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つらい呑気症の症状。市販薬は効果あるの?

健康 この記事は約 5 分で読めます。

ゲップやおならがよく出たり、胸焼けやお腹の張りが続く呑気症の症状。

一人で自宅にいる時はまだ良いものの、外出時や、特に人前ではとても気になりますよね。

また症状を気にするあまり、さらにストレスが溜まって、結果、悪循環に陥ってしまうことも。

この不快な症状、早く何とかしたい!でも、市販薬で効果はあるの?」

今回は、そんな疑問にお答えするべく、呑気症に効く市販薬と注意点をご説明します。

呑気症の症状はなぜ起こるのか?

呑気症は空気を飲み込むことで様々な症状が表れてしまいます。

  • ゲップ
  • お腹の張り
  • おなら
  • 食欲不振
  • 胸が重苦しくなる
  • 頭痛

などです。

ストレスを溜め込んでいたり、食べ方や話し方のクセなどで空気を飲み込んでしまうことが呑気症の原因と言われています。

ストレスと呼吸は深い関係がありますので、正確な原因はケースバイケースによって変わってくる、というのが実際のところだと思います。

また、呼吸がうまくできていない場合もあります。

私はパーソナルトレーニングを受けた時に、胸式呼吸がうまくできてないと言われました。

そしてその呼吸が下手なことが原因で肩こりになっていました。

人間の体は精神と健康が連動しているので、専門家に診てもらわないと分からないこともたくさんあります。

呑気症に効く市販薬はコレ

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お腹の張りが酷い時は、消泡剤整腸剤が有効と言われています。

消泡剤の代表的なものとして「ガスピタン」があります。

「ガスピタン」の具体的な作用としては、服用すると腸内のガス溜まりをつぶしてくれるので、お腹の膨張感が和らげることができます。

また必要以上に胃腸の中でガスが発生することを防いでくれるため、

  • ゲップの回数減少
  • お腹の張りを抑える

など、呑気症の不快な症状緩和に効果が期待できます。

さらに、

  • ドラッグストアなどで気軽に購入できる
  • ヨーグルト味
  • 水がなくても服用できる

といった工夫されているため、男女問わず人気があります。

「仕事までにすっきりさせたい」

「大事な用事がある」

など、呑気症の症状をいち早く何とかしたい時、試してみてはいかがでしょうか。

漢方薬が有効な場合もある

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呑気症には、漢方薬も効能があると言われています。

人気のある漢方を2つご紹介します。

1) 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

胃腸の働きを改善し、食欲不振や胃もたれ、吐き気、お腹のゴロゴロ、下痢などを治してくれます。

みぞおちの張りや、つかえ感(不安や緊張などによるストレス、精神的要因でのどが詰まる感じも含む)の軽減も期待できます。

お腹の膨張感を和らげるだけでなく、精神を安定させる効果もあります。

2) 酸棗仁湯(サンソウニントウ)

神経を静め、寝つきをよくしてくれる漢方薬です。

呑気症の主な原因であるストレスに対し、精神的な面からアプローチします。

ただし、漢方薬を服用する際は、事前に医師や専門家に相談するようにしましょう。

ストレス解消も忘れないで!

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呑気症に効果が見込まれる市販薬や漢方をご紹介してきました。

しかし、これらはあくまで一時的な改善、症状の緩和であって、根源的な治療にはなりません。

消化器系に異常がなく、心因性の呑気症の場合、最大の原因は精神的ストレスです。

重度のストレスが原因の場合は、抗うつ薬や抗不安薬などの薬を服用することになってしまいます。

心当たりがあるなら、無理して溜め込まないように気をつけていきましょう。

◯オススメのストレス解消法

ストレスを解消するのはそんなに難しいことではありません。

自分のことを大事にして、愛してあげることです。

ちょっと目をつぶって5分瞑想するだけでも頭の中がスッキリしますよ。

できることから、習慣を変えていけばいいだけですから、ぜひすぐに試してみてください。

まずは、

  • ストレスの要因をできるだけ遠ざける
  • 軽い運動や趣味など、自分なりのストレス解消法を見つける
  • 早寝早起きや、生活習慣を見直す

これらのことを日常的に心掛けるだけでも、ストレスがずいぶんと溜まりにくくなります。

でもどうしても症状がつらい時、即効性を求める時などは市販薬や漢方薬を使うとよいですが、普段は生活習慣を見直すことでストレスを解消するようにしましょう。

まとめ

当然のことながら、市販薬や漢方の効き目には個人差があります。

また、あまり長期間にわたって薬を服用していると、免疫ができてしまい、効き目が薄くなってしまうこともあります。

呑気症の症状に気付いたら、根本的な原因であるストレスの解消をしながら、どうしてもの時だけ薬の力を借りてみることをおすすめします。

その他、

  • 食事の仕方を見直す
  • 姿勢をよくする
  • ビールや炭酸飲料などを避ける
  • ガムを噛まない
  • 腹巻をしてお腹周りを温める

としたちょっとしたことも、症状の改善に繋がることもありますよ。

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