料理をしていると、材料に「卵◯◯個」と書かれていますよね。
しかし、そこで「サイズが違うと重さも変わるし、料理の仕上りや味に、違いが出るんじゃないの?」と思った、あなた!
大正解です!
まさに、その通りで、卵一個の重さが変われば、当然カロリーも違います。
今回は、卵一個のサイズ別の重さ、カロリーなどについてお伝えします。
これで、卵の分量が原因で料理、お菓子作りを失敗することが、きっとなくなりますよ。
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卵一個のサイズ別(S・M・L)の重さ
お菓子や、茶わん蒸しなど、卵がポイント料理は重さを正確に測る必要がありますよね。
卵は、規格により、重さ別にサイズが分かれいて、一番大きいもので、LL、小さいものでSSに分けられます。
サイズごと重さは次のようになっていて、殻の重さも含まれています。
LL 70g以上76g未満
L 64 g以上70 g未満
M 58 g以上64 g未満
MS 52 g以上58 g未満
S 46 g以上52 g未満
SS 40 g以上46g未満
となっています。
パック詰めの卵は、このサイズを元に分けられて売られています。
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卵一個のサイズ別(S・M・L)のカロリー
それではカロリーはどうなっているのでしょうか。
卵のカロリーは殻を除いた食べられる部分100gあたり、151キロカロリーです。
殻の割合は全体量の11〜13%となっているので、それをもとに計算すると、サイズ別のカロリーは次のようになります。
LL 約64g 約97キロカロリー
L 約59g 約89キロカロリー
M 約54 g 約81キロカロリー
MS 約48 g 約72キロカロリー
S 約43 g 約65キロカロリー
SS 約38 g 約57キロカロリー
パック詰めされている卵はM、Lサイズが中心のことが多いので、卵1個は80キロカロリー前後と覚えておくと便利ですね。
◯うずら卵や烏骨鶏の卵のカロリーは?
卵と言っても、殻が白色の卵の他にも、殻が茶色の赤玉、うずらの卵、烏骨鶏の卵などがあります。
値段が高い傾向があるので、カロリーも高いように感じますが、カロリーは変わりません。
ちなみに、うずら卵と烏骨鶏の卵のサイズとカロリーは次のようになっています。
うずら卵(小) 約8.9 g 約16キロカロリー
うずら卵(大) 約10.5 g 約19キロカロリー
烏骨鶏の卵 約40g 約60キロカロリー
烏骨鶏は卵を産む回数がとても少ないため、栄養価が高いと言われています。
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サイズが違っても黄味の量は同じ
卵のサイズが変わっても、黄味の大きさは、SでもLでも同じです。
重さで違ってくるのは白身になります。
黄味、白身のバランスで黄味が多めが好きなら、サイズが小さいものを選ぶといいですね。
また、黄味と白身ではカロリーも違います。
卵Lサイズ1個64g(殻込み)の場合では、卵白が約39gで18キロカロリー、卵黄が約18gで71キロカロリーになります。
黄味が少ないのにカロリーは高めになります。
料理の本でみる卵一個とは?
料理の本やレシピサイトで見る卵一個の目安は、殻込み約60gです。
Mサイズや小さめのLサイズなら、1個として考えて料理しても失敗することは少ないです。。
茹で卵を作るなら、重さにそれほどこだわらなくても良いですが、ケーキなどは卵の分量が違えば、仕上がりに差がでます。
例えば、レシピで卵3つを、Sサイズの卵3つにしてしまうと、約40gの誤差が出るので、その場合は卵をもう一つ追加するなどの調整が必要ですね。
まとめ
いつも冷蔵庫にあって身近な卵ですが、ちょっと詳しく見ていくと、サイズやカロリーにも色々な秘密があることが分かりますね。
卵1個でもサイズが違えば料理の成功を左右します。
わたしは、卵の分量でケーキ作りに失敗したことがあるので、お菓子を作る時だけは、卵の個数より、重さに気を配るようにしています。
手作りのお菓子の仕上がりにばらつきがあるなら、卵の重さも一度考えてみるといいですよ。
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