紫外線は目に与える影響がとても大きいことが知られていますね。
紫外線を一定量浴びてしまうことで、紫外線アレルギーの症状が出てしまう人がいます。
多くの人にとっては、そこまで過敏になる必要はないかもしれませんが、それでも無駄な紫外線はできるだけさけたいところです。
目に与える紫外線の影響や対策のうち、目に関することを中心に紹介していきます。
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紫外線が目に与える影響を知っておこう
本来、人間の目は日常生活を送る上での紫外線に対する防御力は備わっています。
しかし、屋外での長時間のレジャーなどで強い紫外線を浴びると許容量を越えてしまい、目に影響を及ぼします。
肌が紫外線を浴びて炎症を起こすように、目にも同じように悪影響を及ぼすのです。
紫外線を浴びると体内の活性酸素が増加し、老化が早まるなど体に様々な悪影響が出てきます。
ですから、活性酸素を抑える抗酸化力の高い成分を普段から摂ることで、紫外線の悪影響を抑えることができます。
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家族に食べさせたい、紫外線予防の食べ物
夏の暑い時期は長袖を着せることもできないし、ましてや目を守るためのサングラスなどをかけさせるのも…と予防にも限度があります。
やはり普段の食生活で抗酸化力を高める栄養素を摂ることが、もっとも健康的な対策でおすすめです。
抗酸化力を高める栄養素とは、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB、ベータカロチン、ポリフェノール、イソフラボン、アスタキサンチンなどです。
- ビタミン類は、かぼちゃやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜
- イソフラボンは、豆腐や納豆や豆乳などの大豆製品
- アスタキサンチンは、サケやイクラ
また、目の疲れのことも考え、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類を食べることも有効です。
ブルーベリーはアントシアニンが豊富に含まれており、目に良い食べ物の代表として広く知られています。
そのアントシアニンは、内部脂肪の蓄積を防ぐ効果もありますので、子供だけでなく、家族みんなで摂りたいフルーツです。
スナック菓子に比べるとカロリーも低いですし、おやつや飲み物にも自在に変化できる万能フルーツ・ブルーベリー。
紫外線予防の心強い味方にしたいですね。
おすすめ!ブルーベリー簡単おやつレシピ☆3選
ブルーベリーを食べる時は、紫外線予防に有効な食品であるヨーグルトも一緒に摂ると効果的ですよ。
粗熱をとったら冷蔵庫にin!ケーキを冷やすことでしっとりひんやりの食感が楽しめます。
ブルーベリーだけでなく、ラズベリーやクランベリーもタップリと入れたお手軽スムージーです。
子供と一緒に材料を混ぜるだけで簡単に美味しいマフィンのできあがりです。
紫外線の影響で目が痛くなった時にすぐできる対策
紫外線の影響で目に痛みが出る場合があります。
すぐに眼科受診ができない場合におすすめの方法です。
1)目を冷やす
清潔なタオルを氷水に浸し、しぼったタオルを目の上に乗せるなど、10分前後目を冷やすことで痛みが緩和されます。
2)目を休ませる
紫外線の影響を受けているということは目がダメージを受けているということです。たっぷりと休息をとることで回復に繋がります。
テレビを長時間見ない、本を長時間読まない、パソコンやスマホなどを長時間見続けないなどの休息時間を設けましょう。
3)市販されている紫外線用の目薬をさす
紫外線用の目薬は、目の炎症に効果のある成分が含まれています。
そのため炎症を起こしている目に効果はありますが、あくまでも眼科受診するまでの一時的なケアと考えての使用をおすすめします。
紫外線用目薬には炎症効果を抑えるため、目の充血をとるための血管収縮剤が含まれているからです。
充血をとりたいあまり点眼し過ぎるとかえって充血を悪化させてしまいます。
4)目薬のさしすぎに注意
点眼のし過ぎは、大切な涙の成分を流してしまう、ドライアイになるなどのデメリットを生み出すケースもあります。
一時的な対処法としての効果は期待できますが、抜本的な解決法ではありませんので注意してくださいね。
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紫外線の影響で発症する目の病気とは?
◯白内障
角膜を透過した紫外線は水晶体で吸収されます。
水晶体はタンパク質と水分で構成されており、透明で弾力性があることで目の中のレンズの役割を担います。
しかし、長い間、紫外線を浴び続けると水晶体のタンパク質に変化が起こり、水晶体が白濁し、弾力性も低下するのです。
その結果、
- 視力が低下
- 目がかすむ
- 物がぼやけて見える
などの症状が起こり、最悪、失明に至る場合もあります。
治療方法
症状が軽い内は点眼薬、内服薬での治療になりますが、症状が進行すると手術となります。
◯雪目(電気性眼炎/光誘発性角膜炎)
角膜に反射した強い紫外線が当たることで、角膜の小さな細胞が剥がれ落ちてしまいます。
その影響で角膜に無数の傷ができ、痛みや充血という症状が起こります。
治療方法
点眼薬、軟膏、痛み止め
◯翼状片
紫外線を浴びることで、白目の表面を覆う半透明の結膜が異常に繁殖してしまいます。
目頭の方から角膜まで侵入し、
- 充血を起こす
- 異物感を感じる
などの症状が現れます。
症状が進行すると乱視を併発します。
治療方法
点眼薬で様子を見ますが、根本的治療は手術になります。
紫外線から目を守る!サングラスを選ぶときの4つのポイント
外出時には、サングラスを活用することで、目に入る紫外線をカットすることができます。
サングラスが苦手という方は、UV加工をされているメガネをかけるだけでも、紫外線対策として有効です。
ここでは、サングラスの選び方についてお伝えしますね。
ポイントはこの4つになります。
- レンズの大きさ
- 紫外線透過率
- 紫外線カット率
- UV400
1)レンズは小さめよりも大きめを!
レンズが小さめだと、上下左右から紫外線が入り込んでくる可能性があります。
レンズのサイズは大きめのサングラスを選ぶことが重要です。
顔のラインに沿うように作られたデザインなら尚良いですね。
2)紫外線透過率の低いものを!
紫外線透過率は、紫外線を透過させない数字です。
低ければ低いほど効果が高いと言えます。
3)紫外線カット率の高いものを!
紫外線をカットする数字が、高ければ高いほどいいですね。
紫外線カット率99.9%なんて表記があると理想的です。
4)UV400という表記のあるものを!
紫外線には3つの波長があり、波長の長い順に、
- 紫外線A波 「UVA」
- 紫外線B波 「UVB」
- 紫外線C波 「UVC」
と呼ばれています。
この中のUVAは、眼の表面だけでなく、奥にまで浸透して炎症をおこします。
そんな3つの紫外線を全てカットしてくれるのが、このUV400加工されてあるサングラスです。
紫外線から肌や目を守る対策
紫外線を防ぐためには、食事だけでなくサプリから栄養を摂ることもできます。
目を紫外線から守るには、ルテインなどの栄養をしっかり摂ることが大切です。
まとめ
春から夏は活動的に、精力的に動きたくなる時期ですよね。
子供は外で遊びまわりますし、家族でも外出する機会が増える季節です。
- バーベキューに
- 海水浴に
- キャンプに
と太陽の下、のびのびと過ごすためにも、普段の食生活には気を付けておきたいですね。
紫外線は肌だけでなく、目にも影響を与えますので日焼け予防と平行してしっかりと対策をとることが大切です。
UV加工されているサングラスやメガネをかけたり、普段の食生活ではしっかりと緑黄色野菜やベリー系のフルーツを摂り入れましょう。
そして、年々強くなると言われている紫外線に対して、しっかり予防していきたいですね。
紫外線アレルギーは目だけじゃない!?
紫外線の悪影響が気になるならば、目以外の症状も確認しておくようにしましょう。当てはまることがなければ、安心ですしね!
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