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冬の寝汗はなぜ起こる?原因と対策を知り睡眠の質を高めよう!

健康 この記事は約 4 分で読めます。

なのに朝起きた時にびっしょりと寝汗をかいていると、なんだか不安になりますよね。

夏も冬もそんなに生活に変化はないのに、夏よりも寝汗がひどいというケースだってあります。

今回は、冬に寝汗をかいてしまう人にはぜひ知ってほしい、原因と対策をまとめました。

ちょっとの工夫で睡眠の質を上げることができますので、自分でできることから始めてみてくださいね。

冬の寝汗の原因

人間は体温調節のため、寝ている間に寒さ・暑さに関係なくコップ一杯分の汗をかくと言われています。また、体温が下がると睡眠が深くなるという身体のメカニズムも証明されています。

気になるポイントを挙げていきますので、確認してみてください。

〇寝具の枚数は?

寒い時期になると寝具が増え、発汗が促され、更には増えた寝具のせいで発汗が放出されにくくなるため夏よりも冬の方が発汗が多いようです。

汗を吸収しやすい素材の寝具を毛布の下に1枚ひくことで発汗がおさえられます。

〇寝室の気温は適温か?

寝室は暖かく感じるより、少し気温が低いほうが眠りに入りやすいと言われていますので、気温の調節を心がけましょう。

〇お風呂あがりですぐに眠りについていないか?

お風呂あがりは身体がポカポカと温まり、心地よいですよね。

しかし、身体はある程度まで体温が上がると発汗して体温を下げようと体温調節を始めます。

温まりすぎた身体で布団に入るのは考えものです。

〇寝室環境を整えよう

案外、単純な理由から冬になると寝汗をかく方が多いのが現状です。

体の調子が悪いために出てしまう寝汗でなければ、そこまで神経質にならなくてもよいかもしれませんね。

でもこれから紹介する症状が出ていたら、体が発しているSOSサインの可能性があります。

冬の寝汗は身体からのSOSサイン?

寝汗は生理的なものというのが多いようですが、尋常じゃないほど汗をかく、べたべたとした汗をかく、上半身だけ、下半身だけ、首のまわりだけ汗をかく、などの場合は少し気にした方がいいです。

いつもと違う自分だけが気付く「あれ?」を感じることがありますよね。

それは身体が何らかのSOS信号を出しているサインの可能性がありますので、お近くの医療機関へ相談してみましょう。

〇寝汗と関係がある病気

・甲状腺疾患
・自立神経失調症
・ホジキン病
・肝炎
・結核
・更年期障害
・腎機能の低下

また、寝汗以外にも微熱、倦怠感、咳、体重減少、食欲不振などの自覚症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

寝汗の対策

病気でもないし、寝室環境を整えてもやっぱり寝汗が出るという方は、ストレスが原因ということも考えられます。

ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、ホルモンにも影響を及ぼしてしまうんですね。

ストレスが原因の場合は、なるべくストレスを減らし、自律神経のバランスを整えることが寝汗改善への近道となります。

〇睡眠の質を上げるための工夫

ストレスをなくすために、リラックスする方法を考えるのも効果的です。

・自分の好きな匂いのアロマを焚く

・自分の好きな音楽を少音で流す

・お風呂をぬるめにして時間をかけて浸かる

・ストレッチやマッサージで身体の筋肉をほぐす

など身体も心もリラックスすることで、普段よりも質の高い睡眠が得られます。

また、毎日同じ時間にバランス良い食事を摂る、毎日同じ時間に眠り、起きると言った生活リズムを整えることも大切なことです。

最後に寝汗をかくからと必要な水分を摂らないことは逆効果になりますので、適度な水分補給も忘れずに。

まとめ

寝汗は夏にかくイメージがありますが、冬の寝汗で悩んでいる人も意外と多いものです。

病気でないのであればひとまずは安心ですが、ちょっとしたことで睡眠の質を下げてしまうなんて、知らないと損ですよね。

爽やかに目覚めるためにも、まずは冬場向きの寝室環境を整えましょう。

そして、自分の生活リズムを見直し、知らず知らずのうちに蓄積したストレスを解消しながら、より質の高い睡眠を得ることを習慣づけたいものですね。

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