登山には、必要なものがたくさんありますが、ゲートルもその一つ。
ゲートルを着用すると、登山がもっと楽しめるようになるのです。
その理由は、ゲートルを付けるとどのような効果が得られるのか、を知れば分かります。
「ただ足を温める効果があるだけじゃないの?」
いやいや、違います。
スパッツやレッグウォーマーと同じ、というわけでもありませんよ。
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ゲートルの効果
ゲートルは足首から土踏まずを締めあげる道具です。
履いてみると、少し締め付け感があるのですが、これが、ゲートルが登山に必要である理由にもなります。
ゲートルには、次のような効果が期待できます。
- 歩行が楽になる
- 疲れにくく、むくみにくい
- 防寒の効果
- 靴を汚れから守り、撥水性を保る
それぞれについて、もう少し説明をしていきますね。
◯歩行が楽になる
ゲートルは、足裏の土踏まずから、ふくらはぎ、ひざ下の筋肉を締めあげています。
筋肉の無駄な動きを抑えることで、歩きやすくなり、長時間の歩行も楽になります。
◯疲れにくく、むくみにくい
筋肉の無駄な動きが制御できるので、足が疲れにくくなります。
さらに、ふくらはぎを締め付けているので、血流が下がりにくく、足先からリンパの戻りが良くなります。
リンパの流れが活発になれば、疲労物質を排出しやすく、むくみを防ぐことができるので、長く歩いても、靴が窮屈になったり、痛くなったりする心配もありません。
◯防寒の効果
登山をすると、高度のために体が冷えます。
特に、冬登山は寒さが厳しく雪の中を歩かなければなりません。
ゲートルは、靴の中に雪や雨が入ってくるのを防ぎ、すねをガードして、足が冷えるのを防ぐ効果が期待できます。
◯靴を汚れから守り、撥水性を保る
ゲートルは、足だけでなく、泥はねから登山靴やズボンを守る効果があります。
登山靴にはゴアテックスという水を良くはじく素材が使われています。
汚れると、撥水性が下がってしまい、靴の中に水が滲みてきて、足が冷たくなってしまう可能性があります。
靴を守ることで、足を守っているのですね。
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ゲートルをもう少し解説
続いて、ゲートルとはどんなものなのか、ちょっとした情報もご紹介します。
◯ゲートルの歴史
ゲートルはフランス語で、ゲーターとも呼ばれます。
日本では、「脚絆」と言われるものが、ゲートルにあたります。
江戸時代には、すでに使われていました。
しかし、今のような型ではなく、長い布をぐるぐる巻きにしたものでした。
近代では、日本軍が使用していました。
数十キロに及ぶ移動や戦闘をすること珍しくなかった時代に、足を圧迫することでうっ血を防ぎ、なん十キロも移動するときの足の負担を和らげる効果がありました。
最近では、ゲートルがさらに進化して、サポートタイツと呼ばれるものが増えてきています。
しっかり包み込むように筋肉を圧迫して、足を怪我や疲労から守り、下半身をがっちり支えることができます。
デザイン性が高く、見た目もスッキリとしておしゃれです。
◯ゲートルの代用
ゲートルの代わりに、スパイラルテープを利用する人もいます。
筋肉の筋にそって、テープをあることで、痛みや疲労を軽減します。
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スパッツ、レッグウォーマーとは違う
ちなみにですが…
ゲートルを探していると、スパッツ、レッグウォーマーの表記を見かけることがあります。
見た目はとても似ていますが、同じ足を保護する目的でも、効果が違います。
スパッツは、バレエの練習着が始まりです。
それぞれの基本的な効果は
スパッツ、レッグウォーマー…保温、防寒
ゲートル…圧迫することで疲れやむくみを軽減し、歩きやすくする
です。
アウトドアショップでは、差が減ってきている傾向もありますが、登山以外のスパッツに、ゲートルの効果はありません。
まとめ
登山は、傾斜がある場所を長時間歩かなければならないので、ゲートルは登山の必須アイテムです。
健康ブームの影響から、登山の人気も高まっていますが、山は思った以上に危険が多いものです。
油断をしていると、大きなケガをしてしまったり、体調を崩す可能性もあります。
形から入るではありませんが、登山するときには、ゲートルを始め、必要な装備を揃えてからにしてくださいね。
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