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不快な呑気症の症状。治療するには病院の何科が最適?

健康 この記事は約 5 分で読めます。

最近、呑気症(どんきしょう)の症状に悩まされている方が急増していると言われています。

いつの間にか無意識の内に空気を吸い込むことで

  • ゲップやおならがよく出る
  • お腹の膨満感

などの不快な症状が表れるのが呑気症の基本的な症状です。

でも、呑気症の原因は特定させることが案外と難しく、また、治療するにしても何科で診てもらえばいいのか、迷いますよね。

今回は、呑気症が疑われるときどのような原因が考えられるのか。

そして、具体的に病院の何科がよいのか、またどんな治療があるのか、お伝えしていきたいと思います。

呑気症の症状!治療するには何科?

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  • ゲップやおならがよく出る
  • お腹が張る
  • 吐き気がする
  • 胃に不快感がある
  • 便秘気味
  • 喉や食道の違和感がある

これらが呑気症の典型的な症状と言われています。

こうした症状がある場合には、まずは内科や消化器科を受診しましょう。

お腹のレントゲンや超音波検査などで、胃や食道、腸の病気ではないか調べてもらいます。

消化器系に異常がなく、器質的な疾患でない場合には、基本的にはあまり心配することはありません。

またゲップやガスといった典型的な症状以外にも

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 歯やアゴの痛み

といった症状が見られることがあります。

これは、歯をかみしめることがクセになって、呑気症の症状が出ていることが考えられます。

その場合は、歯科や口腔外科を受診してマウスピースを作ってもらい、かみしめグセを治すことによって、症状を軽減させる治療法もあります。

呑気症を引き起こす原因とストレス

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そもそも、呑気症の原因は何なのでしょうか。

緊張精神的に不安定な状態が続くと、無意識のうちに食べ物と一緒に空気をたくさん飲みこんでしまいます。

それによって、ゲップやおならが増えたり、逆に体内に溜まればお腹の膨張感などを引き起こします。

これが呑気症の典型的な症状であり、またストレスが最大の原因と言われるゆえんです。

ストレスを溜めることで、下記のような要因になります。

  • 唾液の飲み込み時に空気を飲み込む(早食いなど)
  • 咀嚼が不十分なままゴクッと飲み込む
  • 歯をかみしめるクセが出る

そして、呑気症になってしまうと、さらにストレスを感じる悪循環に陥ります。

呑気症の症状として、

  • おなが出やすくなる
  • お腹が鳴りやすくなる
  • なかなか改善しないことにイライラする

などを感じると、それが新たなストレスになってしまいます。

精神的なストレスの解消法

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基本的に、呑気症の症状があらわれても、胃や腸などの器質的疾患でなければ、命に関わるということはなく、あまり心配は要りません。

しかし症状が続く場合やどうしても気になる場合には、精神科や診療内科を受診しましょう。

もちろん自宅でストレスを解消する方法もいろいろあります。

  • 自由な時間を30分確保する
  • 散歩するなど体を動かす
  • 趣味に没頭する時間を作る
  • お風呂にゆったりつかる
  • 好きな音楽を聴く
  • リラックスするアロマを活用する

など、ちょっと意識することでストレスを解消することができますよ。

現代社会はストレスを溜めやすい環境ですので、しっかりと自分のことは自分で解決していきたいですね。

呑気症を改善するおすすめの方法2つ

ストレスを解消するために、特におすすめの方法を紹介します。

1)ゆっくりと時間をかけて食事をする

せかせかと食事をすると食べる時に飲み込んでしまいがちになります。

しかし、しっかりと噛んで食べるように習慣を変えていけば、症状を改善することができます。

  • 炭酸飲料
  • ビール
  • 脂分の多い食べ物
  • 香辛料の食べ過ぎ
  • ガムを噛む

なども空気を飲み込む原因になることがあります。

2)十分な休養をとる

休む時間を決める、のがおすすめです。

自分を大事にして自分の時間をしっかりと作ってください。

  • 何時に寝る
  • 趣味の時間を作る

などですね。

あなた自身がリラックスするための時間をしっかりと取ってくださいね。

また、やらなければいけないことが多い場合は、タスクを紙に書き出すなど、頭の中を整理してみてください。

やらなきゃ!と思っていることが意外とそうでもなかったりします。

時間の使い方はちょっとしたタスク管理で上手になりますよ。

まとめ

呑気症になると、ゲップやおならなどの症状そのものがストレスに感じられ、さらに悪化してしまうなんて、悪循環ですよね。

この呑気症は、日本では8人に1人が悩まされていると言われています。

すぐに命に関わる病気ではないとは言え、何かしら違和感を感じるのは、体がSOSのサインを発しているから。

見逃してしまわずに、まずは消化器系に異常がないかを調べてもらうことをおすすめします。

消化器系の疾患でなければ、今一度自分の生活環境を見直し、ストレスを取り除くようにしましょう。

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