平日の寝起きで頭痛になると仕事にも行きたくないですし、休日だとせっかくのお休みが台無しです。
それでも予定がある時は、頭痛を抱えたまま動かないといけません。
そんな時、どうすれば頭痛をいち早く解消できるのでしょうか?
いざという時に役立つ、寝起き頭痛の治し方、そして、根本から頭痛を軽減させる習慣について紹介していきましょう。
[quads id=1]
タイプ別!寝起き頭痛の治し方
頭痛には大きく4つのタイプがあります。それぞれ痛み方に特徴があるため、自分がどのタイプかを確認して効果的な対策を取りましょう。
1)片頭痛(偏頭痛)
こめかみのあたりがガンガン・ズキズキと脈打つように痛むのが特徴です。
片頭痛は脳の血管拡張が原因とされています。そのため頭痛を治すには血管拡張を抑えることが効果的です。
対策
・コーヒーなどの血管を縮小させるカフェインを含む飲み物を飲む
・痛むところ(こめかみ)を冷やし、血管拡張による炎症を抑える
・部屋を突然明るくしないで徐々に光に慣らす(薄暗いなかでじっと休む)
2)緊張型頭痛
朝起きた時に後頭部が痛い、頭が重く締め付けられるように痛むのが特徴です。
この頭痛はコリが主な原因とされています。そのためコリを解消し血流を良くすることが効果的です。
対策
・首や肩をマッサージ、ストレッチをする
・入浴して体を温める(時間がなければ蒸しタオルで首筋を温める)
・寝具の見直し(主に枕の高さを見直す)
・普段から体の凝りを解消するよう姿勢の改善
3)群発頭痛
目の周りや目の奥が激しく痛むのが特徴です。痛みは脈打たないので片頭痛と区別してください。
原因がはっきりと解明されていないので効果的な解消法がありません。目の奥の痛みを感じた場合は医師に相談するのがいいでしょう。
対策
・姿勢を正しくし、肩こりなどを解消する
・飲酒喫煙を控える
・ストレスをなるべく溜めない
[quads id=2]
4)一時的原因の頭痛(二日酔い・生理痛・寝すぎ)
これらの頭痛は一時的に脳内血管が拡張している状態です。そのため片頭痛と同じ対策が効果的です。
痛みがズキズキと脈打っている場合は痛むところを冷やすのが効果的です。また血管を収縮させるカフェインを摂取することも効果的です。
二日酔いによる頭痛の対策
・100パーセント果汁ジュースやスポーツ飲料を飲みアルコール濃度を下げる
・アセトアルデヒトを分解する食べ物を食べる(代表例:しじみ)
生理痛による頭痛の対策
・痛みがひどいようなら、割り切って頭痛薬を服用する
毎月の生理痛がひどいようなら、ホルモンバランスを整えるため産婦人科を受診しましょう。
寝すぎによる頭痛の対策
・シャワーをあびる
寝起きの頭痛の多くは睡眠不足が原因
頭痛タイプの原因は様々ありますが、睡眠不足が共通する原因になることが多いです。
十分な睡眠をとることが大切なのですが、それには生活習慣を見直すことが必要です。
できるだけ早寝早起きを心がけたり、上手にストレスを発散する時間を作るようにしましょう。
そして、普段から姿勢を正しくすることも効果的です。肩こりなどの身体的ストレスを軽くすることで、質の高い睡眠をとることができます。
[quads id=3]
まとめ
寝起き頭痛を解消するには、原因を知って根本的な対策、つまり毎日の習慣を見直すことが一番の方法です。
日々の習慣は、毎日少しずつ心がけることで確実に改善することができます。
ただし、寝起き頭痛が長く続く場合や、痛みがひどい場合、そして吐き気を伴う場合は思わぬ病が隠れている可能性もあります。
その時は、迷わず近くの医療機関で受診するようにしましょうね。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] →寝起き頭痛の治し方は日々の習慣から!頭痛の種類と対策とは? […]
[…] →寝起き頭痛の治し方!頭痛の種類と対策を知っておこう! […]