赤ちゃんが泣きながらママを追いかける、後追いの姿はとても可愛らしいものですよね。
そして、泣いてる赤ちゃんにとっても、追われるママにとっても、試練の日々でもあります。
ところが、中には後追いをしない赤ちゃんもいます。
一般的に後追いをするのが赤ちゃんの成長過程の1つと言われていますが、赤ちゃんにとっての後追いとはどんな意味があるのでしょうか。
そして、後追いはいつからいつまで続くのか、後追いと自閉症の関係についても、正しく理解しておきましょう。
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赤ちゃんが後追いするのはいつからいつまで?
後追いは、6ヶ月くらいから始まり、8~9ヶ月頃がピークの時期です。
そして、大体、1歳を過ぎると徐々になくなっていき、1歳半頃までには治まっていきます。
いつからいつまでかというのは、赤ちゃんによって個人差がありますので、他の赤ちゃんと比べる必要はありません。
◯8~9ヶ月がピークの理由
8~9ヶ月の赤ちゃんは、ハイハイや伝え歩きなどができるようになる子が多く、移動範囲が広がります。
そうして、大好きなママの姿が見えなくなると不安でいっぱいになり、いなくなるママの後を必死になって追いかけます。
「ママはすぐに戻ってくる」
「ママは一時的にいなくなる」
ということが理解できないためにママと離れるとパニックを起こすのです。
ママにとってはトイレにも行けない、家事もはかどらない、食事を摂るのもままならないとないないづくしの少し大変な時期かも知れませんね^^
◯後追い時期にすべきこととは?
でも、後追いをするのも一時的なもの。
赤ちゃんがママを大切な存在と認識している成長の証ですから、ゆったりとした気持ちで思う存分、後追いをさせてあげましょうね!
ちなみに、後追いの時期に十分甘えさせてあげることが、自立心の芽生えにもつながりますから、忙しくてもできるだけコミュニケーションをとることが大切です。
◯後追いが見られない時は?
しかし、そんな後思いもなければないで「もしかして、私をママと認識していないの?」と寂しいものですよね。
よその赤ちゃんと比べると、実際には個人差があるだけなのに、余計な不安を抱いてしまいがちです。
ところで、自閉症の赤ちゃんは後追いしないとも言われていますが、必ずしもそうとは限りません。
不要な不安を抱かないために、自閉症と後追いの関係についても理解を深めていきましょう。
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自閉症の赤ちゃんは後追いしないもの?
実は、子供がある程度大きくなって自閉症と診断された時に、赤ちゃんの時を思い起こすと、「そういえば後追いをしなかったけど、あれは自閉症の症状だったのね」と後から気づくことも多いのです。
後追いは、ママを大切な存在と認識する心の成長ですが、自閉症の赤ちゃんにはその認識ができないと言われています。
しかし一方で、赤ちゃんの時に「後追いはした」のに、3歳を過ぎて自閉症と診断されたというケースもあります。
その理由は、自閉症の子供の特徴の1つである「同一性保持」という環境の変化を恐れる心がそうさせていると考えられます。
○自閉症ではない赤ちゃんの場合
これは、ママがいないと寂しくて不安。でも、ママが戻ってくると嬉しさや喜びが溢れて笑顔が見え、またママと遊び始める一般的な後追いです。
しかし、自閉症の赤ちゃんの場合は少しパターンが違います。
○自閉症の赤ちゃんの場合
自閉症の赤ちゃんの場合は、ママがいなくなることを寂しいとは捉えません。自分が置かれている状況が変わったことに対する不安で、後追いをするのです。
そして、ママが戻ってくるとまた同じ状況になったので安心し、1人で黙々と遊び始めます。
同じ後追いでも、ママがいなくなって寂しがる後追いと、状況が変わることに不安を覚える後追いとでは理由が違うんです。
つまり、後追いをするかどうかが自閉症の決め手にはなるわけではありません。自閉症かどうかを判断するには、もう少し様子を見る必要があります。
自閉症の症状とは?
一般的に自閉症の症状は、1歳ぐらいから兆候がみられる事が多く、2歳までにはその症状が徐々に現れ、3歳までにはっきりすることが多いのが特徴です。
・人見知りをしない
・喃語が少ない
・強いこだわりがある
・あまり笑わない
など、後追いをしないだけではなく、他の兆候が見られる場合には改めて専門家の意見を伺うことが必要です。
後追いをするもしないも赤ちゃんの個性!
ちなみにうちのケースだと、次女は一般的な赤ちゃんと同じ期間の後追いがありましたが、長女は全く後追いがありませんでした。
寂しいほどに私が居ても居なくても我関せずで遊ぶタイプだったのに比べ、息子は家庭内ストーカーと夫に呼ばれていたほど後追いが激しい赤ちゃんでした。
次女・・・一般的な後追い
長男・・・家庭内ストーカー
後追いに限らず、よく笑う赤ちゃん、そうではない赤ちゃん。歩くのが早い赤ちゃん、そうではない赤ちゃん。
これは、赤ちゃんの個性と言えます。
兄弟がいる・いない、家族に大人が多いなどその時に赤ちゃんを取り巻く環境でも変わるものですし、赤ちゃんの性別や性格も大きく関係するものだと思います。
成長は、ある程度の年齢になるまで、かなり個人差が見られるものですから、◯ヶ月になったのに後追いをしない!これはもしや自閉症?とあまり不安になる必要もありませんよ。
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赤ちゃんの脳の栄養は3歳までが最も大事です
子供の脳の発育は、3歳までにほぼ100%完成します。
ということは、3歳までに何を食べたかが、赤ちゃんの一生を左右してしまうのですね。
まとめ
赤ちゃんがママを大切な存在と認識することも大きな心の成長の1つですが、その成長の証が生後8~9ヶ月がピークと言われる後追いです。
後追いの期間は、人生の中でもトータルで半年ほどの短い期間です。
後追いされるママにはなかなか大変な半年かも知れませんが、あれだけ人に後を追われることもなかなかない体験なので、かなり貴重な時期ですよ^^
また、後追いをあまりしなくても、それを自閉症と疑ってしまうのは時期尚早という気がします。
余計な不安を抱くことは、ママの精神衛生上もよくないですし、不安な気持ちは赤ちゃんにも伝わってしまいます。
後追いをしてもしなくても、大事なことは赤ちゃんをしっかりと愛してあげることです。
これはママやパパにしかできないことですからね。
赤ちゃんの後追いがひどかったら「そんなに私のことが好きなのねー」と受け止めてあげれば良いですし、赤ちゃんの後追いがなければ「この子はこういうペースなのだ」とゆったりとした気持ちで見守りましょう。
いずれにしても、育児で大切なのは、焦らないこと、誰かと比べないこと、そして、赤ちゃんをゆったりと見守ることですよ^^
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