赤ちゃんが便秘になった時、7つの対策がありますが、把握できていますか?
するっと快適に排便ができないのは、大人と同じで赤ちゃんだって苦しいですし、健康にも悪影響があります。
便秘で赤ちゃんが苦しんでいる時は、1つずつ試していくしかありません。赤ちゃんはまだ筋力が足りないので、ママの手助けが必要です。
1日も早く便秘解消できることを、願っています!
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赤ちゃんに試して欲しい7つの方法
赤ちゃんにも体質やくせ、そして、好みなどがありますので、どれが我が子に適しているのか様子を見ながら試してみてください。
1)マッサージ
赤ちゃんへの優しいマッサージを施してみましょう。今回は2つの動画をご紹介しますね。
定番の「のの字マッサージ」
首すわりがしっかりしてきた赤ちゃんへの「尾てい骨マッサージ」
2)母乳とミルク
離乳食をまだ始められない月齢の赤ちゃんで母乳の場合は、お母さんが水分補給をこまめにしたり、繊維質の食品を多く摂ったりと母乳バランスを整えてみましょう。
また、ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、粉ミルクの銘柄を換えてみるのもいいですね。
3)水分補給
赤ちゃんの成長に合わせながら水分を気持ち多めに摂らせてみましょう。特に月齢が低い赤ちゃんは、母乳やミルクが足りていないのも便秘になる原因の一つです。
また、水分の他に砂糖水をあげる方法もありますが、小児科医によって砂糖水は賛否両論分かれているのが現状です。
(※理由は自然な排便ではなく、人為的に下痢を起こさせるからというものです。)
砂糖には便を柔らかくする働きがあるのですが、赤ちゃんの便秘の根本的な解決にはなっていません。
腸内環境を整える
赤ちゃんの便秘解消に必要なのは腸内環境を整えることです。
悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすためには善玉菌の大好物であるオリゴ糖を与え、働きを活性化させることがおすすめです。
もし、赤ちゃんに砂糖水を与えたいと思った時は高純度で加糖されていない添加物の入っていないオリゴ糖を選び、砂糖水を作ってあげてくださいね。
4)離乳食
離乳食が始まっている月齢の赤ちゃんの場合は、繊維質の食品を増やして様子を見ましょう。
繊維質というと真っ先にゴボウが思い浮かびますが、それよりはわかめやひじきなどの海藻の方が乳幼児にも食べやすく、おすすめですよ。
5)運動
赤ちゃんをオムツ交換の時のように仰向けにして足を動かす自転車漕ぎ運動をしてみましょう。
首すわりがしっかりしている月齢なら、腹ばいにして腹筋や背筋を鍛えてみましょう。
6)生活リズム
排便を促すには、自律神経の働きを整えてみることでも効果があります。
朝、昼、夜が区別できる月齢であれば生活リズムを乱さないように気をつけてみましょう。
7)浣腸
赤ちゃんの便秘で一般的な浣腸の方法は綿棒浣腸です。
他にもいちじく浣腸や摘便(※摘便は医療行為)などがありますが、こちらはお近くの小児科で相談してからにしましょう。
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便秘解消におすすめの綿棒浣腸
腹圧の弱い赤ちゃんは自力で排便するのが困難なことも多いですよね。そんな時は自宅でお母さんが手軽に出来る綿棒浣腸がおすすめです。
用意するもの:大人用綿棒、ベビーオイル(オリーブオイル(※ 食用でも可))
綿棒浣腸の方法
1)まずは大人用綿棒のカチカチの綿の部分をややほぐします。ほぐしたらたっぷりとベビーオイルをつけ、最初に肛門の周りにつけて綿棒が滑りやすくします。
(※赤ちゃん用の綿棒は細すぎるため刺激が不十分なこともあります。また、硬すぎて中を傷つける恐れもありますのでご注意ください。)
2)肛門の中に入れ、1~2センチあたりの部分を刺激します。または、2~3センチのところに入れて前後に動かしてみましょう。
3)綿棒を抜いて肛門を指の腹で軽く押して刺激します。
大抵の赤ちゃんは最初の刺激で排便が促されることが多いのですが、ごくまれに肛門付近で便が硬くなり、それが蓋をしていて排便できない場合もあります。
その場合は家庭ではあまり無理をせずにお近くの小児科で相談してみてくださいね。
綿棒浣腸はくせになる?
綿棒浣腸をするときに気になるのが「これはくせにならないか?」と言うことですよね。
綿棒浣腸をしないと便が出ないなんてことになったら…と考え、二の足を踏むお母さんもいることでしょう。
しかし、安心してください!
赤ちゃんに綿棒浣腸をしてもくせになるということはありません。成長に応じて腹圧も強くなり、徐々に自力で排便する力がついてくるのでそれまでのサポートだと思って大丈夫です。
むしろ便秘で苦しむほうが赤ちゃんにとっては辛いことです。
赤ちゃんの便秘は5日ほど様子をみても問題はありません。
しかし、便が出なくて本人が苦しがっている、思うように母乳が飲めないなど、普段と様子が違う場合は、早めに綿棒浣腸を試してみてくださいね。
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これがよかった!先輩ママの声
1)オリーブオイルを活用する
オリーブオイルは綿棒浣腸にも使えますが、生後6ヶ月以降の赤ちゃんの離乳食に使うことで便秘予防にもなります。
オリーブオイルの中でもエクストラヴァージンオリーブオイルは、抗炎症作用効果のあることが報告されています。
一生涯、健康に影響する脂肪細胞を作ることや、脳の発達にも効果が期待できるものとして注目を浴びています。
他にも肌の保湿効果や硬くなった肌を柔らかくする効果などもあり、肌トラブルにもその万能ぶりを発揮しています。
カルシウム、鉄分、ビタミンK、ポリフェノールなど赤ちゃんだけでなく、大人も必要とする栄養素がたっぷりと詰まっているので、健康のために是非、普段の生活に摂り入れていきたいですね。
2)オリゴ糖を活用する
母乳の質が落ちてしまったり、粉ミルクが原因で、腸内環境が整っていない赤ちゃんが増えています。
そのような場合は、赤ちゃんが腸の中に持っている、善玉菌を元気にしてあげることで便秘の改善が期待できます。
赤ちゃん本来の腸の力を元気にして、自然とスッキリ便秘を解消するのが理想です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
→赤ちゃんのお腹が苦しそう!オリゴ糖はほんとに効果があるの?
まとめ
赤ちゃんが真っ赤な顔で踏ん張りながらウンチをする様子を初めてみた時、あの感動は一生涯忘れられません。
でも、それよりもウンチが出ないと苦しそうに泣く顔は違った意味で忘れられません。
大人も赤ちゃんも、やっぱり便秘は苦しいですからね。
いざとなったら綿棒浣腸が役に立ちますが、できるだけ食べ物に気を遣って便秘を解消するのがベターです。
赤ちゃん本来の元気があれば、便秘にもならないはずですからね。
赤ちゃんの成長と共に排便をする力も備わりますが、それまではお母さんがサポート役に徹してあげましょう。
昼寝と夜の睡眠も大事
生活リズムを整えるためには、昼寝も気を付ける必要があります。
赤ちゃんの体調は大丈夫?
赤ちゃんの腸の調子が悪い時は、免疫力も低下している可能性があります。
風邪をひいていたり体調が悪くないか、しっかりと観察しましょう。
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