますので、ぜひ春の旬を楽しみましょう!
あく抜きを済ませたぜんまいをナムルで食べるか、煮物で食べるか、はたまた白和えで食べるか…楽しみが膨らみますね^^
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あく抜きする前に、簡単な下処理を!
ぜんまいの先端部分。ふわふわの茶色い綿毛をとりましょう。
綿毛のはしをつまんで引っ張ることで粗方とれます。しかし、細かい毛はまだ完全に取り除けていないので、気になる方は穂先まで伸ばしてしっかりと取り除いてくださいね。
(※この時、軍手かゴム手袋があればあくがつかずに済みますよ!)
そして、綿毛を取り除いたぜんまいを水の張ったボウルに入れ、ゆすりながら汚れをとります。
ぜんまいのあく抜き方法!難易度別に紹介!
その1:定番の重曹 おすすめ度☆☆
重曹の代わりに木炭でもOKです。一番の定番なので、手順を調べるのもラクなのが便利ですね。
2)沸騰したらぜんまいを入れ、2~3分程度、茹でます。
3)火をとめて、お湯をきり、茹でたぜんまいに上から重曹(小さじ1)をふりかけます。
4)そのままぜんまいがひたひたになるまで鍋に水を入れ、3時間ほど放置します。
5)その後、水を換え、ぜんまいを水に浸し、また3時間ほど放置します。
6)あく抜き、完了!
その2:小麦粉 おすすめ度☆☆☆
なんといっても短時間でササッとあく抜きができるのでおすすめです。
10分程のあく抜きでまだあく抜きが足りないと感じたら、もう少し水にさらす時間を延ばしてみてください。
その時、水1Lに対し、塩(小さじ2)、小麦粉(大さじ4)を加え、沸騰させます。
2)沸騰したらぜんまいを入れ、3分程、茹でます。
3)その後、ぜんまいを取り出し、流水で10分程度さらします。
4)あく抜き、完了!
その3:一晩おく おすすめ度☆☆
手間はかかりませんが、一晩かかるのが難点ですね。
でも、時間に余裕がある方にとっては、とてもラクにできるあく抜き方法ですよ。
2)沸騰したお湯にぜんまいを入れ、30秒ほど茹でます。
3)茹で上がったぜんまいをざるに取り、熱いうちに根元から先端にかけて割きます。
4)割いたぜんまいを水に浸して一晩おきます。
5)あく抜き、完了!
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ぜんまいの栄養がすごい!
実はぜんまいは栄養も豊富なんです。
たとえば、食物繊維やビタミンA、ビタミンC、葉酸が豊富で、貧血予防の民間薬にも使われています。
ビタミンAとビタミンCは、抗酸化力と免疫力強化の働きがありますので、体内のバランスを整えてくれます。
また食物繊維は不溶性のもので、便通がよくなり、腸がきれいになる効果が期待できますよ。
旬の時期に旬のものを食べると体にいいと言いますが、ぜんまいは春になったらぜひ食べたい食材ですね。
おすすめレシピ3選
クックパッドで人気のぜんまいレシピをチョイスしました!
ぜんまいは油と相性がいいので炒めても、またスープにしても美味しいですね。
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まとめ
春の味覚であるぜんまいはそのあく抜きが厄介です。なぜならしっかりとあく抜きをしていないと苦味が残り、せっかくの料理が台無しになってしまうからです。
今回ご紹介したぜんまいのあく抜きは、大定番の重曹(木炭)を使う方法、小麦粉を使う方法、そして一晩おく方法です。
どれも手順を踏めば簡単に、そして、しっかりとあく抜きができます。また、ぜんまいの食感を損なうこと無く美味しく食べることができますよ!
ちなみに私のおすすめは小麦粉を使う方法です。
とっても簡単にあく抜きができるので、今年の春も実家の母からたくさん送られてくるであろうぜんまいを楽しみにしつつ、小麦粉であく抜きをしたいと思います。
春はたけのこも旬ですね!
旬の食べ物を食べると、体が健康になると昔から言われています。季節を感じる感性も養えますから、ぜひ食卓に取り入れていきたいですね!
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