毎年冬先にかけて流行する水疱瘡(みずぼうそう)ですが、空気感染するほど感染力が強いので注意が必要です。
保育園や幼稚園に通っているお子様がいる家庭は、感染しないかひやひやしますよね。
水疱瘡(みずぼうそう)の感染経路を確認して、できるだけの予防をしたいですね。
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水疱瘡は空気感染する?感染経路は?
水疱瘡は子どもがかかる病気としてとても有名です。
有名ということは、感染力が強く、感染患者が多いということでもあります。
感染力が強く学校保健法で登校登園を禁止する伝染病に指定されています。
たいていは10歳までに感染し、ピークは1~2歳といわれています。
水疱瘡(みずぼうそう)はヘルペスウィルスの一種で水痘帯状疱疹ウィルスが引き起こす急性の病気です。
このウィルスは感染力が非常に強く「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」で感染することが確認されています。
◯接触感染
水疱瘡に限って言えば、主に水疱がつぶれてしまい、そこから出た液体に触れた手などで目や口など粘膜を触ると直接体にウィルスが侵入します。
もし触れてしまった場合はすぐに手を洗う事が大切です。
また、感染者の唾液などが付着したものに触れて、気付かないまま自身の粘膜に触れることでも感染します。
◯飛沫感染
患者の咳やくしゃみによってウィルスが吐き出され、それを吸い込むことによって感染します。
水疱瘡に限って言えば、初期症状として咳やくしゃみはほとんどないです。
しかし、一般的に咳やくしゃみには様々なウィルスが含まれているので気をつけましょう。
◯空気感染
空気中に漂っているウィルスを吸い込むことで感染します。
密閉空間では特に換気がされず感染力が高まります。
水疱瘡(みずぼうそう)のウィルスは体育館に一人の患者がいただけで、空気感染するほど感染力が強いとされています。
特に学校などはこの空気感染力によって集団感染が起こりやすいです。
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家族の間での感染力の強さは要注意!
水疱瘡は家族感染すると後に罹った人の方が症状が重くなる場合がよくあります。
もともと強い感染力をもつウィルスが一つ屋根の下に充満するのです。
最初に罹った人よりも、より多くのウィルスを体に入れてしまっているので当然と言えば当然ですかね…。
一人家族に水疱瘡が出たら、未発症の人はまず感染すると思っておくくらい、用心が必要です。
もちろん予防接種を受けていたら別ですけどね。
感染から身を守るには何が有効?
前述した通り、水疱瘡は強い感染力があります。
また、発症するまでの潜伏期間もあるため至る所にウィルスがいると思ってください。
そんな状況で有効なのはやはり「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。
日常的に行うことであらゆる病気を予防するのに効果的です。
水疱瘡(みずぼうそう)に関して言えば、幼稚園や保育園、学校などで一人感染者が出たらいつもより頻繁にするよう心がけましょう。
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まとめ
ウィルス全般に言えることですが、疲労や睡眠不足、風邪などで免疫が落ちている時はウィルス感染しやすくなります。
マスクや手洗いうがいといった基本の予防を行った上で、しっかり栄養のある食事を摂り、睡眠も確保してくださいね。
感染力が強いので注意は必要ですが、正しい知識さえ持っていれば、恐れることはありません。
また予防接種や対策について、正しい知識を身に着けて、子供や家族を守れるように備えておきましょう。
予防接種の効果やその副作用(副反応)については、こちらで紹介しています。
⇒水疱瘡の予防接種が気になる!副作用(副作用)は大丈夫?
また水疱瘡は、初期症状に気づきにくい病気です。こちらの記事も合わせてご参考にしてください。
⇒水疱瘡の初期症状とは!子供の急な発熱は注意が必要?
子供は一度は水疱瘡になるもの、というくらいなので、これらの知識はしっかりと整理しておくことをおすすめします。
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コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 水疱瘡の感染経路についても、確認しておきましょう。→水疱瘡は空気感染する?感染経路を知って家族を守ろう! […]