夏はジメジメ、冬はカサカサ。肌が敏感な赤ちゃんにとって忘れてはならないのが湿度です。
赤ちゃんは大人よりも体温調節が上手にできないため、大人が快適と思っていても赤ちゃんにとって最適ではないケースもあります。
ですから、赤ちゃんにとって快適な湿度を保つことが大切です。
なおかつ、湿度だけでなく気温も注意しなければなりません。
梅雨、夏、冬と季節の移り変わりと共に、赤ちゃんに適した湿度や部屋の環境を整えるポイントを紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
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■赤ちゃんに最適な湿度
赤ちゃんに適した湿度は、季節に関係なく40~60%の湿度が最適です。
梅雨~夏の時期は湿度が高くなるのでエアコンを、冬は乾燥のせいで湿度が低くなりがちなので加湿器を使うと便利です。
季節に応じた方法で赤ちゃんに快適な湿度を保つようにしましょうね。
それでは、具体的な湿度対策について、季節ごとに紹介していきましょう!
梅雨~夏の湿度対策
春が過ぎ、梅雨が始まると一気に湿度が上がり始め、夏に向けジメジメと不快度指数が上がります。
◯エアコンのドライ機能を使う
1番手っ取り早いのは、エアコンの除湿(ドライ)機能を上手に使うことです。
湿度がある程度保たれていると、気温が上がっても意外と過ごしやすいものです。また、夏場の冷えすぎも予防できますよ。
なお、寝ている赤ちゃんの側に温湿時計を置いておくと、正確な湿度が把握できるので、準備しておくとよいですね。
※注意
1日中部屋を閉めきっていると、どうしても空気が淀んできます。ちょっと暑くなっても、2~3時間おきを目安に換気する方がベターです。
部屋の気の流れが淀むのは、風水的にも良くないと言われています。
◯夏生まれ赤ちゃんの準備について
→夏生まれ赤ちゃんに必要なものを手早く準備!肌着、服装、布団など!
夏生まれの赤ちゃんに必要なものをまとめて紹介しています。合わせて参考にしてくださいね。
冬の湿度対策
寒さが増してくると同じように乾燥も増してきます。そんな時は、加湿器を使って部屋の湿度を赤ちゃんに最適な数字まで保ちましょう。
加湿器がない場合でも以下の方法で湿度を上げ、乾燥を防ぐことができます。
・ハンガーに濡れタオルを干す
・水を張った洗面器を部屋に置く
・夜、眠りについたら暖房は切る
このような方法なら、電気代も節約できますので、気軽に実践できますよね。
また、空気が乾燥していると、ウィルスや最近も活動しやすくなってしまいます。風邪予防のためにも湿度対策はしておきたいですね。
赤ちゃんの保湿ケアも大事!
赤ちゃんは生まれて数ヶ月すると、大人よりも保湿ケアが必要になります。冬の時期は特に保湿が大事ですが、よく使われるプロペトについて正しい使い方を知っておきましょう。
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■湿度と同じように気温も大切
赤ちゃんにとって湿度を保つことは大切ですが、同時に気温にも気を配りましょう。
梅雨~夏の赤ちゃんの適温は26~28℃
暑がり、汗かきの赤ちゃんにとって暑さ対策は欠かせませんね。
暑い時期は大人もバテ気味になりますが、エアコンで部屋の気温を下げすぎないように注意しましょう。
○外気との気温差に注意
外気との温度差が大きいと、赤ちゃんにとっても、大人にとっても健康によくありません。
目安は、外気との差が5℃以内になるようにしましょう。
○眠りにつく赤ちゃんには優しい風を
赤ちゃんは眠りにつく前に一気に体温が上がります。
エアコンの設定温度をこまめにチェックしながら、赤ちゃんにエアコンや扇風機の風が直接当たらないように心地よい環境を用意しましょう。
○自然で冷たい風の作り方
凍らせた500mlのペットボトルを赤ちゃんの側に2本ほど置き、優しくうちわなどで仰ぐとやわらかな冷風が赤ちゃんに送られます。
部屋の気温や湿度を変えることなく、赤ちゃんがすんなりと眠りに入れるエコな方法ですよ^^
○エアコンの換気にも注意
また、部屋が冷えすぎると赤ちゃんには勿論のこと、大人も夏バテに繋がります。
最低でも2~3時間おきに部屋の空気を入れ替えるために換気を心がけてくださいね。
エアコンを使う時の注意
赤ちゃんは大人のように体温調節が上手にできません。そして、赤ちゃんは3歳までが汗線(汗を分泌する皮膚腺)が発達するための大切な時期と言われています。
そのため、エアコンの使用に悩む声もよく聞かれます。
しかし、我慢しすぎるのもお互いにストレスが貯まってしまいますので、やはり程度によりけりです。
使う時は以下の点に注意するようにしましょう。
・気温だけでなく湿度の調節も行う
・赤ちゃんが寝ている周辺の温度と湿度をチェックする
赤ちゃんがより快適に過ごすために、部屋の気温と湿度を保つことが大切です。
室温と湿度のチェックは、お母さんの最重要任務の1つにしてくださいね!
冬の適温は20~23℃
部屋の気温を保ちながらも赤ちゃんに衣服を着せ過ぎたり、布団をかけ過ぎたりしないように調節しましょう。
○赤ちゃんの寝汗に注意
運動量の多い赤ちゃんは、大人が思った以上に冬も汗をかくものです。
背中を触ったり、手足を触ったりしながら赤ちゃんの汗のチェックも忘れないようにしておきましょう。
○暖房の風向きに注意
暖房の送風が直接赤ちゃんに当たらないようにすることも大切です。
そして、部屋の中央付近と壁際・窓際でも、また温度が変わってきます。カーテンの隙間から入り込む冷気から守るためにも赤ちゃんを寝かせる時は、なるべく壁際・窓際は避けましょう。
サーキュレーターがあれば、室内全体の空気を動かしてくれるので、電気代の節約にもなりオススメです。
○赤ちゃんから冷気を守る方法
赤ちゃんの頭の方から忍び寄る冷気を防ぐ、とっておきの方法をご紹介します!
それは、大人用の毛布や薄手の掛け布団をくるくると巻いて巻物状にしたものを赤ちゃんの枕元に軽くカーブを描くようにおく方法です。
そうすることで冷気からしっかりと赤ちゃんをガードすることができます!
他にも、乾燥を怖がるあまり部屋の窓を閉めきるなんてことがないように、1日に数回は部屋の窓を開け、換気を心がけましょう。
■赤ちゃんが過ごしやすい部屋を作ろう!おすすめ便利グッズ
まずは、部屋の湿度と温度を正確に把握することが大事です。それから、改善するための便利グッズを用意していきましょう。
赤ちゃんの側に置いておけば、赤ちゃんの周辺の気温と湿度が一目瞭然。適切な気温・湿度を保つためにもこまめにチェックしておきたいですね。
赤ちゃんの寝冷え対策に1つあれば便利なのがスリーパーです。お腹を冷やさず、汗がこもらない設計のスリーパーは春夏秋冬いつでも使えます。
◯すのこ
夏は通気性をよくするため、冬は床からの底冷えをカットするためにおすすめなのがすのこです。すのこ自体を太陽に当てたり、干すことでカビ予防もできますよ。
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まとめ
赤ちゃんが過ごしやすい湿度は季節に関係なく、40~60%ですから、赤ちゃんが過ごしやすい部屋づくりの目安にしてくださいね。
そして、大人が快適だからと言って赤ちゃんが快適とは限りませんから、部屋の湿度はこまめにチェックしておくことが大切ですね。
また、湿度と共に気温も注意しておくと、赤ちゃんの肌や体調の変化にも素早く対応できますよ。
梅雨や夏の暑さ、冬の寒さによりその湿度も変わってきますので、適切な湿度を保ちながら赤ちゃんの過ごしやすい部屋環境を作りましょう。
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