中学生ぐらいになると、外見も気になってくる年齢です。
そんな中、
「自分は人よりも背が低いのではないか?」
「背が伸びるスピードが遅いのではないか」
「ずっとこのままだったらどうしよう」
など、身長について悩むことありますよね。
背が高いと何となく得しているイメージがあるのかもしれませんが、身長は悩んでいる人にとっては、深刻なこともあります。
今回は、成長期に身長が伸びない原因についてお伝えします。
成長期の今、背が低くても、原因を知って正しい対策をすることで、背が伸びたケースはありますので、参考にして下さい。
成長期に身長が伸びない主な原因3つ
成長期に身長が伸びない原因は大きく分けて3つ、成長ホルモン、生活習慣、そして幼少期の食生活や病気があります。
1)成長ホルモンの分泌が悪い
成長期とは女子では小学校高学年~中学校まで、男子だと中学生~高校生ごろのことを言います。
この時期の3~4年間の間に、少ない人では平均15センチ、多い人では30センチ近く身長が伸びます。
身長が伸びるのには成長ホルモンが大きく関係しています。
10~17歳で成長ホルモンの量がピークになり、それに伴い身長が伸びます。
何かの原因で、成長ホルモンの分泌が悪くなると、身長が伸びにくくなります。
2)生活習慣の乱れ
身長が伸びるのには、成長ホルモンが重要ですが、生活習慣が乱れると成長ホルモンの分泌が悪くなります。
睡眠不足
成長ホルモンは寝ている間、特に22時から深夜2時にかけて、多く分泌されます。
勉強、習い事、部活動、遊びなど、色々することがあると、寝る時間が遅くなってしまい、睡眠不足になると、十分に成長ホルモンが分泌されません。
また、朝日を浴びると15~6時間後くらいにメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されるのですが、このセロトニンは成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
例えば朝7時に起きて16時間後に寝ると23時からメラトニンが分泌されて、成長ホルモンが分泌される時間にぴったりになります。
でも、睡眠不足になると、朝起きる時間も遅くなりがちになり、成長ホルモンの分泌時間とずれてしまうので、十分な成長ホルモンが期待できなくなってしまうのです。
さらに、睡眠前のスマホやテレビも睡眠の質を悪くすることが分かっています。
「寝る子は育つ」にはきちんと理由があるのですね。
栄養不足
何でも食べないと大きくなれないと言われたことがあると思いますが、これも本当です。
これも成長ホルモンに関係していますが、成長ホルモンは筋肉で作られています。
しかし、十分に栄養が取れていないと、筋肉が作られず、成長ホルモンの分泌が十分ではなくなります。
スナック菓子をたくさん食べる偏食や、好き嫌いはよくありません。
3)幼少期の栄養不足や病気
幼少期に小食だったり、頻繁に吐くことがあった、また、アトピー性皮膚炎等の病気で、食事制限をしていたりすると、その後の成長期に影響を及ぼすとされています。
また、幼少期に、身長が伸びない病気が発見されたまま、回復がうまくいかないままになっている場合もあります。
遺伝
親が、高身長だと、子供も高身長、親が小さいと背が伸びないと思われていますが、遺伝の影響は25%程度で、それほど影響をうけません。
親が小さくても、背が伸びる可能性はあるんですね。
成長期に身長が伸びないのは病気が原因のことも
大変まれなケースですが、成長期に身長が伸びないのは病気が原因のこともあります。
◯成長ホルモン分泌不全性低身長症
脳に何らかの原因があり、成長ホルモンが十分ではなく、身長が伸びない病気です。
小学生ころに、最初は背が低いのが気にならなかったのに、だんだん背の順番が前になって来たなどで気づくことがあります。
原因が分からないことが多いのですが、脳腫瘍が原因だとはっきりわかることもあります。
脳腫瘍が原因の場合は、手術で取り除き、わからない場合は成長ホルモンを注射しながら経過を見ていきます。
◯思春期早発症
脳の視床下部にある下垂体が何らかの原因で、早く活動し始めるケースがまれにあります。
そうなると、思春期が通常より2〜3年早く来て、身長が伸び、成長期になったときには成長が止まってしまうのです。
小柄なまま身長の伸びが止まることが多いのが問題です。
脳腫瘍が原因の場合はそれを取いたり、放射線治療をしたりします。
◯軟骨無形成症
遺伝子の異常で、成長軟骨細胞の増殖因子が異常を起こし、骨が作られるのを妨げる病気です。
完治できる治療法は今のところ見つかっていません。
◯ターナー症候群
女子のみに起こる病気です。
染色体の異常が原因で、新生児の時期からむくみなどがあります。
低身長だけでなく、色々な成長に遅れが出ます。
成長ホルモンを投与する治療が中心です。
軟骨無形症とターナー症候群は赤ちゃんの時期に発症に気づくことも多い病気ですが、まれに、小学生になってから、症状に気づくこともあります。
規則正しい生活をしているのに、身長が伸びない・明らかに小さい
という場合は、成長に関してほかの症状に遅れがある場合は治療が必要な場合もあります。
成長期に身長を伸ばす方法
病気が原因ではない場合は、生活習慣を整えることで、身長を伸ばすことに成功したケースは多いです。
ポイントは成長ホルモンの分泌を促すことです。
◯質の良い睡眠をとる
成長ホルモンは睡眠中に分泌されることは先にお伝えしましたね。
質の良い睡眠をとるためには
- 夜10時~2時の間に就寝する
- 睡眠時間は6~7時間
- 朝日を浴びる
- 寝る前のスマホ、テレビは控える
- 薄暗い部屋で寝る
などの生活習慣を身につけましょう。
◯縦に伸びる運動をする
バスケットボールやバレーボールの選手には背が高い人が多いですよね。
生まれつきもありますが、縦にジャンプする動きは、骨に刺激を与え、成長ホルモンを分泌させます。
バスケットやバレーボールが苦手な人は、縄跳びでも同じ効果が得られます。
また、逆に身長を伸ばしたいなら避けたい運動もあります。
それは、ダンベルを持ち上げたり、おもりを持ったり、ゴムで負荷を掛ける運動です。
筋トレは身長を伸ばすには不向きだとする考え方もありますが、種類を考えれば問題がないものもあります。
自己流の筋トレは身長を伸ばすことに悪影響を及ぼすことがあるので、専門家に確認するようにしましょう。
◯栄養バランスの取れた食事をとる
背を伸ばすためにはカルシウム、牛乳と思いがちですが、それだけでは身長は伸びません。
身長を伸ばすのに一番必要な栄養素は「たんぱく質」です。
成長に必要な成長ホルモンは筋肉で作られ、その筋肉を作るためにはたんぱく質が必要だからです。
- 肉
- 魚
- 卵
- チーズ
- 大豆製品
などにたくさん含まれています。
もちろん、たんぱく質だけでは、良い筋肉はできません。
- カルシウム
- 亜鉛
- マグネシウム
- 適度な炭水化物
を取ることで、しっかりとした筋肉を作ることができます。
つまり、偏った食事ではなく、身長を伸ばすための栄養をバランスよく摂取することが大切です。
◯サプリなど栄養補助食品の選び方
成長ホルモンの分泌を促すとされるアミノ酸の一つであるアルギニンですが、色々な補助食品が出ていて、身長を伸ばす広告も目にしますね。
私の子供も背が平均よりも低かったので、いろいろ調べました。
サプリメントを選ぶ時のポイントは下記の5つです。
- 成長ホルモンをサポートするアルギニンを補給できる
- カルシウムとビタミンをバランスよく補給できる
- 美味しく食べられる
- アレルギー成分がゼロ
- 安全性にこだわっている
私のオススメは「Dr.Senobiru(ドクターセノビル)」『贅沢のびるんるん』か『アスミール』です。
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まとめ
身長が伸びないと気になったときは、まず十分な睡眠などの生活習慣を見直してみましょう。
最近では、身長が高い人が増えたなぁと感じると同時に、スマートな小中学生、特に小学生が増えた印象がします。
今では、小学生のダイエットは普通のなってきていると言います。
そういった習慣が、成長期に十分に身長が伸びず、成長が止まることになるのかもしれませんね。
大人になってからは、身長が伸びる可能性が本当にわずかになるので、成長期には十分に栄養、睡眠をとってくださいね。
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