インフルエンザにかかると、たいていお医者さんから、「お風呂には入らないように」って言われますよね。
1~2日で治る軽い風邪なら良いですが、インフルエンザとなると、治るまでに一週間くらいはかかります。
でも、その間ずっとお風呂に入らないなんて、ちょっと抵抗がありますよね。
それに、衛生的にもどうなのかな、と思いますし。
なぜ入ってはいけないと言われるのか?そして、入る時の注意点は何なのか?
基本的なルールを覚えておきましょう。
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インフルエンザでお風呂に入れない時とは
実は、インフルエンザ=お風呂に入ってはいけない、という事ではありません。
しかも、お風呂のお湯を媒介して、ウィルスが家族に感染するという事もありません。
ただ、熱が出ている時は、基本的にお風呂は控えるのがオススメです。
◯お風呂を控える理由とは?
お風呂を控えたほうがいいのはなぜかというと、体力を消耗してしまうからなんです。
インフルエンザと闘うには体力が必要です。
高い熱が出ているのは、身体がウィルスと闘っている証拠です。
お風呂で体力を使ってしまったら、ウィルスと闘うための体力が残らなくなってしまいます。
なので、病状が多少良くなって、体力が回復するまでは入らない方がよいのです。
◯お風呂に入れるようになる目安は?
ひとつの目安は、「熱が下がってから2日後」になります。
ウィルスとの戦いが一段落したころになります。
ただ、熱が下がっても、身体がだるかったり、食欲がないような時は、体力を温存するという意味で、やはりお風呂は控えた方が良いでしょう。
逆に、多少微熱があっても、特に身体に著しい不調が見られなければ、入っても差し支えないと言われることもあります。
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お風呂に入るべきか入らないべきか
実は、お風呂に入るタイミングについての判断は、専門家でも意見が分かれるところです。
ですから、私は元気が戻ってきたかどうかで判断するようにしています。
でも油断は禁物。
体力が戻ってないかなと感じる時は、お風呂に入るのではなく、軽くシャワーを浴びるか、暖かいタオルで体を拭く程度にするのがベターです。
水で絞ったタオルを電子レンジで温めて蒸しタオルにすると便利ですよ。
そして、熱が下がってお風呂に入るとしても、下記の6つの注意点を守るようにしましょう。
お風呂に入る時の注意点
いくら病状が軽くなったといっても、
健康な時の身体とは違います。
以下の6つの注意点を守るようにしましょう。
- 短時間で済ませる(長時間入るとやはり体力の消耗が大きくなります)
- 脱衣所を暖房などで暖めておく
- 部屋を暖めておく(湯冷めしないように)
- 風呂上りはドライヤーなどですぐに髪の毛を乾かす
- 入浴後は水分を補給する(お風呂に入ると、当然水分が奪われます)
- 入浴後はすぐに布団に入って安静にする
先程も述べましたが、身体は熱を出してウィルスと闘います。つまり、ウィルスは熱に弱いのです。
だから、せっかくお風呂に入って温まったら、身体が冷えないようにすぐに布団に入って、身体が引き続きウィルスと闘えるようにしましょう。
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まとめ
インフルエンザの時は、元気な時とは違います。普段よりも気を付ける必要があります。
- お風呂に入るとしても、体力が回復するまで待つ。
- 入っても短時間で済ませ、身体を冷やさない。
- 出来る事ならタオルで身体を拭く等の方法で済ませる。
これらの基本的なルールをしっかり覚えておきましょう。
ある程度体力が回復してくると、「お風呂に入りたい」という気持ちになります。
でも、油断するとまたぶり返してしまうんですよね。
だから、「熱が下がってから2日後が目安」と言われるのでしょう。
病気を治すのも、お風呂に入るのも、焦りは禁物。
焦らず、確実に治したいですね。
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