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2歳~3歳の子供をスムーズに寝かしつける11のコツ!

育児 この記事は約 7 分で読めます。

2、3歳は、感情面や身体面で大きく成長して行く境目の時期です。そして、夜にうまく寝かしつけられず困っている親も多い時期ですね。

でも、ちょっとした習慣を見直すだけで、意外と簡単に改善できることも多いんですよ。

子供がうまく寝付いてくれないと親も翌日の生活に大きな影響を与えていきます。

睡眠不足が長く続くと「子供」と「大人」のお互いが疲労してしまいます。また、それだけに留まらず、夫婦間のコミュニケーションにまで影響することもあります。

ちょっと意識するだけでだれでも簡単にできる寝かしつけのコツを、11項目紹介していきたいと思います。

子供の寝かしつけを考える前に昼間の時間を見直そう

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夜に寝かしつける時のことばかり考えても根本的な解決にならないことが多々あります。それは、夜の睡眠は昼間の活動と大きく関係しているからです。

まずは昼間の過ごし方から見直していきましょう。

1)規則的に生活させること

毎日の睡眠時間(昼寝も含む)は、規則正しく、同じ時間帯に、同じ睡眠時間でさせるように心がけましょう。

それには、睡眠だけでなく、食事、お風呂、遊び等の1日のスケジュールをあらかじめ決めて、それに従った生活をすることで、睡眠も規則正しく習慣づけることができます。

毎日、時間が不規則であれば、それだけ子供の睡眠にも負担をかけて行きます。

また、スケジュールが規則正しければ、親のほうも1日の予定が容易に立てられますね。

2)昼寝の時間を取り過ぎない

昼寝は、ランチの後に1時間半くらい寝かせてあげるのが良いと思います。

子供が寝ている間は、とても静かでほっと一息つく時間かもしれません。

しかし、それに甘んじて子供を長い時間昼寝させていると、今度は夜になってもなかなか寝付けなく寝なくなります。

起こす時は、急に体を揺さぶってもかなりぐずります。そんな時は、好きなビデオ等をかけておいて、その音を聞いて自然に目が覚めるのを待つ方法もありますよ。子供は、好きなものには無条件で反応します。

3)昼間は活動的なスケジュールで

保育園(2歳~)に通っている子供なら、遊びの時間があって、外で色々と活動的な遊びを取り入れているので、身体も心地よく疲れ、夜もよく眠れるでしょう。

しかし、保育園に行かない場合は、公園やお散歩しながら体を適度に動かす機会を作ってあげましょう。

また、雨の日など外に出れない場合は、マットレスを畳などに敷いて運動させるのもいいでしょう。マットレスの上に、ダンボールでトンネルを作って障害レースのようにセットしたりすれば、子供もはしゃいだりして集中してくれます。

ただし、はしゃがせるのは、午前中~昼過ぎまでにして、昼寝以降はできるだけ控えます

夜の時間の過ごし方も大事!

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4)寝る前には興奮させるなどの刺激を避ける

早く子供を寝かせたいのでしたら、夜寝る前の子供とふざけあったりして気分を盛り上げることは控えた方がよさそうです。子供の要求に応えて、繰り返して遊んでいるうちに、興奮して眠れなくなってしまうのです。

夕方になってきたら、もう寝る時間になってくることを伝え、なるべく静かに過ごしましょう。

夜にテレビを見せたり、ゲームをさせたりというのは、脳が刺激を受けて興奮しますのであまり良いとは言えません。

親も子供が寝るまで、テレビを見るのは控え、静かに過ごしておくとよいでしょう。

5)夜モード 昼モードのメリハリをつける

2、3歳の子供に、夜と昼のメリハリをつけさせることはとても重要です。

「昼間は活動的に」「夜は静かに」過ごさせる工夫をしましょう。

昼間は活動的なスケジュールを用意しておき、夕方になったらカーテンを閉めて、夜であることを知らせましょう。

子供に「朝だから、カーテンを開けようね」「夜になったから、カーテンを閉めよう」、あるいは「朝は早く起きよう」「夜は静かに寝よう」など、言葉に出し、その違いをはっきり認識させるように話すのもいいことです。

夜に寝かしつけるコツ

ここからは夜に寝かしつける時の実践のコツを紹介していきます。一つずつ試してみてくださいね。

6) 音楽をかける

眠りに誘う音楽はいろいろあります。

寝る前に、同じ音楽をかけておくのも1つの手です。この音楽が流れると寝る時間なんだと潜在的に認識します。

 

私も息子が小さかった頃、しっかり眠れるように音楽をずいぶん利用しました。すると、私が音楽をかけ忘れた日は、自分で寝る前に要求するようになりました。

そのおかげかどうかはわりませんが、今はピアノが弾ける音楽好きの子供として付加価値までつきました^^

眠りを誘う子供用のCDを探してみると、たくさん見つかりますよ。

7)リズムをつけて、トントンと優しくタップする

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寝かしつける時に、手のひらを子供の背中や腰の辺りにおいて、軽くトントンとしてあげるのも心地よく、眠りに誘います。

その際は、一定のリズムをつけて、ゆっくりとしてあげます。それに合わせて、呼吸も整ってきて、眠りに導かれるようになります。

あまり早いとそのリズムで逆に目が覚めてしまいますので、気をつけてください。

8)子守唄を歌う

誰でも、1度はお母さんの歌う子守唄の思い出があると思います。私もその記憶をはっきりと持っていて、何年も歌っていなくても、今でも歌詞のすべてを覚えているので自分でも驚きます。

その子守唄を子供が幼い時、寝る前に毎日のように歌ってあげましたが、何度か繰り返して歌っているうちに気がついたら子供がぐっすり眠っているということもよくありました。

また、子守唄は、子供時代の母親との素敵な思い出にもなりますので、ぜひ眠る前に歌ってあげましょう。

9)寝る前にお風呂に入れる

お風呂に入ると身体がぽかぽかしますので、リラックスして眠たくなります。

普段から寝つきの悪い子供は、寝る前にお風呂に入れるとゆっくり眠れることがあります。

この方法は、他の方法を組み合わせると、もっと効果的です。

例えば、お風呂に入った後、すでに部屋にゆったりした音楽を流しておいたり、横になって子守唄を歌ってあげたりすると、子供の気持ちも落ちついてゆっくり眠れます。

10)眠る前に本の読み聞かせを!

子供が夜寝る前に本を読む習慣を養うことはとても大切です。これは大人になってから、そのまま習慣として続きます。

横になった時に、親が子供に本を読み聞かせて終わったら「おやすみ」を言って、布団を優しくかけてあげます。

その段階では、まだ寝ていないと思いますが、徐々に眠りモードに入ってきています。きっと、親の読み聞かせが子守唄代わりとなっているのかもしれませんね。

いずれにしても、眠りモードの時のチャンスを逃さずに、あとはゆっくりとトントンとしてあげたり、子守唄を歌ったりしながらそのまま寝かせましょう。

11)どうしても寝ない時は

大人が一生懸命努力して子供を寝かせようとしても、なかなか寝付いてくれない場合もあります。

そんな時の究極の方法は、「子供部屋でそのまま放っておくこと」です。

その代わり、その間にテレビを見たり、ラジオをつけたりしてしては逆効果です。子供が部屋で寝ないでいたら、親は静かに新聞でも読んで子供が静まるのを待ちます。

少し時間がかかる場合もありますが、そのまま放っておくと、そのうち子供は疲れて寝てしまいます。

まとめ

寝つきが悪い子は、親がとても苦労します。

しかし、子供は別に親を困らせようと思っているわけではありません。

ただ、「眠れない!」それだけなんです。

でもそのまま放っておいては、お互いに参ってしまいますよね。ですから、まずは寝かしつけの方法を一つずつ試してみて行動あるのみです。

いろいろなタイプの子供がいますので、どれが適しているかはそれぞれ異なるでしょう。

まずはお昼の過ごし方から少し気を付けてみてください。うまく生活のリズムが作れるとよいですね。

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昼間の過ごし方が子供の睡眠に大きく影響しますので、よい習慣を身につけることが大切です。睡眠は生育に必要なことで、成長ホルモンにも影響しています。

子供のためにパパとママが生活リズムを整えたら、家族みんな健康になれますね!

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