バーベキュー(BBQ)をする時に必要な持ち物リストには、何を書き出すとよいでしょうか。
実は、本格的で高価なアウトドア用品である必要はありません。
間に合わせのものでも十分ですし、ホームセンターや100円均一で手頃に買えるものもあります。
今回はバーベキューに準備しておきたい持ち物を火起こしグッズ、食器類、その他の3項目で持ち物リストを紹介しています。
最後に上級者向けに、バーベキューを何倍も楽しむための、とっておきのグッズもご紹介いたします。
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バーベキュー(BBQ)に準備しておきたい持ち物リスト
火起こしグッズ
お肉や野菜を美味しく焼くために必須の持ち物リストになります。
1つずつ忘れ物がないように確実にチェックしてくださいね。
- バーベキューコンロ
- 炭(ナラ材などが初心者向き)
- 着火剤(ゼリー状のものは事故が起きやすいので初心者は固形がベター)
- チャッカマン(チャイルドロック機能付きや火力調整可能なもの)
- 新聞紙、古雑誌(丸めて使えば着火剤の代わりにもなり、レジャーシートの代わりに敷くことも可能!)
- 火バサミ
- うちわ
- バケツ
- 水用ポリタンク
- 軍手(手首まである革グローブなら尚良し)
バーベキュー炭の量は?火のおこし方&後処理のウラ技!では、炭や着火剤について詳しく紹介していますので、合わせて確認してください。
バーベキューコンロを自前で用意する場合は、ステンレス製のものが長持ちしておすすめ。
お近くのホームセンターで効率よくそろえていきましょう。
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食べるグッズ
美味しく焼けたお肉や野菜を、楽しく食べるには食器が必要ですね。
落とした場合のことを考え紙皿類、割り箸は人数分より多めに用意した方が安心です。
- トング
- 紙皿
- 紙コップ
- 割り箸
- 簡易イス
- 簡易テーブル
- レジャーシート
- サインペン
レジャーシートは大きめのブルーシートを用意すると便利です。
突然の雨の時はビニール紐で簡易テントが作れますし、虫除けにもなりますよ。
紙コップに名前を書くために、サインペンを忘れずに。
トングは炭を追加するときに使う用に長めのものを1つと、野菜や肉などの食べ物をつかむ用に1つは必要です。
調理グッズ
現地で野菜や漬物、果物を切ったりするのに、ちょっとした調理器具を用意しておくと便利です。
- まな板
- 包丁
- ピーラー
- ボウル&ざる
- ビニール袋(フリーザーバッグでも可)
- 菜箸
- 竹串
- 刷毛(はけ)
コンロと同じく、包丁もステンレス製がおすすめです。
焼き網に油を塗るのに刷毛(はけ)を用意すると便利です。
その他
- 大きめのゴミ袋(割り箸で敗れるため、厚みのあるものがベター)
- クーラーボックス(大きめのもの、食材が入りきらない場合はスーパーでもらえる発泡スチロール製の箱を使うことも可)
- 氷、保冷剤(大きめのもの、事前に凍らせておく)
- ウェットティッシュ
- キッチンペーパー
- ティッシュペーパー(箱)
- トイレットペーパー(ロール)
- ガムテープ(ゴミ袋を留めたりするだけでなく、服についたゴミや草などもとれます。)
- アルミホイル(ホイル焼きや焼き芋などが作れます)
- アルミカップ(大きめのものを用意、にんにくやあさりを焼くことが出来ます)
- ビニール紐(ゴミをまとめたり、ブルーシートを留めたり万能)
- 日焼け止め
- 懐中電灯
- 針金ハンガー(タオルやゴミ袋などが吊るせます。)
- 新聞紙
特に、アルミホイルは必須で、お肉も野菜をホイル焼きにしたり、網の上にひいて鉄板代わりにもできます。
食材の上にかぶせておけば、虫よけとしても使えますね。
新聞紙も汚れを防いだり、コンロの下に敷物代わりにできて便利です。
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バーベキュー上級者がおすすめする、あったら便利な物!
バーベキュー上級者が口を揃えておすすめする物が2つあります。
1つは火消し壷、そしてもう1つは火吹き竹です。
火消し壷の準備
初心者が一番困るのがバーベキュー後の火の始末です。しかし、火消し壷があれば簡単に処理できるので大変助かります。
火消し壷はアウトドア用品として安価なものから高価なものまで多種多様にありますが、ホームセンターなどで売っている蓋付きのペンキ缶などで十分です。(もしくは煎餅やあられなどの蓋付きの四角い缶でもOK!)
また、春や夏などの虫が多い時期は、火消し壷の中に草を入れて燻すことで虫除け効果も期待できます。
火吹き竹を手作り
火を起こすためにあれば便利なものが火吹き竹です。
ホームセンターで手に入る竹で簡単に自作できますよ!
用意するもの
- 60~70センチの竹(節と節の間が長いもの)
- 長クギ
- 竹に穴が開けられるもの(キリや電動ドリル)
- ハンマー
作り方
- 竹に長クギを入れ、ハンマーで長クギを叩き、節を落とします。
- 竹の一番外側の節に5ミリほどの穴を開けます。
- 穴を開けたら一度吹いてみましょう。空気の出が悪い時は竹の中に節のクズや皮などが残っていますので長クギでつついて外に出しましょう。
- 完成!
うちわで仰ぐよりピンポイントで空気を送り込めるため、効率的に火の勢いを増すことができます。
実は火吹き竹は100円均一にも売っていますが長さが短いため、火の側に顔を近づけることになり、熱いのでやけどなどの注意が必要です。
虫よけ対策について
屋外でのバーベキューに虫除けは必須です。
蚊取り線香やアウトドア専用の蚊取り線香、そして、虫除けスプレー、虫除けミストなどの他に、虫に刺された後の痒み止めなどもあれば便利ですね。
虫除けランタンや虫よけキャンドルなども、合わせて使用することで効果を高めることができます。
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こんな食材が喜ばれる!食材準備のヒントにしよう
読者さんにバーベキューの差し入れについてのアンケートを実施した結果、下記のような回答をいただきました。
「差し入れに何を持っていった?その結果は?」という質問です。
どんな方が参加するのか、子供がいるのかどうか、などによって、随分とチョイスが変わっていきます。
念入りに準備をしたとしても、肝心の食べ物で失敗すると台無しになってしまいますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1)「塩むすびはやっぱり好評でした。」
幼馴染の集まりのバーベキューに参加しました。
塩むすびを差し入れに持って行きました。「お肉や野菜はきっと誰かが持ってくるだろう」と思いあえてのおにぎりを選びました。
自己評価としては90点。そのままでも焼きおにぎりにしてもたべれて好評でした。
2)「お酒のつまみにも喜ばれました。」
夫の友達カップル及びご夫婦でのバーベキュー(全6名)に参加しました。
野菜(胡瓜、大根、人参)の浅漬けを持っていきました。どうしても全体的にお肉が多くなってしまう為、栄養バランスを考えての事です。また火をお越し、焼き上がるまで時間が多少掛かるので、お酒のおつまみとしても良かったです。
自己採点としては80点。妊娠9ヶ月で、前日に翌日持っていく浅漬けの準備をしました。
また早朝置き人数分の野菜を夫と切ってラップして、参加しました。住んでいる場所からも遠かったので、バーベキュー終了後、近くのホテルに泊まることにしていたので、持ち運びやすさも考えました。
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3)「他の人が持ってこないものを選んでよかったです。」
旦那の学生時代の家族の集まりのバーベキューに参加しました。
鮭のチャンチャ焼きを用意。肉野菜麺類はたくさんあると思ったので魚を選びました。
自己採点としては90点。鮭や野菜を敷き詰め、味付けまでしたものをアルミ箔に包んでいったので、そのまま焼くだけでした。
現地では手間もかからなかったし、肉だけではなく魚も楽しめてみんな喜んでくれました。
◯どんな食べ物が喜ばれるか、知っておこう
バーベキューの差し入れ!人気の定番7つ+9人の感想!の記事では、喜ばれる食材の選び方を紹介しています。
差し入れとして持っていくだけでなく、自分がメインで主催する場合の食材選びにも参考になります。
まとめ
初めてバーベキューをする時は思ったよりも出費がかさみますが、1度揃えてしまうと後は消耗品を買い足すぐらいで済みます。
まずは手軽に揃えられるものでバーベキューを楽しみ、徐々に回数をこなしていく内に便利グッズを揃えていけばOKです。
自分でこれが便利だ、これは不便だなどと分かってくるので、本格的なものはそれからの購入でも遅くはありません。
屋外で開放的にバーベキューを楽しむためには、しっかりとした持ち物リストを作ると漏れがなくなります。
美味しく焼けた肉と家族の笑顔にあふれた、最高のバーベキューを企画しましょう!
下ごしらえのポイント
ちょっとした手間をかけるだけで、一気に美味しいバーベキューに早変わりします!
紫外線対策も
春から夏にかけては、紫外線が強い時期ですから、野外でのバーベキューに紫外線対策は必須ですよ!
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