耳のしもやけは、悪化するとかゆくて真っ赤になっていることもあります。
しもやけは一度なってしまうと繰り返すことが多いので、正しい対策を知っておく必要があります。
かゆみや赤みは早く治していただきたいですからね!
今回は、耳のしもやけの予防や治す対策についてお伝えします。
と、その前に、まずはしもやけの原因からお伝えしていきますので、あなたの耳の状態を確認しながらお読みください。
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耳にしもやけができる原因
耳にしもやけができる原因は、冬の寒さで血行が悪くなることにあります。
血行が悪くなると、流れが滞り、炎症が起こりやすくなるのです。
その炎症がしもやけです。
悪化した場合の症状
悪化すると、切れてあかぎれになり、強い痛みが出ることもあります。
温度差にも注意
室内との気温差も原因の一つで、10度以上の気温差があるとしもやけができやすくなります。
ですので、温度差が大きくなる秋にも耳のしもやけになる場合があるのです。
温かくなると血管が緩み、寒くなると収縮しますよね。
このように温度差が激しくなるほど、緩んだり、収縮したりを繰り返してしまいます。
そして、血管の反応が鈍くなって血行不良になる原因になります。
耳は外気にさらされることが多いため、手と同じぐらいしもやけができやすいのです。
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耳のしもやけにはこの3つの対策を!
1)耳をひやさない
耳にしもやけを防ぐためには、冷やさないようにすることです。
一番手軽な方法は、イヤーマフラー、耳当てを使うことです。
耳まで隠れる毛糸の帽子を使うのもいいですね。
注意点
耳当てを使っていると、耳が温かくなって良いのですが、耳のあたりに汗をかくこともあります。
汗をそのままにしておくと、乾くときに熱が奪われ、冷えてしまうことがあるので、汗をかいていると感じたときは、ふき取るようにしてください。
イヤーマフラーはとても便利なのですが、周りの音が聞こえなくなるので気を付けてくださいね。
2)温めて血行を良くする
耳を蒸しタオルやカイロで温めることで血行を良くするのもおすすめです。
手元にカイロなどがないときは、耳をマッサージしても同じ効果があります。
耳は冷えると硬くなるので、少しずつほぐすように、マッサージしてください。
また、耳にはたくさんのツボがあるので、マッサージすることで緊張がほどけ、同時にリラックスすることもできます。
3)栄養をとる
しもやけ全般に言えますが、血行を良くするためには、ビタミンEが重要です。
アーモンドや牛乳に多く含まれています。
ホットミルクなら体も温まるので、寝る前などに飲むと、ゆっくり休むこともできますよ。
耳のしもやけを治す方法
耳のしもやけは気候が温かくなれば自然と治っていきます。
でも、そのままにしておくのは症状が悪化してしまうし、痒くてつらいですよね。
耳のしもやけは「多形滲出性紅斑型」と呼ばれるものになり、赤くポツポツとした発疹が出ることもあります。
早めに対策をして、症状が悪化しないようしてください。
◯クリームをぬる
症状がそれほどひどくない場合は、まず、ビタミンEやカサカサを治すヘパリン類似物質が含まれた市販のクリームをぬります。
そして、しもやけの予防対策をしっかり行うことも忘れないようにしてください。
カサカサのまま悪化してしまうと、皮膚の深い部分、つまり角質層までひび割れてしまうこともあります。
これがあかぎれです。
あかぎれになると、出血してしまい、痛みも強くなってしまうので、注意してください。
◯皮膚科へ行く
市販のクリームを1週間ほどしても、症状が良くならない場合は、皮膚科へ行ってください。
しもやけは「凍瘡」という皮膚炎です。
しもやけが悪化して水疱ができたり、その水疱が破れたりした場合は、すぐに病院に言ったほうがいいです。
ステロイド剤や、保湿剤、血行を良くする飲み薬などが処方されるので、医師の診断に従ってくださいね。
意地を張らずに早く治すほうがいいです。
また、毎年しもやけになる人は、体質的に冷え性などの病気の可能性もあるので、皮膚科を受診して相談をすることをおすすめします。
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まとめ
毎年しもやけになる人は、冬が嫌で仕方がないですよね。
私は、しもやけはできないのですが、ひどい寒がりで、あかぎれができるので、毎年冬が越せるか悩みます。
冷えは万病のもとですので、しもやけだけのことではありません。
耳だけのケアだけではなく、栄養をしっかり摂って、運動をして、普段の体全体のケアをするきっかけにするとよいと思います。
日ごろから血行をよくしておくと、しもやけを防ぐことはもちろん、体のあらゆる機能が正常になります。
いきなり無理しても続かないので、できることから少しずつ調えていってくださいね。
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