膝より下に空間ができるO脚になると、脚に自信が持てませんよね。
O脚は脚が曲がってしまい、ふくらはぎの辺りに隙間ができるので、脚が短く見えてしまいます。
もう治らないと諦めていませんか?
でも、O脚の原因の多くは、生活習慣や癖が影響していて、努力すれば治る可能性が高いんですよ。
生まれつや、病気でO脚の場合も、手術すれば治る可能性が残っています。
今回は、O脚を治して、美脚なれる方法をご紹介します。
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日常生活でO脚を治す方法
O脚になってしまう原因の多くは、生活習慣や癖です。
それなら、生活習慣を改善して、O脚を治してしまえばいいのです。
◯歩き方を改善
O脚は、歩き方に問題があることが多いため、正しい歩き方をすると、O脚の矯正になり、治りやすくなります。
正しい歩き方
1) つま先を正面に向けてかかとから着地する
このとき、太ももを内側に締めるイメージで着地します。
2) 体重をつま先に移動し、親指の付け根で地面を蹴るようにする
土ふまずで外側に蹴らないように気を付けます。
1本の線や、平均台の上を歩くイメージを持つと、正しい歩き方ができるようになります。
O脚はつま先を外側に向け、体重を外側にかけて歩いているので、靴底の外側が極端に擦り減っていたり、左右ですり減り具合が違います。
一度、自分の靴裏を確認してみると、よくわかりますよ。
◯体を両足で支えるように立つ
立つときの姿勢もとても大切です。
ポイントは
- 体を両足で支えるように立つ
- 膝を少し緩めて立つ
- 膝の内側をくっつけるイメージを持つ
です。
立つときに、いつも同じ側に荷物を持っていたり、体の重心がかかっていませんか?
そうすると、バランスが崩れてO脚の原因になります。
また、真っ直ぐ立とうと意識して、膝に力を入れて真っ直ぐにすると、骨に負担がかかり、骨盤がゆがみます。
骨ではなく、筋肉で立つイメージがポイントです。
◯90度をイメージして座る
まず、脚を組んで座ったり、椅子に脚を絡めて座る癖があると、O脚になるので、やめるようにします。
正しい座り方は、背骨と太ももの角度、太ももとふくらはぎの角度の両方が90度になっている状態で座ることです。
長時間、座っていると疲れるので、時々、膝の力を抜いて休憩するようにしてくださいね。
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ストレッチで美脚を作ろう
ストレッチをすると筋肉がほぐれるので、O脚が少しずつ治っていきます。
◯両膝をくっつけるストレッチ
1) 脚を揃え、両膝がくっつくまでゆっくり前に曲げる
2)膝がくっついた状態で5秒キープし、ゆっくりと脚を戻す
◯椅子を使ったストレッチ
1) 椅子に座り、つま先を揃えた状態で正面に向け、両膝とくるぶしをくっつける
2) 1〜1.5程度の厚さの雑誌などをはさんだまま、ゆっくりと立ち上がる
3) この動きを何回か繰り返す
◯寝たままストレッチ
1)両腕を下ろし、床に仰向けになり両ヒザを立てる
2)片側の脚を上げ、反対の脚を越えさせ、寝たまま脚を組む状態をつくる
3)上側のすね部分を反対の脚の下をくぐらせる
4) この状態を10秒間キープする
5) 左右を逆にして同じようにする
◯ペタンコ座りのストレッチ
1) 正座をし、つまさき先は外側する
2) 両足を外側に広げてお尻を落とす
この状態をしばらくキープします。
ずっと同じ体制を保つのはつらいので、最初は1〜2分からなど、無理をしないようにしてくださいね。
O脚を治すのに効果的な運動
O脚の矯正には筋肉を鍛えるのはとても効果的です。
運動といっても、きつい動きではありません。
ただし、ストレッチ同様、無理をしないようにしてくださいね。
◯体操座りのエクササイズ
1) 体操座りをして、両膝の間に握りこぶしが1つ入る程度に開く
2) 右手は右膝、左手は左膝に置き、外側から押す
3) 押す力に対抗するように、両膝に開けたスペースを保ちつつ、膝の内側から外側へ押し、5秒キープ
4) これを10セット行う
◯膝を付けてスクワットをする
スクワットもO脚を治すのに効果があります。
通常のスクワットは脚を肩幅に開きますが、O脚を治す場合は、真っ直ぐに立ち、両膝をくっつけるようにしてスタートします。
内側の筋肉(内転筋)に意識を集中させながら、膝を付けたまま、曲げていきます。
最初は、バランスを崩しますが、慣れてくると、バランスがとれO脚も改善します。
O脚改善に効果がある靴
O脚は歩き方にも原因があるので、脚に合った靴を選ぶことはとても大切です。
◯O脚矯正の靴、インソールには注意が必要
O脚を矯正するための靴、インソールは内側に向かって斜めになっているので、開いた脚を自然に内側にすることができます。
とても、便利なものですが、使用には少し注意が必要です。
まず、靴を履いたことで脚は内側になりますが、姿勢や動作を意識していなければ、根本が治りません。
靴を脱いだら、一瞬にしてもとに戻ってしまいます。
また、日常生活で硬くなった骨格や筋肉のままだと、さらに脚に負担をかけ、もっとゆがんでしまうケースもあります。
グッズは補助的なものとして使い、普段の歩き方、ストレッチなどを忘れないことが肝心です。
◯おすすめなのは、平らで脚を包んでくれる靴
O脚を治すためには、脚に無駄な力を入れることはよくありません。
脚に負担がかからないように
- 靴が脱げないように、脚をしっかり包んでくれる
- バランスがとりやすく、中敷きが凸凹していない
- ヒールは低めで安定感があるもの
を履くのがおすすめです。
専門のシューフィッターやスポーツショップに行くと、おすすめの靴を教えてくれたり、インソールを調整してくれたりするところもあるので、一度相談してみるものいいですね。
また、仕事でハイヒールを履かなければならない場合は、安定感のあるヒール選び、休日はスニーカーやバレエシューズなどを利用して、脚を休ませてください。
病院の選び方について
◯どんな整形外科を選ぶか
O脚の人の中には、生まれつきの骨格異常、長年の癖で、重度のO脚である場合があります。
こういったケースはストレッチ、運動などだけでは、改善が難しく、病院での診察が必要であるケースが多いです。
病院は整形外科を受診します。
整形外科では、レントゲンを取り、問診などを受け、本当に手術が必要か決めるのが一般的です。
O脚の矯正手術は、2〜3か月程度で改善する例が多いのですが、デメリットもあります。
骨を切る手術なので、ギブスをする、リハビリをするなど時間がかかるので、仕事を休まなければならず、費用もかかります。
手術自体も難しいので、満足する結果にならない可能性もあります。
診察でしっかり相談を受けて、症例や経験が多い医師を選ぶことが重要です。
◯整体やカイロプラクティックを利用する
症状がそれほど重くない場合は、整体やカイロプラクティックを薦められるケースもあります。
骨を切るリスクはありませんが、治療に時間がかかることが多く、それだけ費用もかさみます。
健康保険が利用できる整体院もあるので、いくつか探して、相談してしてくださいね。
まとめ
実は私も、O脚に悩んでいた一人です。
治すために行ったのは、主に運動とストレッチです。
電車に乗った時、一駅分両膝を付けるとか、テレビを見ているときのCM中に膝を付けるなど、日常生活でできることをしていました。
時間は少しかかりましたが、今では気にならないほどになりました。
O脚を治すには、1日2日のことではなく、時間がかかります。
すぐに嫌にならないように、取り入れやすい方法で毎日少しずつ行うことが秘訣です。
少しずつでも、毎日の努力が美脚への近道ですよ。
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