1. TOP
  2. 健康
  3. 竹炭パウダーの効果とは?食べても平気?使い方のポイントは?

竹炭パウダーの効果とは?食べても平気?使い方のポイントは?

健康 この記事は約 5 分で読めます。

竹炭パウダーを混ぜたお菓子やパン、飲み物などを見かけることが多くなりました。

美容や健康に良いらしいのですが、具体的にどんな効果があるのか気になりますよね。

また、竹炭パウダーは本当に真っ黒なので、食べても身体に悪影響はないのか、限度はどれぐらいか、不安も…。

そこで、今回は、竹炭パウダーの効果や摂取するときの注意点などについてご紹介します。

竹炭パウダーの効果とは

竹炭パウダーは孟宗竹(もうそうだけ/もうそうちく)を、約800〜1000度の高温で焼いて、粉砕して粉状にしたものです。

食品添加物として、料理の着色に使われています。

最近では、次のような健康や美容に良い効果があるとされ、健康食品として注目を受けています。

〇 便秘解消やデトックス効果

竹炭パウダーの効果の中で一番注目を受けているものは

「便秘解消、デトックス効果」

です。

竹炭には、不要物を吸着する効果があります。

そして、ミクロン単位のとても小さな穴がたくさん開いていて、不要物がこの小さな穴に吸収され、体外へ排出する効果が期待できます。

竹炭パウダーを混ぜた食品を食べ腸まで来ると、腸内に残っていた不要物を竹炭が吸着します。

そのまま、便として排出されるため、便秘解消につながります。

便秘が解消されると、ポッコリしたお腹がへこんだり、便秘が酷く何日もたまっていると、体重も減ったりするケースがあります。

さらに、便が溜まると、新陳代謝も悪くなる傾向があるため、肌荒れにもつながります。

便秘が解消されることで、吹き出物や肌荒れが解消することも期待できます。

〇 ミネラル分も豊富

竹炭パウダーの中には、竹が土から吸った鉄分やカルシウムなどの天然のミネラル分がたくさん含まれています。

料理に混ぜて、手軽にミネラル分の補給ができます。

味やにおいがなく、カロリーのゼロ、さらに水に溶けやすいので、料理に使いやすいというメリットもあります。

実際に食べてみるとわかりますが、竹炭パウダーが入ったケーキやクッキーを食べても、焦げたような匂いや味はしません

ただし、竹炭パウダーの色が、料理にはっきりと出るので、見た目のインパクトはかなりあります。

中には、見た目から、食べるのを躊躇する人もいます。

〇 食べても害はない?どれぐらいが適量?

本来、食品添加物として利用されるので、食べても害はありません

竹炭パウダーの原料であり孟宗竹の根は、炊き込みご飯やてんぷらに使われるタケノコで、もともと食べられ物です。

孟宗竹を使った、薬用の竹炭というものもあるので、体に入れても害はありません。

しかし、薬を飲んでいる人は、竹炭パウダーの吸収効果で、薬の吸収が悪くなる可能性もあります。

食べ過ぎで、体に影響はありませんが、たくさん食べたからといって、急に健康になったり、病気が治ることも、あまり期待できません

摂取量の目安は、1日耳かきに2〜3杯程度、料理に使う場合は、全体の量の1〜3%です。

竹炭パウダーの量によって、色の濃さが出てくるので、様子を見ながら使うようにしてくださいね。

こんなことにも注意して!

竹炭パウダーは健康や美容に良い効果がありますが、どんな摂り方、どんなものでもよいわけではありません。

摂取する時や、購入するときには、次のようなポイントに注意をしてください。

〇 食品ではない

竹炭パウダーは、食品添加物であって食品ではありません。

安全性は、保証されていますが、食品として、そのまま食べるような摂取方法はおすすめできません

真っ黒な竹炭パウダーをそのままスプーンですくって食べるようなことは、まずないとは思いますが、食べ過ぎには注意してください。

また、竹炭パウダーは薬用炭ではないので、薬代わりに摂取しないようにしてください。

胃腸が弱い、内臓の病気がある場合は、消化不良吐き気がでる危険性があります。

使用を控えるか、医師に相談してからにしてください。

〇 産地が分かるものを購入

安全性を考えて、竹の産地がはっきりと明記され、安心できるものを購入してください。

食品添加物として使用が認められている竹は、真竹か孟宗竹です。

中には、粗悪品もあるので、十分に注意して下さい。

〇 800度以上の高温で加熱されているか

低温で焼いて竹炭パウダーを作ってしまうと、有害物質が残っていたり、健康効果が全く期待できないことになります。

低くても800度以上、できれば1000度程度の高温がおすすめです。

〇 検査を通過したもの

安全性が高い竹炭パウダーの容器には、試験に通過し、成分量が明記された、分析試験成績表成績報告書などが記載されています。

口に入れるものなので、安心できるものがいいですよね。

購入するときは、容器の裏側や説明書などもしっかり確認しておきましょう。

竹炭パウダーの使い方

最後に、竹炭パウダーを使った簡単なレシピをご紹介します。

色々なものに使うことができるのですが、最初はお菓子などに入れるのが、抵抗がなく食べられるようです。

竹炭クッキー

真っ黒になるので、ハロウィンのコウモリや、ホワイトチョコやアイシングでクマやクロネコに
するのがおすすめです。

子供も食べやすいですよ。

  • 竹炭パウダー…2〜3グラム
  • ホットケーキミックス…150グラム
  • 砂糖…75グラム
  • バター…30グラム
  • 牛乳…大さじ1

竹炭ホットケーキ

  • 竹炭パウダー…2グラム
  • ホットケーキミックス…150g
  • 卵…1コ
  • 牛乳…150ミリリットル

真っ黒なホットケーキの見た目が気になる場合は、プレーンの生地と混ぜてマーブル模様にすると可愛いです。

味には、ほとんど気にならないので、見た目をかわいくして楽しんで下さいね。

まとめ

竹炭パウダーは、色々な健康効果があるとされていますが、ものすごい健康効果が立証されているわけではありません。

有害ではなく、安全なものなので、食品添加物として、料理の色付けや楽しむ程度に使うのがおすすめです。

また、選ぶ際は、しっかりと内容が明記された安全性が信頼できるものを選んでくださいね。

関連記事

  • 水疱瘡の初期症状とは!子供の急な発熱は注意が必要?

  • デトストン茶の効果がすごい!でも危険性もある?

  • ロタウィルスに感染!保育園に登園できるのはいつから?

  • 牡蠣の食あたりは大丈夫?食中毒を防ぐポイントを紹介!

  • たった30秒でお腹が凹む!ドローインのやり方と効果は?

  • 子供の目やにの原因とは!簡単な拭き取り方も知ってる?