冬と言えば牡蠣が美味しい季節ですが、食あたりは怖いですよね。
カキフライにお鍋、炊き込みご飯、また生で食べるなど、食べ方はそれぞれです。
オイスターバーにもつい足を延ばしてしまいますね。
ポイントさえ押さえれば、食中毒も恐れる必要はないので、正しい知識を身につけ、美味しく牡蠣を頂きましょう。
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牡蠣にあたった時の症状と潜伏期間
牡蠣にあたってしまった人は、「とても辛くて地獄を見た!!」と言います。
嘔吐、腹痛、下痢が、牡蠣にあたったときの症状のほとんどを占めていて、ひどい時にはトイレにこもりっきりになってしまうということもあります。
◯牡蠣にあたるメカニズム
牡蠣で食中毒を起こす原因はノロウィルスです。
ノロウィルスに汚染された海水を内臓に蓄積した牡蠣がまれに存在します。
その牡蠣を生で食べてしまうと、人の腸内に入ったノロウィルスが増殖して暴れだすのですね。
ノロウィルスの潜伏期間は1、2日と非常に短いために、牡蠣であたった場合も症状がすぐに出てしまうことが多いです。
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安全な牡蠣の食べ方
生で牡蠣を食べると必ずしも食あたりを起こすわけではありません。
しかし、食あたりの危険性が高まることはあることは確かです。食中毒を避けたい場合は、加熱して食べるほうがいいでしょう。
ノロウィルスは比較的、熱に強い性質がありますので、加熱時間と温度に気をつけなくてはいけません。
沸騰したお湯で1~2分、カキフライなら油で4分くらい過熱すれば、食あたりの危険性はかなり減少します。
ノロウィルスが原因ということさえわかれば、対処法も明らかになってきますね。
◯ノロウィルスの有効な予防対策
毎年冬になるとニュースでも取りあげられるように、牡蠣以外の原因でノロウィルスに感染してしまうことはあります。
ノロウィルスは感染力が強いウィルスなので、予防するために正しい知識を身に付けてくださいね。
また治った後の注意事項についてはこちらを参考にしてください。
→ノロウィルスの感染にご用心!自分でできる予防法はあるの?
牡蠣の旬の時期
牡蠣の旬は冬だと思っている人がほとんどです。
実際に、牡蠣をよく食べるのは冬場であることが多いので、そう考える人が多いのでしょう。
しかし、牡蠣には夏に旬となる「岩牡蠣」という種類があります。ただ、私たちがフライや鍋物にして食べるのは、圧倒的に冬が旬の「真牡蠣」がメインです。
そのために牡蠣=冬が旬と考える人が多いのですね。
◯牡蠣の食あたりが多い時期
冬に牡蠣を食べる人が圧倒的に多いためなのか、牡蠣の食中毒が発生するのも、冬が多くなっています。
その中でも特に生で牡蠣を食べると食中毒を発生することが多いです。
先ほど申し上げたように、体力が落ちている時などは食中毒を避けるために、加熱してから食べるようにしましょう。
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まとめ
冬に美味しい牡蠣ですが、食あたりを起こしやすい食べ物なのが厄介なところです。
でも、今回紹介したように食べ方に注意すれば、それほど恐れることもありません。
旬の美味しい牡蠣を安全に楽しみたいものですね。
ノロウィルスには、牡蠣以外の感染ルートにも注意が必要ですから、普段から手洗いうがいなどもしっかりと行いましょう。
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