パソコンを使った長時間のデスクワーク、移動中のスマホ、寝る前のテレビやゲーム・・・。
どうしても目を酷使してしまう現代人の生活において、多くの方が悩まされているドライアイ。
目のかすみや異物感といったドライアイの不快な症状は、少しでも早く改善したいですよね。
ドライアイ対策と言えば目薬が思いつきますが、目薬は即効性はあるものの、どうしても一時的な対応になってしまいます。
根本的な改善を目指すには、やはり食べ物で体の中から対策をしていくことが大切。
そこで今回は、ドライアイに有効な食事や栄養素についてまとめました。
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ドライアイ対策に効果のある食べ物とは
ドライアイとは、何らかの原因で、
- 目を保護する役割の涙の分泌量が減ってしまう
- 涙の成分バランスが変化する
といったことにより、目が乾燥し、痛みや障害が生じてしまうことをいいます。
目も体の一部ですから、「体にいい食べ物をバランスよく食べること」がドライアイ対策の大前提となります。
また目の働きを助けてくれたり、調整してくれる栄養素としては以下のものが挙げられます。
- 目の組織のもととなる・・・タンパク質
- 目の働きを助ける・・・ミネラル
- 目のエネルギーとなる・・・炭水化物、脂肪
- 目の機能を整える・・・ビタミン、アントシアニン
その中でも、ドライアイ対策にお勧めの栄養素と食材を以下にまとめました。
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目に優しく、ドライアイ対策にも良い栄養素6つ
1)アントシアニン
効能
視覚情報を伝えるタンパク質「ロドプシン」の再合成を助ける。
多く含まれる食材
カシス、ブルーベリー、さつまいも、小豆、ナス
※紫色の食材に豊富に含まれる
2)ビタミンA
効能
涙を生成する際に重要な目の粘膜、皮膚の形成や修復を助ける
多く含まれる食材
レバー、牛乳、乳製品、人参、ブロッコリー、春菊、うなぎ、しそ、ほうれん草
3)ビタミンB群
効能
目の粘膜の正常化や、水晶体の代謝と免疫機能を高め、疲労を軽減させる
多く含まれる食材
豚肉、うなぎ、ごま、レバー、そば、卵、人参、ほうれん草、バナナ、にんにく
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4)ビタミンC
効能
ストレスからの目の疲れを防ぎ、充血を予防する
多く含まれる食材
さつまいも、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ピーマン、ほうれん草、イチゴ、オレンジ
5)ルティン
効能
水晶体や網膜の酸化、紫外線によるダメージを防止し、老化を予防
多く含まれる食材
ほうれん草、ブロッコリー、ケール、グリンピース
※緑の野菜に豊富に含まれる
6)DHA(ドコサヘキサエン酸)
効能
網膜細胞の代謝を活発にし、視機能の改善を助ける
多く含まれる食材
アジ、サバ、サンマ、マグロ、イワシなどの青魚
栄養を摂るにもコツがある
その他、抗酸化作用を持つ「アスタキサンチン」や、視神経の働きを正常に保つ「タウリン」も良いと言われています。
目の健康については、こちらの記事でも詳しくお伝えしていますので、合わせて参考にしてください。
まとめ
もちろん食事に気を付ける以前に、「目を休ませる」ということを忘れてはいけません。
定期的にパソコンやスマホから目を離して遠くを見たり、蒸しタオルを乗せて温めたり、マッサージなども取り入れて、目をいたわりましょう。
また体全体の血行不良やストレス、強い疲労も、ドライアイの原因となることがあります。
バランスの良い食生活と共に、適度な運動や規則正しい生活を心がけ、目の潤いと体の健康を守りましょう。
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