寒い時期に外出をすると、異常に耳が冷たく、凍っているように感じることがありますよね。
もちろん気温が低いという理由で耳が冷たくなっただけ、という場合もあります。
しかし、異常な冷たさを感じるときは、体が異常を起こしているサインの可能性も考えなければいけません。
今回は、耳が冷たい理由についてお伝えします。
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耳が冷たい理由は体の不調
耳が冷たいと感じる場合は、体の調子が良くない時がほとんどです。
◯頭痛
寒い時期に外出をすると、頭痛が起こることはありませんか?
そんな時、耳を触ってみると、氷のように耳が冷たくなっています。
これは病気でなく、「機能性頭痛」といって、気温の低さが原因で起こる頭痛です。
耳の神経は、脳と直接繋がっています。
冷えて耳の血流が滞ると、それが刺激になって頭痛を起こします。
冷えがさらに続き、頭痛もひどくなると、めまいや吐き気を起こすこともあります。
頭痛があるから耳が冷えるわけではないのですが、耳が冷たいときは頭痛が起こる前触れなので、知っておけば頭痛を未然に防ぐことができます。
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◯ストレス 緊張
耳の神経は脳とつながっていますし、耳の周りにも頭に繋がる神経、筋肉がたくさんあります。
緊張、ストレス、疲労がたまると頭が疲れて、血流が悪くなるため、脳と直接繋がっている耳は冷たくなりやすいのです。
耳をほぐすように、マッサージすると耳が柔らかくなりと温度も上がり、緊張がとれてリラックスできます。
これは、大人だけでなく、赤ちゃんや子供も同じです。
赤ちゃんは周りの声や、新しい景色が刺激になり、成長してきますが、時に、それがストレスになります。
幼児、子供は幼稚園、小学校などでの出来事や遊びがストレスになり、耳が冷たくなっているケースもあります。
耳をほぐしてあげると緊張が取れるため、ぐっすり眠れるようになります。
◯お腹が冷えている
耳には腎臓の働きにかかわるツボもあるので、お腹が冷えると、耳も同じように冷えます。
お腹を出して冷えた人の耳は冷たいことが多いですが、生理不順や、生理中に出血が多いときも耳が冷えている傾向があります。
耳を温めて体を健康にする
耳を温めていると、
- 緊張が取れたり
- 体がじんわり温かくなったり
するので、体の調子が整えることができます。
耳を温める効果的な方法をお伝えしますね。
◯イヤーマフラーを使う
冬の寒い時期に外出するときは、イヤーマフラーがとても便利です。
簡単に耳の防寒ができます。
デザインも豊富なので選ぶのも楽しいですよね。
イヤーマフラーはとても暖かいので、耳に汗をかくことがあります。
汗をそのままにしておくと、熱を奪い、さらに冷えるので、タオルでこまめに拭いてください。
◯カイロ、蒸しタオルを使う
カイロや蒸しタオルで直接耳を温めるのもおすすめです。
かたまった耳が溶けるようにほぐれていく感じがします。
カイロは特に高温になりやすいので、火傷に気を付けてくださいね。
◯マッサージ
イヤーマフラーを使うのが恥ずかしい冬以外の季節だと、マッサージが便利です。
いつでも、道具なしで簡単ですよね。
耳を傷める恐れがありますので、マッサージのやりすぎには注意してください。
少し痛いけど気持ちがいい程度がちょうどいいです。
耳は体の他の箇所より冷たい
耳には、他の箇所のように太い血管がなく、毛細血管しかありません。
その毛細血管も、耳の中心あたりにあって表面から離れているので、体内の熱が伝わりにくく、外気の気温になかなかなじみません。
そのため、耳はもともと体の他の箇所より冷たく、いつも冷えているように感じるのです。
あまり見かけなくなりましたが、熱いものを触ってしまった時に耳を触ってしまうことがありますよね。
人の体は耳が冷たいと知っていて、本能的に無意識に触ってしまうのです。
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まとめ
耳の冷えは健康だけでなく、美容にも繋がっています。
耳が冷えているときは血行不良なので、マッサージしてあげると、顔の血色もよくなりリフトアップもするそうですよ!
ちょっとマッサージをしたり、ホッカイロなどで温めるだけでも耳の冷えが解消され、健康や美容に効果があるなんて驚きですよね。
気が付いた時には、ささっとマッサージして耳の冷えを解消してくださいね。
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