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赤ちゃんの鼻づまりの原因とは?6つのおすすめ解消法!

健康 この記事は約 5 分で読めます。

夜、隣で寝ている赤ちゃんからフガッともフゴッとも聞こえる音がしたり、なんだか口で呼吸している気がする。

そうなると赤ちゃんの鼻づまりが悪化してきた証拠です。

大人でも鼻づまりは苦しい症状なのに小さな赤ちゃんの鼻づまり、相当苦しいはずです。

赤ちゃんの鼻づまりの原因が分かると、解消法もすぐに実践できますのでぜひ知っておきましょう。

赤ちゃんの鼻づまりの原因と特徴

赤ちゃんの小さな鼻を見れば分かる通り、大人より鼻が低い鼻の穴が小さい鼻腔も狭いことから、鼻水が溜まりやすく出にくいので、鼻づまりになりやすいです。

また、鼻の粘膜は敏感ですので気温の変化で鼻水が出やすくなり、その鼻水が乾燥することでまた鼻づまりが起こります。

更に赤ちゃんは仰向けに寝ていることが多いので大人よりも鼻づまりが長引く原因にもなります。

赤ちゃんの鼻づまりは、大人以上になりやすく長引きやすい特徴があるということを理解しておきましょう。

原因によって鼻づまりにも種類があることを学ぼう!

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◯風邪が原因

最初はさらさらとした透明の鼻水も段々と粘りを増し、ネバネバした鼻水が鼻の奥で固まり、鼻づまりを悪化させます。

◯アレルギーが原因

花粉ハウスダストなど、大人と同じで赤ちゃんの中に侵入した異物を排除するためにアレルギー症状が起こり、大量の鼻水が出始めます。

◯副鼻腔炎が原因

鼻の奥にある4つの副鼻腔内で細菌が炎症を引き起こし、黄色い鼻汁や鼻づまりが出始めます。
(※ただし、副鼻腔炎を発症するのは6ヶ月以上の赤ちゃんからです。)

病気が引き起こす鼻づまりですが、鼻づまりの他にも症状が出ることが多いので赤ちゃんの様子に気をつけてあげてくださいね。

赤ちゃんの鼻づまりを解消するおすすめの方法6選

1)仰向け寝にも工夫を!

赤ちゃんを水平な状態で寝かせるよりも少しだけ上半身を起こして寝かせると鼻の通りがよくなりますよ。

バスタオルや薄めのタオルケットなどを折り曲げて、布団の下に挟み、上半身を起こすようにゆるやかな傾斜をつけるのがおすすめです。

頭だけ高くすると気道が圧迫されて危険ですし、鼻づまりが悪化するのでご注意ください。

2)加湿器を使おう!

乾燥した部屋は鼻の奥の鼻水を乾燥させるため、鼻づまりを起こしやすい環境です。

適度な湿度を保つと鼻づまりだけでなく喉にもいいですよ。

加湿器をつけない場合は部屋にバスタオルを吊るす、洗濯物を部屋干しすることでも十分に加湿されます。

3)体調が良ければ入浴を!

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湯船に浸かると適度な湿度で鼻の奥で固まった鼻水が取れやすくなります。また、赤ちゃんも湯船でリフレッシュできてご機嫌になることも多いです。

お風呂に入る前は赤ちゃんが発熱していないことを確認してからにしてくださいね。

4)ユーカリアロマオイルで芳香浴を!

お湯の入ったコップに1~2滴のユーカリアロマオイルを垂らし、赤ちゃんが触れられない場所に置いておきます。

ユーカリの中でもユーカリ・ラディアータは赤ちゃんでも安心して使える種類のユーカリアロマオイルですのでおすすめですよ。

アロマを吸い込むことで呼吸が楽になり、鼻づまりが解消されます。

また、市販されているヴィックスヴェポラップをお湯に入れてアロマオイル代わりに使ったり、背中や胸元、鼻の下に薄く塗ることも有効ですよ。

(※ヴィックスヴェポラップは生後6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できませんのでご注意ください。)

5)蒸しタオルを使おう!

蒸しタオルを赤ちゃんの鼻の穴を塞がないように鼻の根元に当てて温めてみましょう。

または鼻の下(口のすぐ上)付近に鼻の穴をふさがないように当てることで蒸気で鼻づまりが解消します。

6)家庭用鼻水吸引器を使おう!

ドラッグストアなどで市販されている家庭用鼻水吸引器もおすすめです。

お母さんが直接赤ちゃんの鼻に口をつけ鼻水を吸い込むという方法は、赤ちゃんの持つウィルスや細菌をお母さんがもらってしまうことがあります。

鼻水を吸引する時は必ず家庭用鼻水吸引器を使いましょう。

出産後、初めて鼻水吸引器を使った時に子供の鼻の粘膜を傷つけそうで怖くなり、あまり使えずにいた為に子供の風邪を悪化させてしまったことが有ります。

おろおろしながら耳鼻科に駆け込んで先生に相談したら

「お母さんがものすごい勢いで異常に強い力で吸わない限り、なんともないよ、大丈夫だから」と大笑いされたことがあります。

鼻水はこまめに吸い込むことで鼻の奥で雑菌を繁殖させないことに繋がりますし、鼻づまり対策にもおすすめです。

耳鼻科や小児科、赤ちゃんの鼻づまりでの受診はどのタイミング?

機嫌が悪い
・母乳やミルクの飲みがいつもより悪い
発熱している
・鼻づまり以外の症状がひどい

赤ちゃんの様子がいつも通りであればご家庭で様子をみて、いつもと違うことがあればお早めにかかりつけ医やお近くの医療機関での診察受診をしてください。

まとめ

赤ちゃんの鼻づまり、気になりますよね。まずは6つの解消法でできそうなものから試してみるとよいです。

熱がなければお母さんと一緒に気持よく湯船に浸かったり、寝る時に少しだけ上半身を起こした状態で寝かせてみたりしましょう。

首がしっかりと座っている月齢の赤ちゃんは、横向きで寝かせても良さそうですね。

赤ちゃんの鼻づまりが気になってお母さんがぐっすり眠ることが出来ないと、お母さんの体調も下り坂になりかねません。

赤ちゃんだけでなくお母さんの体調も整えて、親子で鼻づまり知らずの日々を送れるように普段から体調管理を心がけたいものです。

鼻づまりの原因になる、ハウスダストの掃除や部屋の乾燥予防には普段から気をつけておきましょうね。

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