2歳児、3歳児がイヤイヤ期に入ると、一体いつまで続くんだろうと思ってしまいますよね。
「さあ、寝ようね」「イヤイヤ!」「ごはんちゃんと食べようね」「イヤイヤ!」と、この調子が続きますから、できるだけラクに接する工夫が必要です。
この時期の特徴を理解するだけでも、ママの気持ちの上で負担が軽くなりますよ。
今回はイヤイヤ期の期間や困難をやわらげる上手な接し方のコツを紹介していきます。
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イヤイヤ期はいつまで続くのか?
イヤイヤ期に入ると、一体いつまで続くのだろうと思ってしまいますよね。
まず、手短にこの質問に答えるとしたら、「それほど長く続かない」「徐々に安定していく」と言っておきましょう。
個人差もありますが、一般的には3歳後半くらいになると、少しずつ安定して行くものです。
しかし、接し方をちょっと工夫するとママに向けられる困難も少し緩和できます。
こうすればラクになる接し方、7つのコツ
1)時間を設定する
例えば、公園に行った時に帰る時間になりそうになったら、「あと10分経ったら帰るからね!」と前もって子供に伝えます。
突然「帰る」とママが言うと、「まだ遊ぶ」と言い張り、なかなか帰りそうもない素振りを見せることってありますよね。しかし、時間を伝えておくと意外とすんなり言うことを聞いたりするものです。
与えられた10分間の間に、子供なりのプランを頭の中に立てるのでしょうね。
2)一日のスケジュールを決める
1日のタイムスケジュールを決めておくのも有効です。
例えば、食べる時間、遊ぶ時間、公園やお散歩の時間、寝る時間など、一日に行うことをあらかじめ決めておけばいいのです。
そうすることで、子供が何かやっていてなかなか終わらない時に「これから、○○の時間だよ。早く行こうね」みたいに説明ができます。
子供が小さいからと言って、うまく丸め込もうと騙し騙し何かをやろうとしても、意外に子供って気付くものなんですよ。
小さい頃から、「後◯◯分経ったら○○は終わりね」「この長い針がここまで動いたら◯◯食べようね」などと時間に紐付けての行動は大変重要です。
3)子供の睡眠時間を十分取る
2歳児、3歳児のイヤイヤは、単に「反抗期だから」だけではありません。
時には、睡眠不足が原因で不機嫌になり、すべてのことにイヤイヤを言うこともあります。
子供を夜遅くまで起こしておいたり、昼寝の時間を省略したりせずに規則正しく寝せるように心がけましょう。
ご飯の時間やいつまでに寝るかなどの就寝時間は、家庭のルールとして習慣にしておきたいですね。
4)食事に気をつける
イヤイヤを言うもう一つの原因になっているのは、食べ物=食事にも言えることです。
お菓子などの甘いものを出来るだけ控え、野菜や果物、穀物など、バランスの取れた食事を心がけましょう。
食事の傾向を少しずつ変えていくことで、イヤイヤが少し抑えられると言う話はよく聞きます。
5)子どもが得意になっていることを見逃さない
2歳児、3歳児の子供は、様々なことを習得して行く時期ですよね。
また、子供自身がしっかりと自信を持って、親に見てもらいたいことが増えて行く時期でもあります。
例えば、公園から帰ろうとした時によくある話ですが、子供が急にブランコに行こうとして帰るのを嫌がったとします。
それは、ブランコを自分でこげるようになったことをママに見せたいと思っている場合もあるでしょう。
そのあたりは、言葉ではっきり表現できない時期だからこそママにも伝わり辛いことですよね。
しかし、いつもと違う子供の様子をキャッチしたら、そこは5分だけでも帰るのを待ち、子供にブランコをさせてみましょう。
思いがけず、子供が習得したスキルを見ることになるかもしれません。
そして、子供の成長を感じたら、思いっきり笑顔で褒めてあげましょうね。
コミュニケーションを取るきっかけはこのような些細な場所にも転がっているものです。
6)時間の余裕を見て、再度トライさせてみる
それでも、今はどうしても時間がないという時もありますよね。
例えば、子供がピッチャーに入っている水をコップに注ぐことを覚えたとします。
自分でやってみたいと言っているけれど、今すぐ外出しないといけないというような場合です。
その時は「ごめんね。今すぐに行かなくちゃいけないんだ。
でも、帰ってきたらママに美味しいお水を注いでもらえるかな?」と一言伝えてみましょう。
そして、約束どおりに帰宅をしたら子供に水を注いでもらいましょう。
2、3歳児のイヤイヤ期とは、大きく成長する時でもあることを念頭に入れておくことが大切です。
子供を褒めるきっかけを見逃すと、その分コミュニケーションの機会を逃してしまいますからね。
7)子供が好きなことやモノを把握する
子供が好きなことやモノは普段から観察しておけば、だいたい分かるようになりますよね。
絵が好きな子供、粘土遊びが好きな子供、ボール遊びが好きな子供、それぞれ好きなことが違います。
その子供が好きなことを知っていれば、イヤイヤを始めた時に「じゃあ、これで遊んでみる?」のように気をそらせる方法もあります。
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理解したい、子供の第一反抗期
生まれたばかりの時は、ミルクを飲んでは寝て、起きてはミルクを飲み、また寝るを繰り返していましたよね。
その内、歯が生えてきたり、立ち上がって歩き出したり、いろいろな成長段階を経過していきます。
そして、子供は身体と共に精神的にも成長を一緒に経験してゆきます。
第一反抗期と呼ばれる1~3歳は、成長がとても早く、子供の脳も著しく発達して行く段階です。
そして、身体の変化に伴って、精神的にも独立心が芽生えてきます。
その独立心がイヤイヤにつながっていますので、いつまで続くのだろう?と悩むよりも、イヤイヤ期は子供の成長の証だとポジティブに捉えることが大切です。
でも、イライラしてしまうのも無理はない
今まで赤ちゃんで無抵抗だった子供が突然、イヤイヤを言い出すと分かっていても面食らってしまうと思います。
親の言うことを聞いてくれない、でも、まだ自分で何か出来るわけでない。そのアンバランスの状態に、大人はイライラを募らせてしまいます。
例えば、親は早く次の用事があるので、せっかく子供がやり始めていることを取り上げて早く終わらせる。一方、子供は自分でやってみたいのに、取り上げられて、ストレスを溜め込む、といったこの二つの葛藤が重なり合います。
ですから、楽な接し方をマスターすることが、親にとっても子供にとっても重要なことになります。
イヤイヤ期に疲れたら、無理をしないこと
イヤイヤ期の接し方のコツを掴んでも、しばらくの間こんな感じで過ごしていくとなるとママも疲れてしまうこともあるかと思います。
そんな時は、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚、友達等にちょっと頼んで、ママがゆっくりする時間を作るようにしましょう。
また、子供にとってもママ以外の人と触れ合う機会を得ることで、幼稚園に行った時に人見知りがなくなって、もっとラクにもなります。
練習と言う公明正大な理由をつけて、誰かに2、3時間くらい頼んでみるのもいいかもしれませんよ^^
また、パパが休みの日は、数時間だけでも子供をみてもらい、ママはちょっとお出かけしてみるのもいいでしょう。
自分自身の心のケアにも気をつけながら、子供のイヤイヤ期をできるだけラクに乗り切っていきましょう!
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まとめ
子育てをする時は、1人で頑張ることよりも子供と一緒に楽しく前向きに取り組むことがポイントになります。
まずはイヤイヤ期がいつまで続くのか考える前に、子供の成長の証であることを理解しましょう。
そうすればイヤイヤ期の子供と接する時にママにも子供自身にも気持ちの余裕が生まれると思います。
気持ちの余裕があるからこそ、子供の変化に気づくこともでき、よりたくさんの成長を感じられ、お互いに良いコミュニケーションが取れるようになりますよ。
そして、イヤイヤ期の子供とラクに接する7つのポイントも、少しずつ試してみてくださいね。
育ち盛りの子供との時間は、あっという間に過ぎていきますから、後で振り返ればきっとママの宝物になるはずです!
食事で楽しくコミュニケーション!
食事の時間は親子の絆を深める絶好のチャンスですから、大事にすごしましょうね。
赤ちゃん返りもコミュニケーションで解決!
イヤイヤ期に赤ちゃん返りが重なっても、この対応を知っていたら大丈夫です。
一緒に遊んで仲良くなろう!
→粘土遊びは2、3歳の幼児にどんな効果?実は小麦粉で作れます!
一緒に遊ぶ時間が子供には何より大切ですよ。
イヤイヤ期の子供の気持ちとは?
→【イヤイヤ期】2歳~3歳児の、気持ちに寄り添う20のコツと対処法
子供の気持ちを理解すれば、自然と接し方は分かってきます。簡単なことばかりなので、できているかどうかチェックしてみましょう。
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