二日酔いの頭痛って辛いですよね?とりあえず早く治したくて、頭痛薬を服用するという方が多いと思います。
2011年1月から市販されているロキソニンは、辛い頭痛症状をすっきりと治してくれる頭痛薬としてよく知られている薬です。
そのロキソニンを二日酔いの時にも飲みたくなりますが、実は、おすすめできない理由があります。
おすすめの治し方も症状別に5つ紹介していますので、自分自身のためにも旦那さんのためにも効果的な治し方を覚えておきましょう。
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二日酔い頭痛にはロキソニンはNG!?
ロキソニンのメリットは3つあります。
・胃や腎臓に負担をかけないこと
・眠くならないこと
しかし、そんなロキソニンが二日酔いの時にはおすすめできません。
頭痛薬の注意点とは?
そもそもロキソニンを含む内服薬は胃で溶けた後に腸で吸収されます。
そして、肝臓で分解された後の残りの成分が薬としての効果を発揮する性質を持ちます。
しかし、二日酔いの時は前日から肝臓がアルコールの分解でフル活動している状態ですよね。
そんな時にロキソニンを服用してしまうと、下記の可能性がぐんと高くなってしまうのです。
・いつも以上に薬が効いてしまう
・過剰に効いた薬が胃や肝臓を荒らしてしまう恐れがある
実は、ロキソニンの説明書にも「服用前後は飲酒しないでください」という注意書きで記されています。
(※これは他の頭痛薬にも同じような注意書きが記されています。)
二日酔いの時の頭痛の治し方としては、薬は適さないことをまず覚えておきましょう。
どうしても頭痛が辛いという方はお近くの医療機関に相談するのがよいです。
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二日酔いの頭痛はなぜ起こる?5つの原因と治し方
薬に頼らずに効果的に症状を和らげていく方法があるので、ご紹介しましょう。
二日酔いの頭痛には様々な原因がありますが、それに応じた治し方をすることで効果的に症状が緩和されますよ。
まずは、自分の頭痛がどの原因に当てはまるのかを知ることから始めましょう。
1)血管が拡張して起こる頭痛
そもそもアルコール自体にも血管を拡張させる作用があります。
しかし、アルコール以外にも二日酔いの時にズキズキとした頭痛を感じたら、それはアデノシンという特に日本酒に多く含まれる成分が原因と考えられます。
【おすすめの治し方】
血管を拡張させたことが原因の頭痛の治し方は、血管収縮作用のあるカフェインを含むコーヒーやセトロニンを含む牛乳を飲むことです。
2)脱水症状からくる頭痛
アルコールには血管を拡張させる作用の他に利尿作用もあります。
飲酒をした以上の水分が体内から排出してしまうため、頭痛と共にだるさや吐き気などの症状を伴うのが特徴です。
【おすすめの治し方】
脱水症状の時に起こる頭痛には、スムーズに水分と失われた栄養素(ナトリウムやカリウムなど)を体内に摂り込めるスポーツドリンクを飲むことです。
3)アセトアルデヒドが原因の頭痛
アルコールを分解しているのは肝臓です。
その肝臓でアルコールを分解している過程で発生するアセトアルデヒドが体内に多量に残ると頭痛やだるさ、吐き気などの症状が伴います。
日本人は世界的に見ても、このアセトアルデヒド脱水素酵素の活性や分泌が弱い体質が多いとされています。
【おすすめの治し方】
アセトアルデヒドの毒素を素早く解毒するために、おすすめなのはしじみ汁を飲むことです。
また、ひまわりの種や胡麻なども効果のある食べ物なので意識的に摂りたいですね。
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4)低血糖が原因の頭痛
アルコール分解で肝臓がフル活動しているため、糖分が不足して低血糖になり、頭痛やだるさ、そして筋肉痛の症状が伴います。
【おすすめの治し方】
低血糖に効果的なのは果糖です。果糖の中でもフレッシュジュースを飲むことがおすすめですよ。
また、その中でもオレンジジュースやグレープフルーツジュースが適しています。
また、食べ物が食べられる場合はコーンフレークなどが効果的です。
イギリスでは昔から目玉焼きにソーセージやベーコンなどがおすすめの食品として食べられています。
5)メタノールが原因の頭痛
メタノールはワインやブランデーに多く含まれます。そして、メタノールを分解するにはアルコールを分解するよりも長く時間がかかるため、体内に残りやすいことが分かっています。
また、メタノールは肝臓で分解されるときに有害物質(ホルムアルデヒドなど)が発生し、それらが頭痛やめまい、吐き気、腹痛などの症状を引き起こすのです。
【おすすめの治し方】
メタノールが原因で起こる頭痛の場合はミネラルウォーター、もしくはスポーツドリンクがおすすめです。
メタノールが微量に含まれている果実を使ったフレッシュジュースは避けておきましょう。
その場しのぎの対策は今すぐ見直して下さい
いくつか対策を紹介しましたが、そもそも二日酔いで苦しい思いをして、その場しのぎをしていることが根本的な問題であることを忘れてはいけません。
肝臓のトラブルは30代を過ぎると急激に増えていきます。
- 断れない飲み会が多い
- 肝臓の数値が気になる
- 油ものがもたれるようになってきた
そんな方は肝臓の健康に気をつけましょう。
実際のところ、日本人の脂肪肝はここ10年で急増しており、特に30代~40代の男性に増えています。
まだ子供が小さく家族を養わないといけない時期に、体調を崩して働けなくなったりしたら大変です。
その場しのぎの対策ではなく、本来の肝臓の健康を取り戻すことが最も大事なことです。
- 断れない飲み会が多い
- 肝臓の数値が気になる
- 油ものがもたれるようになってきた
のどれかが当てはまってしまう方は、今すぐココをクリックして、確認して下さい。
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まとめ
いつもの頭痛にはさっと服用できる頭痛薬の代表ロキソニンです。しかし、ロキソニンを含む頭痛薬も二日酔いとなると話は別になります。
なぜロキソニンは二日酔いに適さないのか、しっかりと理解しておきましょうね。
そして、二日酔いの頭痛には5つの原因があることが分かっていますので、それぞれに合った治し方を覚えておきましょう。
楽しいお酒はつい飲み過ぎてしまいますが、愛する家族のためにもほどほどにしておきましょうね^^
コンビニで買える飲み物も知っておこう!
手軽に必要な飲み物が手に入るコンビニも、いざという時にとても役に立ちますので、参考にしてくださいね。
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