夏真っ盛りの時期、お中元が届いたら、ハガキでもいいので、お礼状を書いておきたいですね。
お礼状では、先方にお中元が届いたことをお知らせするだけでなく、頂いた品と厚意への感謝の気持ちを伝えることが大切です。
お礼状ひとつで、今後の関係がいっそうスムーズなものになりますよ。
今回はお中元のお礼状をハガキで書くときの5つのポイントや文例をご紹介します。
感謝の気持ちを伝えるための5つのコツをヒントに、あなたらしいお礼状を送ってくださいね。
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ハガキでお中元のお礼状を送ってみよう!
1)お礼状はお中元が届いたらすぐに出す
お中元が届いたお礼を電話で済ませるだけでなく、書面で改めてお礼を伝えることがマナーです。電話は略式なのですぐにハガキでお礼状を出しましょう。
2)時候の言葉で始める
夏真っ盛りですからそれに相応しい季節の言葉、時候の言葉を書きましょう。
「暑さの厳しい折、◯◯様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか」
あまり会う機会がない相手なら、軽く自分や家族の近況を書いておくのもいいですね。
3)感謝の気持を伝える
品物が届いたことを報せると同時に感謝の気持ちも伝えましょう。
見返りを求められていなくてもありがとうという言葉はもらって嬉しい言葉の一つです。是非、家族一緒に喜んでいることも添えましょう。
「さて、この度はお心のこもったお品をお送りいただきまして誠に有難うございました。季節の果物を使ったシャーベットは子供達の大好物ですので、家族みんなで喜んでおります」
4)先方を思いやる、気遣いのある優しい言葉を添える
暑い時期ですから夏バテや夏風邪で体調不良を起こしているかも知れませんね。
お元気なら何よりなことですが、気遣いの言葉をさりげなく添えることで優しい文章になります。
「夏の暑さはこれからもまだ続きますので、みなさまどうぞご自愛ください」
5)結びの言葉でしめる
お中元のお礼や先方を気遣う言葉の後は結びの言葉でしめましょう。
「略儀ながら取り急ぎ書中にてお礼申し上げます」
大切なのはお礼を伝えることです。時候の言葉、お礼、相手を気遣う言葉、結びの言葉を忘れずにハガキをすぐに出しましょう。
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ケース別の例文を紹介します!
1)知人からお中元を頂いた場合
暑中お見舞い申し上げます。
毎日うだるような暑さが続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、この度はお心のこもったお気遣いを頂き、本当にありがとうございました。甘くみずみずしいメロンに子供達も大歓声をあげて大喜びしています。
まだまだ厳しい暑さが続きますがくれぐれにも体調にはお気をつけください。
奥様にもくれぐれも宜しくお伝え下さい。
お礼まで
2)目上の方からお中元を頂いた場合
拝啓 暑さ厳しき折、◯◯様にはますますご壮健のことと存じます。
日頃はご無沙汰ばかりして申し訳ありません。
私達家族はおかげさまで穏やかな日々を送っております。
これも◯◯様のご厚意あってこそと深く感謝しております。
さて、この度は誠に結構なお中元の品を頂戴しましてありがとうございます。
◯◯様のお心遣いに恐縮するばかりであります。
暑い季節にピッタリのフルーツを早速家族で堪能させていただいでおります。
これからまだ暑さ厳しい日々が続きますが、皆様、くれぐれもお身体ご自愛ください。
まずは取り急御礼まで。
敬具
3)自分からも先方へお中元を送った場合
拝啓 梅雨明けから日増しに暑さが厳しくなってくるようです。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この度は結構な品を送っていただきましてありがとうございました。瑞々しい桃の旬の味を家族で早速いただきました。いつもお気遣いを頂き、本当にありがとうございます。
また、本日、別便にてお中元のしるしにビールをお送りいたしました。月並みではございますが、私どもの感謝のしるしとしてお納めいただければ嬉しく思います。
最後になりましたが、暑さ厳しき折、自愛のほどお祈りいたします。
これからも一層御指導御鞭撻のほどをお願い申し上げます。
本来ならご挨拶に参上しなければならないところ、略儀にて失礼いたします。
敬具
4)今後、お中元をお断りしたい場合
拝啓 暑さ厳しい日々が続いておりまが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私達家族はおかげさまで元気に過ごしております。
さて、先日は心のこもったお中元の品をお送り頂き、本当にありがとうございました。
日頃からご無沙汰ばかりで行き届きませんのに温かなお心を頂き、誠に恐縮しております。
今後はどうかこのようなお心遣いをいただかないようにお願い申し上げます。
まだまだ暑さは続きますのでくれぐれもご自愛下さい。
略儀ながらお礼とお願いを申し上げます。
敬具
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まとめ
お中元のお礼状は、義務感で送ってもあまり意味がありません。相手に喜んでもらえるお礼状を書きたいですね。
近況報告を兼ねての暑中見舞いとすると、お礼の気持ちを伝えるだけでなく、親しみが感じられて嬉しいものです。
夏は郵便局からかもめ~るが販売されたり、文具コーナーで夏らしい絵葉書も沢山並びます。
花火や金魚など、涼しげな絵がついたハガキで送るのも素敵ですよ。
今回ご紹介した例文を参考にすれば、簡単にアレンジして気持ちのこもったハガキを書くことができます。
暑さが厳しい時期だけに、涼しい気分になれる季節の言葉を取り入れるなど、楽しみながらお礼状を送ってみましょう。
目上の方へのお中元のタブーとは?
贈り物のルールを知らないと、お互いに嫌な思いをすることがあるので注意が必要です。
身内へのお中元のお返しのコツは?
→お中元のお返しの方法とは!身内へはお礼の伝え方が大事です!
お中元を贈らなかった相手へのお返しって迷いますよね。
一応は贈らなくていいというのが一般的なマナーですが、それでは気が引けるという場合に、さらっと贈る方法も紹介しています。
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