まれに、耳が動く人を見かけることがありますよね。
人はみんな、耳を動かすための筋肉があって、ずっと昔の人間の祖先は動かすことができていました。
耳が動くための筋肉はどこにあるのでしょうか?
また、動かせる人がいるということは、鍛えると動くようになるのか、不思議ですよね。
今回は、耳が動くときの筋肉についてお伝えします。
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耳が動くときに使われる筋肉とは
耳自体には筋肉はありませんが、耳の周りには耳介筋という動かすための筋肉があります。
実は一口に耳介筋と言っても
- 前耳介筋
- 上耳介筋
- 後耳介筋
など14種類程度あります。
ウサギなどの草食動物は、敵から身を守ろうと周囲の音を注意深く聞く必要があるため、耳介筋が特に発達し、耳がよく動きます。
人は敵から身を守る必要はなかったため、進化の過程で、耳介筋が退化し、前耳介筋,上耳介筋,後耳介筋の3つしか残っていません。
でも、耳が動く人っていますよね?
耳が動く、動かないは遺伝、生まれつきではありません。
何かの理由で、耳介筋が鍛えられてよみがえった、または頭皮がよく動くのに連動して耳が動いています。
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耳の周りの筋肉を鍛えると動くようになる?
筋肉はあるわけですし、動かせる人だっているわけですから、鍛えれば耳が動かせるようになります。
◯耳に意識を集中させる
まずは、耳に意識を集中させて、筋肉の感触をつかみます。
そうすると、動かなくなっていた筋肉が、よみがえりやすくなります。
◯耳の後ろに皮膚を動かすイメージを付ける
動きやすくするためには、頭皮が動くことがポイントです。
顔を左右に広げるように、こめかみ、耳の後ろの皮膚を動かすイメージで意識を集中させます。
下に動かしたいときは顎の方向に、前に動かしたいときは鼻のあたりに意識を集中します。
これを繰り返し、練習していると動くようになる場合があります。
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耳が動くといいことはある?
耳が動くと何か健康上にいいなどの利点はあるのでしょうか?
◯老廃物がたまっていないため健康
耳が動くという人は、耳の周りの筋肉や、頭皮が柔らかく、頭蓋骨に老廃物が溜まりにくい傾向があります。
老廃物がたまっていないということは健康の証拠です。
頭皮が柔らかいので、薄毛が解消できる可能性もあります。
◯歌が上手い人が多い
耳が動く人は、歌が上手い割合が高いといいます。
歌う機会が多いければ、自然に聞くこと、耳に意識が集まり、耳が動くようなる確率はあがりますよね。
また、耳の衰えた筋肉を蘇らせる力のある人は、まだ発達していない声帯の筋肉も同じように動かせることができるからだとされています。
◯耳が動かないほうがいいこともある
反対に、耳が動いて困ることもあります。
耳が動く人の中には、緊張したり、イライラしたり、ストレスを感じたりすると、耳が動いてしまう人がいます。
これは表情筋が関係しています。
相手にも悪い印象を与えることがあるので、避けたいケースですね。
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まとめ
とても驚きですが、耳は筋肉で動かすことができるようになります。
私も小学校の時に、一人だけクラスに耳が動く友人がいました。
すごいなという気持ちより「宇宙人みたいだな」と思った記憶があります。
動いても動かなくても日常生活に支障はないですが、鍛えて動くようになったら、特技として自慢できるかもしれませんね。
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