いよいよ師走、何かと忙しい12月が始まりましたね。
12月は一年の締めくくりとして家庭でも会社でも何かと手紙を出す機会も増えます。
そして、12月上旬(1日~10日)のやるべきことリストの上位に来るのが、お歳暮の手配ですよね。
お歳暮を贈る時の添え状や、お歳暮をいただいた時のお礼状に使える時候の挨拶を確認していきましょう。
他にも町内会や保護者会などでも、年末行事の案内文書を書かなくてはいけないことがありますよね。
そんな時の手紙や文書に使える、季節の言葉と時候の挨拶の例文を紹介します。
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12月上旬の時候の挨拶のポイントは?
まず定番の二十四節気を見ていくと、12月7日ごろに「大雪」がありますね。文字通り大雪が降り始めるくらい寒くなるという季節になります。
○本格的な冬のスタートを意識する
「大雪」の他にも、「初冬」「季冬」が12月上旬の季節には使いやすいです。
すでに寒い東北などの地域からは「激寒」などの言葉も、気候に応じて使ってください。
また12月を通して「師走」「寒冷」という言葉は使えます。
その他にも「木枯らし」や「冬将軍」などの冬を表す言葉を意識して使うと季節感が表せます。
◯お歳暮の添え状について
遠方の両親や親戚、恩師に会社関係のお付き合いなどなど、家庭をもつとお歳暮のやり取りをすることがありますよね。
本来なら年末にかけお歳暮を持って挨拶に行くのが元の習わしですが、近年はデパートなどからお歳暮ギフトを送ることが増えてきました。
直接行けない場合でも、せめて添え状ではきちんと挨拶したいものですね。
まずは例文に目を通しておくと、言葉が出てきやすくなりますので参考にしてみてください。
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親しい人に宛てる時候の挨拶
○書き出しの例文
「寒さが本格的になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか」
「師走に入り早くも街がクリスマス一色に変わりましたね。お変わりなくお過ごしでしょうか」
12月になるとどの地域でも寒くなってきますし、クリスマスムードも高まってきますので、季節感を表すのが簡単ですね。
あなたが冬を感じる瞬間を表現できる言葉を、探してみてください。
○結びの例文
寒くなってくると体調を崩す人が増えてきますので、最後は相手の体調を気遣うとよいですね。
かしこまった人に宛てる時候の挨拶
ご自身や子どもの習い事の先生、会社関係のお付き合いの方など、少し畏まった感じの手紙にしたいことがあります。
そんな時は、少し正式な手紙のスタイルを意識した文章を書くようにしてみましょう。
○書き出しの例文
「寒冷の候、○○様におかれましてはますますご壮健のことと存じます」
「初冬のみぎり、○○さんにおかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます」
「師走を迎え何かと気忙しい日々をお過ごしのことと存じます」
「年の瀬を迎え寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか」
○結びの例文
「季冬の候、どうぞお体ご自愛ください」
「大雪を迎え日に日に寒さが増しております、くれぐれもご自愛いただき、良い新年をお迎えになりますようお祈り申し上げます」
文書を書くときに使える時候の挨拶は?
自治会やPTAなどで文書を作る時、書き始めの時候の挨拶は「季節の言葉」+「~の候」「~のみぎり」の表現を多く使います。
また、もう少し親しみを持たせたい時は、文字を増やしてみるとよいですね。
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まとめ
12月上旬(1日~10日)の手紙では、「大雪」「激寒」「師走」などの言葉を使うのが基本型になります。
でも、親しい人宛の手紙では、もっと自由に言葉を使うことができますよ。
たとえば、街のイルミネーションや歳末バーゲンといった日常の情景、鍋など冬の食べ物などを使った時候の挨拶もあなたらしさが出て素敵ですね。
時候の挨拶といっても難しく考えなくて大丈夫です。
12月上旬の時候の挨拶では「いよいよ年末ですね」「寒さが厳しくなってきましたね」といったように、あなたの感じる季節感を言葉に表現することがポイントです。
お歳暮を贈る時にも同じように使えますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
11月下旬の時候の挨拶
→時候の挨拶で11月下旬に使える言葉は?秋から冬に変わる季節!
12月中旬の時候の挨拶
→時候の挨拶で12月中旬に使いたい言葉は?冬休みの始まりですね!
前後の時期の言葉も参考にすると、さらにピッタリの季節感の言葉が見つかるかもしれませんよ。
師走でお忙しいでしょうが、お体に気をつけてお過ごしくださいね。
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