フェカリス菌という乳酸菌の働きが最近注目を集めていますね。
乳酸菌は身体にいい。
そうなんとなくは分かっているものの、聞きなれないと気になるものです。
それに、どんなにすごい効果があっても、摂りすぎても副作用がないのかなどもきになりますしね。
そこで今回は、フェカリス菌の働き、一体どんなものなのかなどについてお伝えします。
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フェカリス菌の5つのすごい働き
フェカリス菌は200種類以上ある乳酸菌の一つ。
乳酸菌と言えば、お腹の調子を整える働きのイメージが強いですよね。
健康は腸からともいわれるように、フェカリス菌にもたくさんのすごい働きを持っています。
主なものは
- 整腸作用
- 花粉症の緩和
- アレルギー症状の緩和
- 免疫力の強化
- 虫歯を防ぐ
働きがあります。
1)整腸作用
フェカリス菌は乳酸菌の一つなので、もちろん整腸作用の働きがあります。
特にフェカリス菌は、一度にたくさんの菌を摂取することができるため増殖が早く、整腸作用が高いです。
素早く善玉菌を増やして腸を活性化し、便通を改善したり、様々な健康効果が期待できます。
2)花粉症の予防
腸内の環境が整うと、腸内の免疫細胞が活性化し、免疫のバランスが良くなり、アレルギーに強い体へと導きます。
実際に、フェカリス菌が入った乳性飲料を継続的に飲んだ場合、
- 鼻をかむ回数がへる
- 鼻づまりが減る
- 目のかゆみが和らいだ
などのデータがあります。
3)アレルギー症状の緩和
花粉症もアレルギー症状の一つですが、花粉症以外のアレルギー症状の緩和も期待できます。
特に、季節に関係なく現れるアレルギー性鼻炎の症状の緩和の働きが認められています。
4)免疫力の強化
フェカリス菌を摂取することで、免疫力がアップし、病気に強い体へと近づきます。
例えば、インフルエンザの感染を予防したり、感染しても症状を軽くしたり、様々な感染病から
体を守ってくれる働きがあります。
5)虫歯
虫歯は、口腔内の菌が酸を出し、歯を溶かすことで起こります。
虫歯菌は歯について、バイオフィルムという膜を作り、その膜の中で酸を出して歯を溶かします。
フェカリス菌は、虫歯菌を減らし、さらに、バイオフィルムを弱くする働きがあるため虫歯の予防につながることが期待できます。
しかし、フェカリス菌が虫歯を予防する働きがどれほど強いかははっきりしていません。
やはり、一番の予防は丁寧な歯磨きになります。
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フェカリス菌は取りすぎても大丈夫?
健康に良いと聞くと、たくさん摂取したくなりますが、取りすぎても影響はないのか気になりますよね。
基本的に、取りすぎたとしても体に害あるような副作用はありません。
摂取量が多いほど、腸内環境が整い、便秘や下痢が減る傾向があります。
しかし、抗がん薬を呑んでいる場合は、脱毛や吐き気などの副作用が出ることもあります。
サプリメントでフェカリス菌を摂取することが多いと思いため、他のサプリとのバランスも気になります。
複数のサプリを飲んでいる場合は、必ず使用量を守るようにしましょう。
フェカリス菌についてもう少し解説します
フェカリス菌は「新型の乳酸菌」などと言われるほど、まだまだすごい魅力が隠れています。
◯粒が小さい
フェカリス菌は、球状をしていて、たくさんの乳酸菌の中でも特にサイズが小さい乳酸菌です。
そのため、一度にたくさんの量を摂ることができます。
乳酸菌は、摂ればとるほど良いとされているため、フェカリス菌の粒が小さいことは大きなメリットです。
◯加熱しても死なない
乳酸菌は生きた状態で腸まで届かなければ意味がないのですが、フェカリス菌はちょっとちがいます。
フェカリス菌は加熱をして死んだ状態でも働きが消えることはありません。
その上、死んだ状態で取り入れたほうが効果が高い傾向があります。
食品に乳酸菌を入れる場合は、生きた状態で食品に加えると長期保存ができません。
しかし、フェリス菌であれば、加熱殺菌しても働きが消えることがないので、色々な食品に加えることができ、長期保存も可能になります。
「加熱しても効果が消えない」ということは、最大のメリットの一つです。
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まとめ
フェカリス菌は、腸内環境を整え、免疫を強くすることで花粉症を緩和したり、様々な効果が期待できます。
サプリメントやフェカリス菌が入ったヨーグルトなども販売され、手軽に摂取ができるようになっています。
健康は腸からとも言いますので、様々なトラブルに強い体を目指して、フェカリス菌を取り入れてみてはどうでしょうか。
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