身近な人がいびきをしているのを聞くと、「ふぅ、簡単な治し方があればなぁ」と思ってしまいますよね。
そんな時、今日から実践できるいびきの治し方について、ご紹介します。
また、いびきの原因は、女性と男性で異なります。
ぜひこの機会に、正しい知識を身に付けておくことをおすすめします。
今回、何でいびきをかくのか、その原因からいびきの治し方までまとめましたので、ぜひ試してみてくださいね!
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いびきの治し方は?
いびきの治し方は、すぐに実践できる方法と、時間をかけてじっくり取り組んでいく方法があります。
○すぐに実践できる方法
「寝る前の深酒を控える」
寝る前にアルコールを飲む習慣の方は、少しずつ減らしていくことをおすすめします。
アルコールを飲むと、筋肉が緩みやすくなり、いびきをかく原因になります。
アルコールを控えるだけで、この症状が緩和されますので、いびきの予防につながります。
「横向きに寝る」
すぐにできる方法としておすすめです。
いびきは仰向けに寝ることによって、舌がのどの奥に落ち込んで気道をふさいでしまうことが原因の一つなので、横向きに寝られればその心配はなくなります。
また抱き枕があれば楽にこの姿勢で寝ることができます。
「枕を変える」
高さのあっていない枕によって気道が圧迫され、いびきが発生していることがあります。
自分の高さに合った枕に変えるだけで、いびきが解消することもあります。
○時間をかけてじっくり取り組む
「ダイエット」
首周りに脂肪がついていると口の中や、のど付近に脂肪がつくと「いびき」が発生しやすくなります。
肥満気味だなと感じられているのであれば、ダイエットをおすすめします。
ただ、過度なダイエットによってストレスを感じられる場合は、ストレスによっても「いびき」は発生しますので、自分に合ったペースでじっくり取り組むのがおすすめです。
「ジムに通う」
ちなみに、私のストレス解消法はジムに行って汗をかくことです。
もともと私はダイエット目的にジムに通い始めたのですが、汗をかくことによってストレスも発散していることに気がつきました。
ジムに通うことによって、ダイエット、ストレス発散ができ、いびき予防にもつながります。
○専門家の治療を受ける
「レーザー治療」
レーザー治療は摘出手術ではないので、身体への負担が少ないのがメリットです。
10分程度で終わりますし、出血も少なく、副作用もほとんどない治療法になります。
「コブレーション」
コブレーションとは、手術の方法で低温高周波治療法のことです。
従来の手術と違い、扁桃腺を切らずにいびきの元にアプローチする方法なので、日帰りできるほど負担が軽い方法です。
コブレーション coblationは、治療装置の開発メーカーである米ArthroCare社の造語で“cool + ablation”の意味、すなわち低温(40~70度)にコントロールされた組織の切除を意味します。 コブレーション療法 coblationの原理は、双極高周波を用いて溶媒中のナトリウムをイオン化、励起して組織における分子結合を切断します。[コブレーションUPPP (cobUPPP)]は、低温双極高周波電極を用いて軟口蓋の形態と性状(硬さ)、厚みを変え睡眠時に陰圧による閉塞や狭窄を起り難くする手術です。
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「いびき」をする原因
いびきは、息がのどを通るときの振動音です。
いびきのメカニズムは、まず起きている時とは違い、寝ている時はのどや鼻の筋肉が緩み、気道が狭くなります。
そのため、空気が通るとき、のどの粘膜が振動して音が出ます。この振動音がいびきです。
特に口で呼吸をする方は、大きな音が出やすくなるので注意が必要です。
また、のどの気道は、アルコール、肥満、疲労、病気、薬剤や老化など、さまざまな原因によってもより狭くなることが明らかになっています。
ですから、身体の健康のバロメーターの一つということもできますね。
どんな人がなりやすいのか
いびきをしやすい人の特徴を以下にまとめてみました。
「太っている人」
太っていると脂肪が首周りにもついていて、気道が狭くなっているのでいびきが発生しやすくなっています。
「舌が大きい人」
舌が大きいと、気道を圧迫する力が増し気道が狭くなりやすいので、いびきにつながりやすくなります。
「鼻づまり・口呼吸の人」
いびきをかいているひとのほとんどが口呼吸をしています。口呼吸になるのは、鼻づまりなどが主な原因だと考えられます。
「仰向けで寝ている人」
舌がのどの奥に落ち込むことによって、気道が狭くなりいびきが発生しやすくなります。
「ストレスを抱えている人」
ストレスによって緊張していた筋肉が、寝ることによって緩くなり気道が狭くなるため、いびきが発生しやすくなります。
「アルコールをよく飲む人」
ストレスと同じで、アルコールによって筋肉が緩くなり、いびきが発生しやすくなります。
女性のいびきの特徴
女性でもいびきで悩んでいる方が大勢いることが、エスエス製薬の調査でわかっています。
エスエス製薬では1986年に第1回、2001年に第2回が行われ、20代の男女300名に対していびきの実態をまとめています。
2001年の調査では、男性は41.5%の方、女性は15.1%の方がいびきをかいていることが明らかになり、第1回と比べると増加傾向にあるようです。
いびきをかく女性は顎が小さい方が多い、という傾向も明らかになっています。
そして、40~50代を過ぎると、女性ホルモンが変化するために、のどの状態が変化することがあります。
たとえば、舌を支える筋肉が落ちたり、加齢によって気道の筋肉が衰えるのです。
そのため昔はいびきをかいてなかったのに、最近いびきをかくようになった、という中年女性もいるのです。
枕を変えてみたり、運動をするなどで対策していきましょう。
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まとめ
いびきをする人は増え、女性の方が悩んでいる人が多いことがエスエス製薬の調査でも明らかになっています。
寝ている時に周囲に迷惑をかけてしまうので、どうしても気になりますからね。
しかし、一時的ないびきならばまだしも、慢性的ないびきになると、何らかの病気が潜んでいることも考えられます。
ですから、そのまま放っておくのではなく、あなたに合ったいびきの治し方を実践することが大切です。
そのためには、男性、女性、体型、生活習慣など、まずはできることから試してみるとよいでしょう。
もし、いびきをかく日とかかない日があるのであれば、どんな違いがあるのか観察してみるのもよいですね。
生き生きとした生活を送るために、質のいい睡眠はとても重要ですから、いびきの悩みは少しでも早く解決していきたいですね!
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